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カテゴリ:日々の日常生活
お盆には娘ファミリーなど親戚がうちに集まり、賑やかに過ごしました。
さぞ、ご先祖様も喜んでいたでしょう・・・ まだ赤ちゃんや幼児の孫も増え、いまだ健在の名越の盆踊りも見に行き、いつものように育成会主催の夜店が楽しみでした。 名越伝統の「横山くどき(音頭)」を聴くと、何故かホッとします・・・ そんな中家の仏壇を整理していると、昭和19年9月の太平洋戦争末期に伯父が陸軍少年飛行兵を志願して出兵時の「お餞別」帳が出てきました。 この時伯父は17歳。 今で言うと高校2年生です。 高校2年生の子供が国のために戦うと(死ぬ覚悟で)、軍隊に志願したのです・・・(驚)。 村や親戚からいくら餞別としてお金をもらっても、死んだら使い道はないのに・・・ 伯父はどんな気持ちで餞別を受け取ったのでしょうか・・・ 私の父は9人兄弟姉妹の上から2番目で、この時はまだ7人で、自分の兄貴が出兵したときに未だ14歳だった私の父に「あとは頼むぞ(残った祖母と父母と5人の弟妹を)・・・」といった言葉を交わしたのでしょう・・・ 想像を絶する悲壮なシチュエーションに言葉が出ません。 どれほどのプレッシャーが、当時14歳だった父に掛かったのでしょうか・・・(涙)。 ましてや子供の頃から心臓病を患っていた父にとって、どれほど自分の運命を恨んだことでしょうか・・・ しかし、これがうちだけでなく日本全体の問題で、戦局が劣勢に立たされていた日本の現実の姿を端的に現わされています。 という事で、この時期は「お盆」「終戦」と、日本人としてアイデンティティーを回顧させられるいい機会です。 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.08.18 11:18:08
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