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カテゴリ:海外旅行
Uber(ウーバー)とは、アメリカ合衆国の企業であるウーバー・テクノロジーズが運営する、 自動車配車ウェブサイトおよび配車アプリで、現在は世界70カ国・地域の450都市以上で展開しているようです。
通常タクシーに乗るときは手を上げなければいけないですが、Uberのアプリを使えば、自分の場所にドライバーが迎えに来てくれて自分の目的地まで連れて行ってくれますし、Uberの値段はタクシーより安いため、アメリカや他の国ではかなり流行っています。 しかし日本では東京のごく一地域だけにあるようで、実質的には違法のようです。 Uberは日本で言う所謂「白タク」なので、現行の日本の法律では違法です。 そこにはタクシー業界の猛反対があるようで、日本でのUberの普及にはまだかなりの時間と壁があるように思います。 そりゃ、タクシー業界がひっくり返るような衝撃ですから無理もないでしょう。 しかしユーザー目線で言うと、これほど便利な移動手段は無いように思います。 織物業界も1970年代にアメリカから日米繊維交渉でアメリカへの輸出の自主規制を求められ(その見返りとして沖縄返還された)、2000年代に入ってから中国からの洪水的な日本への輸入に対し、日本の織物業界は政府に対しセーフガード発動を国会議事堂前でデモをして要請しましたが(私も参加しました)、国は何も動いてくれませんでした。 どんな業界でもイノベーションが起これば、既存のシステムが否定され時には破壊されることは歴史が証明しています。 日本の繊維業界もユニクロに代表されるSPA(製造小売り)の出現で、特にカジュアル衣料分野の既存業者が相当淘汰され、弊社もその影響を受け廃業の1つのキッカケになりました。 日本の織物業界もそういった国内のイノベーションや、世界情勢のグローバル化に翻弄されました。 弊社もその大きな渦に巻き込まれ、消滅(廃業)してしまったのです・・・(涙)。 時の流れは残酷です。 それと同じように、日本のタクシー業界もこれだけ世界で急速に普及しているUberの攻勢に負けるかも知れません。 個人的には、こんな便利なモノが日本で普及しないのはオカシナことだと思います。 今地元関空で観光客相手の白タクが問題になっていますが、世界中でUberが普及している中、何で日本で利用できないかのかという観光客からの一種のブーイングだと思います。 Uberと日本のタクシー業界で調整して何とか「妥協点」を見出し、インバウンド需要を更に増やし観光立国への確固たる地位を築く・・・という事が、日本全体にとって大きな国益に繋がると思うのですが。 逆に言えば、Uberが大きなチャンスかと思うのです。 例えば、地元で自営業をしながら仕事の合間にUberの副業をすれば収入アップに繋がりますので、地元に新たな雇用が生まれ経済効果も上がります。 日本以外の世界では、Uberがスキマ時間に仕事をするギグワークをメジャーにしたのです。 別に中国語や英語を喋れなくても、運転技術さえ良ければ誰でも出来る所がUberの大きな利点です。 Uberが一般的になれば、高齢者タクシーや介護タクシーや代行運転、タクシーのない人口の少ない山間部もそれにとって替わられ非常に便利な世の中になるでしょう・・・ 今回のハワイ滞在中もよく利用しました。 昨年からハワイでのUberの存在を知っていましたが、まだそれほど普及していなかったようですが、今年は爆発的に普及しているという感じでした。 日本でUberの配車アプリをスマホにダウンロードし、PayPal(アメリカの決済サービス)を利用しクレジットカードを登録すれば使えます。 昨年までのハワイでは空港とコンドミニアム間だけのタクシー利用でしたが、今回は空港~クルーズ発着場~コンドミニアムに加え、コンドミニアム~郊外のレストランとか結構Uberを利用しました。 スマホで予約し(何台か料金プランがあり選ぶだけ)、大体5分以内に到着し、何よりチップが要りませんし、着いたら降りるだけ(自動決済)・・・という超便利さです。 極端な話、運転手さんとのやり取りは不要で、事実英語が全く喋れない中国人のUber運転手がいたのに驚きました。 また本業の合間に副業やバイトとしてUber運転手をやっている場合も多いようです。 そしてタクシーより感覚的に30~40%くらい安いでしょうか? こりゃ、使わなソン(損)ソン(損)という感じです・・・(笑)。 という事で、海外旅行に行く一つの楽しみとして日本と違ったカルチャーショックを感じに行くというのがあります。 平たく言えば「ショックを貰いに行く・・・」というM経験です・・・(笑)。 日本にいると絶対不可能な経験です。 それを身をもって経験することによって(刺激を受ける)、何らかの「化学反応」が自分の体内に起こることを期待するのです・・・(笑)。 それが今回のUberだったのです。 何か日本のタクシー業界(移動シーン)だけでなく、日本人のワーキングスタイルに大きな変革をもたらすような「大きなうねり」を感じるのは私だけでしょうか・・・ そしてUberのドライバーとユーザーを結びつけるという「マッチング発想」の発展形として、前々からイロイロと試行錯誤しているミュージシャンとミュージシャンを結びつけるUber版「バンド・マッチングサイト」のヒントがココにあるような妄想が広がります・・・(笑)。 【オススメの関連記事】これがハワイ・ロングステイ(1カ月)の楽しみ方と節約術・・・ 【オススメの関連記事】ハワイのトロリーバス(lealea&ピンク)が無料になる裏ワザ にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.12.15 08:30:16
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