トランクルーム貝塚のオヤジ奮戦記

昨日のテレビでAIロボット先生を利用した個別指導の学習塾の番組を見ました。

生徒とロボット先生がマンツーマンで勉強をしていて、それを別室で講師１人がパソコンで進捗状況を管理するというシステムです。

日刊工業新聞で、ソリューションゲート（東京都荒川区、鈴木博文社長、０３・６８０６・６４００）は、学習塾向けの「先生ロボット」を２０２０年４月から本格展開し、小学生以下の子どもを想定し、対象児童の学習結果をすべて記録、それに基づいて個別の学習指導を行い、ロボット単体の消費税抜きの価格は２０万円程度で、教育コンテンツと学習管理システムをセットで展開し、２０２０年度にロボット販売で１００台を狙う計画と掲載されているようです。

ここでピンときました。

完全個室＆WiFi完備の弊社「テレワーク＆スタディ貝塚」を、このAIロボット先生を採用した個別指導の学習塾に利用してもらうのです。

番組では大部屋で仕切りもなく完全個室ではありませんでしたので、コロナ感染のリスクが多少ありますが、弊社なら完全個室で先生はロボットなのでコロナ感染リスクを最小限に抑えられます。

このシステムだと、アルバイト講師を雇わず講師一人で学習塾を経営できます。

学習塾の経営側にすれば従来ですとビルのワンフロアを複数年契約で借りる必要がありますが、弊社を利用すれば「時間貸し」か「月単位」なので賃料コストを大幅に削減でき、生徒の人数に応じて部屋数をまだまだ増やせます。

従来の賃貸借契約ですと宅建業法に縛られ契約も複雑でヤヤコシイですが、弊社の場合ですと宅建業法外ですので契約も解約も何時でも自由にできて実にシンプルです。

経営側にとって賃料を大幅にカットでき、それによって授業料も安くでき、弊社も借り手が増えますので、正に近江商人の経営哲学「三方よし」を実践できます。

生徒の学習状況を専用アプリで確認でき必要に応じてフォローを行えるらしく、講師1人で5人から8人の指導が可能だという事なので、ロボット先生も単体で２０万円程度で、５台で初期投資１００万円。

小学生の生徒さんの授業料（週１コマ）を月謝７０００円と計算すると、週５日で１日６コマ（１コマ１時間）×５部屋として計算すると（１日３０コマ）、週５日で１５０コマ開講できますので月商１０５万円。

部屋代が時間貸しだと１日５０００円になり月計算で１１万円（月22日計算）も掛かりますので、月単位で借りた方が安いです（1部屋2万円なので5部屋で10万円）。

月単位だと部屋のキーをお渡ししますので、ロボットの保管も出来ますし、自分の仕事の部屋にも使えますし、６：００～２４：００の間なら何コマでも開講できます。

別にロボット先生による個別指導の学習塾に限らず、別途専属講師を雇って一般客向けの英会話教室やカルチャーレッスンを開講したり、月単位で借りるなら可能性がグンと広がります。

初期投資１００万円で月商１０５万円で、経費が部屋代月１０万円（５室）のみで週休2日・・・計算上は素晴らしい利回りです・・・（笑）。

ロボットをレンタルしても１台４万円/月なので5台で20万円/月なので金銭的なリスクが下がり十分採算が合うかもしれません。

※弊社「テレワーク＆スタディ貝塚」の部屋の利用は「１人のみ」ですが、ロボット先生は設備と見なしますので１人としてカウントしませんが、ただ英会話やカルチャーレッスンは「２人利用」になりますので、別途相談させて頂きます。

以上が素人の勝手な試算ですが、私も事業用不動産仲介業で塾教室の仲介もしていますので、塾業界の構図は少子化の日本で生徒を大手と中小が入り乱れて競い合っているという感じで非常に厳しい業界のようです。

集客をどうするか？、ロボット先生のソフトのアップデートや故障率は？、授業ノウハウ？、今後競争が激化？、ロボット授業の同業者との差別化？・・・などなど未知の部分をどう乗り越えるかが課題と思いますが、どんなニューマーケットでもあるもので、そこは経営者の手腕の見せ所です。

なにぶん、まだ誰もそんな事を考えていませんし、未知の部分が多いですが、失敗したとしても投資金額がたった１００万円ですし経験値を積むことが出来て将来にもプラスです。

早いもん勝ちです。

みんながやり出してからは遅いと思いますし、失敗の可能性が高くなるのでやらない方がイイでしょう。

先行者利益とはよく言ったもので、単に利益だけでなく先に経験することによって「目に見えないノウハウ」を得るのです。

まぁ投資金額が少額なので、教員を目指す大学生でも教員資格を持った主婦でも出来そうです。

特に大学生はこのトライアルで、教育と経営の両方を実践で学べますのでメリット大です。

勇気のある人は、是非チャレンジしてもオモシロいのでは・・・

何より先生はロボットなので、労働基準法に縛られませんし減価償却もできます。

経営者に文句を言わないのが何よりイイですねェ・・・（笑）。

「テレワーク＆スタディ貝塚」はトランクルーム貝塚「本館」１階にあり、１０室まで直ぐにでも増やせますが、それ以上となるとトランクルーム客の解約待ちで遅くなりますので、どうしても早いもん順になりますのでご理解のほど宜しくお願いします。

という風にお客さんが殺到・・・となればイイのですけど（笑）。

という事で、いつものようにピンと来て、５分で全体のシュミレーションが閃きましたが、今回の閃きは現実味があると思いますし、希望を感じますねェ・・・

自分に教師の才覚があれば、誰にもこのアイデアを言わず黙ってチャレンジしていたかも・・・（笑）。

イヤイヤ、やはり餅は餅屋で、学習塾業界は業界なりに色々ノウハウがあり、素人が手を出すと失敗すると思いますし、これまで音楽スタジオでも卓球場でも今回のテレワーク＆自習室でも、ヘンに色気を出さずあくまでもスペースを提供する「インフラ屋」に徹してこそ、長く商いが出来るのです。

関西外大時代に英語教師を目指し教職課程を履修していましたが、英語教師のアルバイトで生徒を泣かしてしまい「俺には教師の才能はない（人に教える資格はない）！」と途中で教師を諦めた苦い経験があったのです・・・（涙）。





　　　　　



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