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カテゴリ:音楽スタジオ(スタジオ0724)
10月から大阪のリハーサル音楽スタジオ(バンドスタジオ)業界初となる「サブスクリプション(定額制/定額課金)」をスタートさせましたが、その主旨は夕方から夜にかけて集中するお客さんを6:00~15:00の割とスタジオが空いている時間帯を月額5000円(税込み)という安い料金設定で「音楽を日常的に楽しんで欲しい」という事に尽きます。
平たく言えば「泉州にバンド(軽音楽)文化を根付かせたい・・・」という一言に尽きます。 一般的にバンドと言えば1バンド3~6人くらいの少人数編成で、私が高校時代所属していた50人くらいの大人数編成のクラシック音楽のオーケストラ部とは真逆ですが・・・(笑)。 少人数だからこそメンバー同士の意思疎通も十分にでき、1曲仕上げるのに短期間で済みます。 オーケストラだと1曲仕上げるのに、月~土まで毎日2,3時間練習して最低3か月も掛かりました・・・ そりゃ、50人の呼吸を合わせるだけでも大変でした。 少人数バンドのメリットは、1つのバンドだけでなく他バンドとの「掛け持ち」が出来る事で、その「交流」が刺激に繋がり、自分の音楽性が広げられる事ではないでしょうか。 特に、同年代とは違った音楽経歴を持つ年上や年下のミュージシャンとの付き合いが、自分の音楽心を突き動かすのではないでしょうか。 という事で、リハーサル音楽スタジオという全く未知のビジネスを3年半前から始めて会員数が1300人を超えた事によって、「音楽の無限の可能性」を感じています・・・(涙)。 無限というのは少々大袈裟ですが、私の他の4つのビジネスへのシナジー効果が期待できるという意味での「ビジネスライフ」としての横への広がりや、またバンドメンバーのマッチングやライブハウスへのイベント企画「音楽プロデューサー」としての縦への広がりが期待できそうです。 何より本当に今1番ヤリたいのは、スタジオ経営もやっと落ち着いたので、来年こそは40数年ぶりにロックバンドへのドラマーとしての参加ですが・・・(笑)。 ソッチの方が可能性が高いし、オモロイやろなァ・・・(笑)。 まァ、リハスタ経営者として内側から音楽業界を見て、バンドの1ドラマーとしての外側から音楽業界を見る・・・ 評論家ではなく、スタジオ経営とドラマー(ミュージシャン)の「2面を持った実践者」という強い立場が、今後のリハスタ経営を強固なものにする事でしょう。 人間年を取ると、どうしても偏った考え方になります。 頑固になるのは仕方がないことですが、現役でビジネスをヤッテいくには大きなマイナスです。 それを意識して、バランスをとっていくのがキーポイントかと。 スタジオ客のメインが高校生なので気持ち悪がられようがツイッターもしなければなりませんし、エンドユーザーとのコミュ力を高めるために積極的に国内外で老若男女との会話(大阪弁&英語)を通じて「間合い」を楽しむ・・・ 物事を内と外の両方から見る事・・・すなわち客観的かつ主観的の両面という多面的思考で「モノゴト」を見るメリットが、私は今後のスタジオ経営に大きなプラスになると考えます。 織物時代に川上(紡績・糸)~川下(染色加工・縫製・アパレル・小売り)という繊維業界の長い流通の中で、織布業という流通の真ん中の「川中」ポジションでしかモノゴトを見ていなかった事が失敗(廃業→転業)に繋がった・・・という大きな代償を支払った事が教訓となったからです。 普通に考えれば、糸を織物にするという加工製造業(織布)という仕事は、繊維業界でありながらファッション業界の生地というパーツを供給するポジションなのに、代々家業という環境に甘え業界の変化やグローバル化を怠惰にかまけて受け入れず、自ら何も発信もせずに昔ながらの大手総合商社の100%賃織り(委託生産)という楽なビジネスを長年続けてきたツケが回ってきたのです。 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.02.18 16:56:45
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