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カテゴリ:音楽スタジオ(スタジオ0724)
4年前のスタジオ起業から現在に至るまで、何もスタッフを募集していないにもかかわらず「スタッフの募集してませんか?」とか「スタッフとして雇ってください」という電話が沢山掛かってきました。
一体どういう事なんだろう・・・? 弊社スタジオには専属スタッフはいなくても、私が事務所に滞在して8台のインターネット防犯カメラと2台のインターネットドアホンで全体(トランクルーム、スタジオ、卓球場、テレワーク&自習室)を管理して上手く仕事を回しています。 少なくとも大阪にはないセルフサービス方式の音楽スタジオで、「非接触&非対面」だったのです。 リハスタ業界的には、こういった弊社の経営スタイルは常識破りと言えるかも知れません。 挨拶に関しても、ライブハウスやリハスタ業界では何時会っても芸能界にように「おはよございます」ですが、私はお客さんに対し昼会えばコンニチワ、夜会えばコンバンワと敢えて普通に接しています。 夜に来るお客さんが「おはようございます」と挨拶したら「コンバンワ」と挨拶を返し、ケースバイケースで織物時代に普通に使っていて大阪の商売人がよく使う「マイドォ」も言いますねェ・・・(笑)。 私は芸能人でもプロミュージシャンでもないのでそんな業界に染まるのがイヤですし、主要顧客の高校生や大学生にそんな因習を強要するのもオカシナ話ですから。 あくまでも弊社は「バンド練習場」というスタンスで、それ以上でも以下でもありません。 リハスタのイメージは、楽器に精通しているバンドマンのスタッフがカウンターに常駐という感じですが、弊社スタジオの場合はスタジオにスタッフカウンターはありませんが、何かあれば私が事務所に居れば直ぐに駆けつけられます。 しかも若者ではなく、不動産オーナー兼経営者のジイサンの私が駆けつけるというギャップが自虐ネタにもなり、これってリハスタのイメージとは程遠いです・・・(笑)。 お客さんの約70%が10代と20代の若者ですから・・・ と言うか、起業当初からリハスタのイメージなんてありませんでした。 先入観なしでリハスタを始めた訳ですから。 だから、「非接触&非対面」スタイルのスタジオと言っても、私にすれば別に普通だったのです。 弊社スタジオの起業前の試算では、平均的な都会のスタジオのように専属スタッフを雇い「接触&対面」の経営スタイルにすれば大赤字になると計算し、私が本業の片手間にやることによって何とか採算に乗せられるかも知れないと思いましたが、正にその通りになりました。 儲けるなんて全く考えず、趣味(遊び)の延長や老後の楽しみといったくらいにラフに考え、全く利益をアテにしないというスタンスで丁度イイくらいです。 まぁしかし、都会と田舎の違いがあるにせよ、都会のリハスタは複数のスタッフを常駐させて、よく採算が合っているなぁと感心します・・・ やはり都会の人口の多さがコストを吸収できるという収益構造で、人口が少ない田舎のリハスタとは根本的に「別物」なんでしょう。 と言うか、リハーサルスタジオはトランクルームと同じで「都会型ビジネス」なのであって、地方ではビジネスとして成り立たないのです。 起業しようという時点で、もう既に非常識だったのです・・・(笑)。 今貝塚市という大阪の郊外で細々とリハスタ経営をしていますが、都会でリハスタを経営する自信は全くありません・・・(笑)。 そういう意味で、2年前に関西テレビの番組「となりの人間国宝」で弊社スタジオに来られた円広志さんは、歌手であり作曲家でありタレントであり大阪市内にリハスタチェーン店を経営されて、本当に頭が下がる素晴らしい方で尊敬に値します。 まぁしかし、都会のスタジオなら自宅から遠すぎて、何かあった時に直ぐに駆けつけられません。 今だと、家からスタジオまで1分で駆けつけられます・・・(笑)。 「ミュージシャンに練習場所を貸す」という同じビジネスなのに、都会と田舎といった立地の違いや経営者の考え方の違いによって、恐ろしく違いが生じるのはオモシロい点でもあります。 という事で、スタッフとお客さんが「非接触&非対面」だけでなく、予約間を1時間空けていますので、基本的にはお客さん同士も「非接触&非対面」だったのです。 こういった弊社の対策が、コロナで非常に有効だったのは言うまでもありません、 予約間を1時間空けるというのは、これはこれで採算悪化の要因ですが、来年2月予定している第3スタジオ(Cスタジオ)の増設である程度カバーされるでしょう。 単純に弊社のキャパを増やす事によってスタジオ予約の機会ロスを減らし、全体として集客を増やすという正攻法です。 平たく言えば、ベビー用品チェーンの西松屋のようなガラガラ経営を目指す訳です。 しかしまぁ、たまたま自分一人で5つの仕事を営んでいる関係で、合理的に仕事を遅滞なく進める為に仕方なく苦肉の策として「非接触&非対面」スタイルのセルフ方式のサービスでやって来ましたが、これがコロナで有効に働くとは夢にも思いませんでした。 「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 「 貝塚不動産.com」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.com にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.10.19 15:28:34
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