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カテゴリ:音楽スタジオ(スタジオ0724)
音楽スタジオを起業して、かれこれ3年9か月が経ちました。
振り返って見れば、何でも早いモノです。 準備に相当時間も掛りましたが、設備資金も予想以上にかかりました。 新しいビジネスなのでリスクがつきものですが、「無借金で行こう!」というポリシーの元、何年も不動産仲介業に励んだ結果、スタジオ資金を集められたのです。 この辺がトランクルーム1本だけなら、音楽スタジオへの展開も無かっただろうと思います。 ある意味、不動産屋という副業があったからこそ、「NEXT」があったのです。 一般サラリーマンも会社に100%依存していたらリストラや左遷で人生が狂いますが、仕事をしながら副業や転職準備をしている人の方が何倍もストレス耐性が強いと思います。 サラリーマンに限らず、我々一般社会人が普段生活する上で一番大事なのは「ストレスがあるか(多いか)、無いか(少ないか)?」ですから。 昨今は企業のグローバル化でM&Aが盛んになり、いくら会社の業績や自分の営業成績が良くても、自分のあずかり知らぬところで会社が売却されてしまったという不幸が突然舞い降りたという話を、これまで私の周りでもよく聞きました。。 今年2月に増設した第2スタジオである「Bスタジオ(8畳)」効果で、会員数が1350人を超えました。 しかし、Bスタジオの件で最後の最後までプラン訂正でスッタモンダありました。 自分では「これで行こう!」と最終的に決定していたんですが、オープン前日に音楽専門学校で長年働いている鳳オケ部の同級生がわざわざ大阪市内から駆けつけてくれ、彼の貴重なアドバイスでだいぶ助かりました。 やはり、専門家の意見は尊重しなければ・・・と。 持つべきものは友ですねェ・・・ 彼にはオープン当初から何かと相談して力になって頂きました・・・(涙)。 彼とは30年前のオケ部同級生の葬式以来で、長年連絡を取っていませんでしたが、3年前にひょんな事からフェイスブックで繋がっていたのです。 30年ぶりに会っても、1週間前に会ったみたいに「おー!久しぶりやな・・・」と50年前の当時の高校生に戻った感じです・・・(笑)。 彼が来てくれた数日前に、実はオケ部の1つ先輩から40年ぶりに電話がありました。 PA(音響機材の操作)の仕事をされているようで、今度コンサートがあるので宣伝をして欲しいという依頼でした。 もちろん二つ返事でお受けし、スタジオの掲示板に貼ったりスタジオのSNS(フェイスブック、ツイッター、インスタグラム、ライン)で発信しました。 昔世話になった先輩の為なら、コストが掛らない協力なら何でもします。 またオケ部の1つ後輩のM君が、母校の鳳高校の教員をしながらオーケストラ部の顧問をしているのも心強いです。 しかし、リハスタ経営を3年9か月やってきて、「音楽に無限の可能性を感じる・・・」というのをシミジミ感じますねェ・・・ ・ライブ本番に向けてのリハーサル(Aスタジオ) ・自主レコーディング ・ダンス(22畳のAスタジオで) ・ミニライブ(Aスタジオ) ・各種レッスン(現在ドラム、ギターを実施し、ボーカルとダンス講師を募集中) 以上5つの事項で、まだまだ伸ばせる可能性を感じるのです。 既にプロドラマーや、弊社常連バンドさんの中にメジャーデビューを目指す高校生や20代前半の優れたバンドもいくつか出てきています。 もちろんアマチュアが殆どですが、弊社スタジオをキッカケにバンド活動再開という嬉しいニュースも沢山お聞きします・・・(涙)。 また、弊社スタジオの約50%が高校軽音部の生徒さんですが、彼らの練習後の笑顔がスタジオ経営のヤル気を更に後押ししてくれます。 そういうのを見たり聞いたりすると、お金では決して代えられないスタジオ経営の「素晴らしい価値」を感じますねェ・・・ 大げさに言うと、生きていてヨカッタ・・・ぐらいに(涙)。 織物時代は月産20万mも生産し、単に「1m織ってナンボ?」という血も涙もない数字の世界でしたので、利益以外の「+アルファ」なんて想像できませんでした。 ファッション素材(布)を織りながら、繊維の長い流通段階の「川中」なんて、エンドユーザーから遠くかけ離れた異業種のようなモノでした。 それに比べれば、中間業者を排除して「エンドユーザー直」の自社不動産を活用したトランクルームや音楽スタジオや卓球場や自習室の経営というのは、ムチャクチャ「ヤリガイ」を感じますねェ・・・ そんな事が出来たのも、他人の不動産を扱う不動産仲介業という仕事がバックにあったからこそで、何でもかんでも「正面突破」だけでは失敗の可能性が高く、モノゴトをもっと多面的に捉える事の重要性を感じます。 その為に評論家ではなく、実際に異業種の経験を積んでおくのがイイのです。 という事で、トランクルームから全く方向性の違う音楽業界にも1歩足を踏み入れましたが、ハイティーン時代のコネクションが「蘇る」とは、人生とは実に不思議なものです。 人生後半戦の60オーバーのオッサンが人生を振り返り人生をトータルで考えると、勉強だけでなく部活や恋愛や遊びを「どれだけ楽しんだか?」、失敗や挫折で「どれだけ苦しんだか?」が幸福のバロメーターになっているような気がします・・・ にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.12.10 10:28:29
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