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カテゴリ:テレワーク&スタディ貝塚
今日の読売朝刊に「カーシェアリングの5人に2人が移動以外に使いたい」というアンケートがあり、「利用した人の中で仮眠が最も多かった」という記事にピンと来ました。
車を運転せずに昼寝とは・・・正に驚きです。 供給側と需要側に若干の「ズレ」があるのに驚きました。 その「ズレ」が想定外の「仮眠」とは・・・(笑)。 そして以前に、弊社「レンタル自習室0724」のお客さんから、「勉強に疲れたら、ちょうど仮眠するのにイイのです・・・図書館ではナカナカ寝れませんから・・・」という話を思い出したのです・・・ 確かに、他人の目が気になる図書館や民間自習室で昼寝をするのは難しそうです・・・ 特に女性は、イビキを他人に聞かれたり、うつ伏せですとメイクが崩れて恥ずかしいというのがありますねェ・・・ そういう女性心理を考えると、弊社の「完全個室制」自習室が一目置かれるのでしょうか・・・ 「完全個室制」だと、他人の目を気にすることなく熟睡できます・・・(笑)。 それに静かです・・・静かすぎるほどシーンとしています。 以前知り合いに自習室を始めた事を告げると、「日頃のストレスから逃れるのに、ちょうどイイやん・・・」と絶賛されました・・・(笑)。 その知り合いは子沢山の主婦で、日頃から子供の事やらご主人の事やら同居する義父母の事やらで毎日が超多忙で相当ストレスが溜まっていたようで、例え1時間でも何もかも忘れて家から離れた所で熟睡したいと言ってました・・・(笑)。 そうなんです。 主婦に限らず、多忙な現代人にはストレスがつきものです。 そして、もう1つ思い出しました。 20年くらい前の織物時代の大阪本町の繊維ビジネス街に営業に行ったときの事でした。 真夏の暑い時期で昼ご飯を食べてから、涼を求めてカフェでアイスコーヒーと辺りをうろついていると、大きなお寺にどんどんサラリーマンが吸い寄せられて行くではありませんか・・・(驚)。 どういうこと? と思い、ついて行くと、そこはお寺の広くて大きい薄暗い本堂で、BGMにはクラシックが流れ沢山のサラリーマンのみなさんがイスに座って仮眠を取っているではありませんか・・・(驚)。 正に、都会の中のオアシスです。 忙しそうにお坊さんが飲み物を運んでいましたが、代金はお布施という形で特に値段はありませんでした。 仕事に疲れてもサラリーマンは会社内で昼寝は出来ませんし、カフェでは煩すぎて寝れません。 そういった需要を上手に取り込み、昼間ヒマで遊んでいる本堂というスペースを有効に利用してレンタルしていたのです。 決まった値段がなく、お布施というのがニクイですねェ・・・(笑)。 ビジネスのアイデアに業界特有のシガラミや年齢性別や国籍といった障壁や垣根はありません。 ビジネスの仕組みは単純です。 潜在需要を予測して、それにあった新しいモノやサービスの販売や供給を誰よりも先に考えて、それを実行した者が勝ちです。 今どうなっているか知りませんが、この寺の住職は賢かったのです。 今東京23区や大阪市内といった都会には「昼寝サロン」「仮眠スペース」といった専業の名称でソコソコ普及しているようですが、似た業態のネットカフェ(漫画喫茶)やカプセルホテルとの競争もありそれ程大きなマーケットにはなっていないようです。 「昼寝サロン」も「仮眠スペース」も地価の高い都会のビジネス街しかありませんので、そういった専業店は単に寝るスペースを提供するだけでなくマッサージとかシャワー室設置とかの付加価値を付けて高級路線に走るところもあるようです。 トランクルームや音楽スタジオと同じように基本的に人の集まる(多い)都会でのビジネスですので、地価が高いので付加価値を付けて客単価を高くしないと経営が成り立ちません。 賃料(家賃)の掛からない自社物件で業者に任せず自社運営管理しないと、値段で勝負できないのです。 この辺がネックになって、どの店舗も似たような値段とサービスになってしまい、競合他社とあまり「差別化」出来ないのです。 振り返って、地方都市の泉州エリアにある弊社「レンタル自習室0724」も、仮眠マーケットを取り込めるか・・・? 今のところ、泉州エリアでの専業の昼寝サロンや仮眠スペースの競合他社は「レンタル自習室」と同じくゼロで、似た業態のネットカフェ(漫画喫茶)が何店かありますが、昼寝や仮眠といった潜在需要をどう掘り起こすかが今後の課題でしょうねェ・・・ しかし結論を言うと、やはり元々の夜間人口が少ないですし、堺市や大阪市内への仕事に出かける人が多いので昼間人口も少ないので、大手が参入したいと思えるほど大きく魅力的なマーケットにはならないと思います。 そのようなニッチマーケットだからこそ、弊社のような中小零細企業が「参入」する価値があると思うのです。 参入すると言っても、今のところ従来のレンタル自習室を従来の利用規約のまま貸すだけです。 ソファやベッドの用意は敢えてしません。 仮眠と言っても、机にうつ伏せになって寝てもらうだけです。 弊社はただ、「レンタル自習室でも昼寝に利用できますよ」と提案するだけです。 おそらく、新規のお客さんとして「外回りの営業マン」「家事に疲れた主婦層」あたりでしょうか・・・ 営業に疲れてちょっと昼寝をして、電話や事務処理を自習室でして、また営業に出かける・・・主婦なら昼寝をして疲れが取れたら、自習室で好きな音楽を聴いてリラックスし家計簿をつける・・・なんて。 「6時間500円」という料金設定は相当魅力的だと思います。 私も毎日昼食後に20分だけ昼寝をしています。 睡眠時間は6時間ですが、この仮眠によって頭がスッキリし午後からの仕事がはかどります。 仮眠(昼寝)の効用は絶大というのは誰もが周知の事実ですが、これまでそういう場所が無かったので弊社「レンタル自習室0724でも出来る」と口コミで広がれば・・・と願います。 今後のマーケット動向次第では、本格的にマットやベッドを揃えて「本格参入」するかも知れません。 その辺は、まだまだ妄想に止めておきます・・・(笑)。 という事で、長年織物工場だった2棟の建物が「トランクルーム貝塚」に変身し、その中の事務所で不動産仲介業を始め、今度は2棟併せて171室あるトランクルームの部屋の中で15畳という大きな部屋を2つ合わせて30畳にしてリハーサル音楽スタジオ「スタジオ0724」を作りました。 またトランクルームの11畳の部屋3つに卓球台を置き「貝塚卓球センター」にし、そして2.2畳の部屋に机とイスと照明を置いて「レンタル自習室0724」にしました。 今回はその2.2畳の部屋の自習室で「仮眠(昼寝)」も自由にやって下さいという新しい切り口の提案だったのです・・・ 自習室は勉強するだけでなく仮眠もできます・・・要は「モノは考えよう」という事で、普通の自習室なら大きな顔をして仮眠するのは難しいですが、弊社の「完全個室制」だからこそ用途(可能性)が広がったのだろうと思います。 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.06.23 09:23:33
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