|
カテゴリ:トランクルーム貝塚
泉州エリアのトランクルームの90%は、地主直営ではなく中に業者が入って運営管理している無人管理(管理人が誰も駐在していない)の「屋外型」コンテナで、みなさん判で押したように「365日24時間出し入れ自由」と謳っています。
しかし、弊社トランクルーム貝塚はその真逆で、地主直営の有人管理(管理人が居る)の泉州では数少ない「屋内型(ビルトイン)」トランクルームで、「時間差をつけた予約制」です。 弊社の織物時代(エアージェット織機)の織機メーカーと全く一緒で、当時泉州エリアのシェア90%が津田駒工業でしたが、弊社はシェア10%のマイナーな豊田自動織機(トヨタ)でした。 いつの時代もどんな業種でも、シェアが大きいのがイイとは限りません。 これまでの人生で、他社(他人)の逆を敢えて行くという「逆張り」発想が吉と出たケースが多かったように思います。 そのお陰で、世間の風潮やみんなが同じ方向を向いているときは「チョット待てよ・・・」と考えたくなるのです・・・(笑)。 まあしかし、確かに「365日24時間出し入れ自由」というのは、いつでも好きな時間に利用できるのは便利だと思います。 しかし、ここには1つの盲点があります。 誰でもいつでも利用できるというのは、「お客さん同士が被る」可能性があるという事を指します。 同じ時間帯に、客同士がぶつかるのです。 見知らぬ者(客)同士が、同じ時間に同じ場所にやって来るというのは、あまり気持ちのイイものではないという顧客心理ですし、それがお客さんのストレスになります まだ道路沿いの屋外型のコンテナだと車や単車や歩行者の目がありますので、「二人っきり」というシチュエーションではありませんが、「屋内型の無人」のトランクルームだとマスターキーで一旦トランクルーム館内に入れば契約者以外誰も入って来れません。 しかし「365日24時間出し入れ自由」なので、他の部屋の借主が同じ時間帯に入ってくる可能性があります。 夜に女性客が一人で利用しているところに男性客が館内に入ってきて2人だけになったら、確かに気持ち悪いでしょうし、ストレスもピークに達します。 それを嫌がって、管理人が居て時間差で管理(予約制)の弊社トランクルーム貝塚に借り換えする女性客が結構おられます。 女性客だけでなく、最近は若い男性でも見知らぬ人と接するのを嫌がる傾向にあります。 弊社ではお客さん同士が同じ時間帯に被る事はありません。 何故なら、事前に予約を受け付けて「時間差」をつけているからです。 例えば「明日の10時」という予約が入れば、次のお客さんの予約希望が同じ明日の10時ならば、「すみません、9時か11時にしてもらえませんか?」という具合に、こちらで予約をコントロールしています。 弊社ではこんな邪魔くさい事をしているのです・・・(笑)。 何のことはない、私が5つの仕事の合間にLINEで直接お客さんとやり取りをしているだけの事です。 時間の空いた(スキマ時間)片手間なので、何の負担もありません。 これは音楽スタジオのブッキングでも同じです。 というか、最初に音楽スタジオでLINE予約していたのを、「これはイイ!」とトランクルームにも応用したのです。 今ではシニア客中心の不動産客以外は、だいたいLINE予約です。 幸いスマホが爆発的に普及したのと同時にLINEも今や常識というIT進化の恩恵を享受しているのです・・・(涙)。 スマホのLINEで予約というのも、他社にしたら人件費が掛かりすぎて出来るはずもありません。 お陰で私のスマホのLINEの友だち登録者数も、5つの仕事とプライベートを含めると1300人近くなりました・・・(笑)。 一番多い名字の田中さんだけで、40人も登録されています・・・(笑)。 もちろん分類する為に、名字の後ろにカテゴリーのアルファベットや略字と数字と担当楽器の3つの属性をつけてますが。 LINEやメールといった非同時性コミュニケーションの利点は、従来の同時性コミュニケーションの電話と比べて大幅な時間の節約と証拠が残ることです。 固定電話に転送機能をつければ電話番なんていう仕事がなくなりますし、海外旅行先でもモバイルWiFiを持参すれば電話やLINEやメールで仕事ができる素晴らしい時代になったのです・・・(涙)。 サラリーマンと違って「24時間仕事がしたい」オーナー経営者にとって、正に追い風だったのです。 という事で、13年間トランクルーム経営をやってきて1番思う事は、お客さんの立場に立てば「他人に何を出し入れしているかを見られたくない」という顧客心理を如何に大事にするかです。 この繊細でシビアな問題を考慮していかなければ、トランクルーム経営は成り立ちません。 それを更地にポンと置いたり、古いビルのワンフロアをただ区切っただけで、「24時間いつでもどうぞ・・・」と言うだけでは、これから始まる本格的なトランクルーム競争時代に勝ち残れないでしょう。 ここ10年、離婚や別居関連の家財道具の保管が多いです。 殆ど100%妻側の荷物保管ですが、実家に持って帰るのは絶対NGで、荷物はトランクルームに直行、自分と子供は夜にひっそり実家に戻るという行動パターンがそれを物語っています。 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.08.01 08:49:53
コメント(0) | コメントを書く
[トランクルーム貝塚] カテゴリの最新記事
|