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カテゴリ:音楽スタジオ(スタジオ0724)
弊社リハーサル音楽スタジオ「スタジオ0724」はトランクルーム貝塚の「別館」1階にあります。
ミーティングルームも兼ねた1階の巾2mの通路の高さは3.4mもあります。 以前から「この大空間は勿体ないなぁ・・・」と常々思っていて、有効利用プランを2,3考えていました。 不動産業界用語に「空中権」というのがありますが、土地の上空の空間を使用する権利または未利用容積率を移転する権利のことを言い、正に通路の空中権を行使しないと勿体ないという発想です。 そして、今回他の諸々の改造工事のついでに幼馴染の大工さんに、楽器機材を収納するロフトを別館1階の天井から吊るす形で作ってもらいました。 所謂、空間利用です。 使った材木やコンパネは全て弊社在庫からで、一切新たに購入していないので材料費ゼロです。 収納ロフトのベースの材木を横に打ち付ける事によって、木造建築である別館の耐震強度が高まったのも大きなメリットです。 2年前にも階段下に収納スペースを作ってもらったのですが、予備の楽器や機材(ギターアンプ、ベースアンプ、PAスピーカー、ミキサー、ドラムヘッド、シンバル、シンバルスタンド、スネアドラム・・・)がいつの間にか溢れてしまい困っていたのです。 やはりどこに何があるかを一目瞭然に「整理整頓」しとかないと、頭の中がグチャグチャになってしまいクリエイティブな発想も何も浮かびません。 大企業に比べて資金力に劣る中小零細企業経営者にとって、金を掛けずに他社(他人)が考えないようなアイデアや発想を生み出す事が「肝」です。 なので、何も利用されていない天井の上の空間にロフトを作って、モノをキチンと置いて頭の中をクリアにしたいと思ったのです。 40年前のサラリーマン時代からビジネスもプライベートも大きなことも小さなことも関係なく毎日大体1つ新しいアイデアを考えるようにして、それを取捨選択して厳選したのだけを別の手帳に書き写して定期的に見直し、イザ「実行」のタイミングを見計らって粛々と行動に移しているだけで、何ら奇をてらう事もありません。 ただこういった溜まった「行動に移していない(実践していない)アイデア」が、もう何百も溜まっていますので、それがストレスと言えばストレスかも知れません・・・(笑)。 しかしこういった今回の空間利用というアイデアの最初は、14年前のトランクルーム開業当初でした。 「本館」1階は3.5mの天井高がありますので、当初トランクルームのお客さんは高さ2メートルくらいまでしか利用されていない実態を見てピンと閃きました。 高さ2.1mのところにロフトを作れば、まだ1.4mも有効利用できる・・・と。 何故2.1mかと言うと、大型タンスやベッドのマットの高さ(長さ)が1.95m~1.98mというのが多く、ロフト高が2mだとギリギリなので10㎝余裕を持たせたのです。 圧迫感がない程度にロフトを作るのがどれ程有効かというのをトランクルームで実験済みだったのです。 本日読売朝刊に、軍事利用のAI搭載ドローンの記事が載っていました。 今回のロフト製作は空間利用ですが、近い将来セルフストレージ(トランクルーム)というローテクビジネスの警備と管理にAI搭載ドローンが活躍する日が来ると思いますが、これもある意味空間(空中)利用です。 5年後には、24時間勤務のAI搭載ドローンがトランクルーム貝塚の管理人となり各フロアに配置した自動掃除ロボットを指揮管理して、ハワイのビーチでワーケーションしている私と「状況はどうや?」とドローンさんと喋っているでしょう・・・(笑)。 まぁしかし、今回の楽器機材の収納ロフトを自由に作れたのも、トランクルームという大空間を持った建物があったからです。 小売り業界には平面だけを意識した「坪単価」という概念がありますが、それに不動産業界の「空中権」という概念もプラスし、これからは古くて新しい3D的でVR的なビジネスを組み立てる感性が必要かと思います。 という事で、来年9月に増設予定の第3スタジオである「Cスタジオ」を睨んで、予備の楽器機材が増えるだろうという予想からも、今回のロフトは必要不可欠だったのです。 経営者は今日と1年後というミクロとマクロの両方を頭の中に入れて、今の第一歩を考えているものだと思います。 「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 「 貝塚不動産.com」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.com にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.08.27 08:25:59
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