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カテゴリ:日々の日常生活
今の泉州エリアの高校生の部活で「軽音楽部」と「ダンス部」がツートップ人気です。
両クラブとも3学年で100人規模の高校が多いです。 今の公立高校の定員は1学年300人程度ですから、3学年900人中200人も軽音楽部とダンス部に加入しているとは凄いです。 他に音楽系の「吹奏楽部」とか「ギター部」や「コーラス部」がありますから、高校生の約半数が音楽とダンスをヤッテいる計算になるかも知れません。 高校全日本ダンス選手権でも、大阪の高校勢が上位を占めているのも納得です。 中学でダンスが必須ですから、ダンスで「ノリ」を覚えたかも。 以前、仕事の関係で北陸出身の方が大阪の大学に進学した理由を聞くと、「北陸は冬になると曇天が多く性格まで暗くなってしまうので、大阪はノリがよくて明るいから・・・」と仰っていました。 確かに暗い人もいますが、大阪でも北摂より泉州の人間の方が明るいような気がします。 しかし、一体何故でしょうか・・・? 泉州では昔からだんじり祭りと盆踊りがある影響が大きいのでは。 大阪でも北部の北摂は地方からの流入者が多いですが、南部の泉州は昔から住んでいる土着民の割合が多いので、同じ大阪でも北部と南部の文化も気質も言葉も異なるのです。 北摂は昭和に入ってからの大企業の工場などが集積し、泉州は何百年も前から地場産業の繊維産業やタマネギを代表とする農業が盛んだった事が、それを証明しています。 まぁしかし、伝統のだんじりの太鼓でも、1番2番はユックリ歩きますが、3番4番と段々早くなると、これはもう完全に「ノリ」の世界です。 ジャズ言うスウィング、ファンクのグルーブです。 この「ノリ」を子供の頃からだんじりを曳き太鼓を叩き、身近で感じるのです。 なので、もう泉州人と言えばDNAの中にだんじりの「ノリ」が生まれた時から組み込まれているのです・・・(笑)。 一方盆踊りもそうで、私が青年団の頃はもっと激しい「ノリ」でファルセットボイスで掛け声をかけたものです。 そういっただんじりと盆踊りの「ノリ」の文化が、意識するしないに関わらず泉州地区のベースにあり、それが今の高校生の音楽とダンスの隆盛に繋がっているのではないでしょうか・・・? それが高校生の両親の世代が若い頃に第2次バンドブームの洗礼を受けたという日本の歴史的な影響が、シナジー効果となっているのでしょう。 そのまた親(高校生の曾祖母)の世代が若い頃にビートルズやベンチャーズや日本独自のグループサウンズ(GS)の第1次バンドブームの洗礼を受けた事実も間接的に影響をしているのでしょう。 平たく言えば、お父さんもお爺さんも若い頃に爆発的に音楽が流行っていたという過去の歴史があり、お父ちゃんもお爺ちゃんもギタリストなら孫はほぼギタリストです。 実際高校生会員に聞いてみると、お父ちゃんお母ちゃんお爺ちゃんお祖母ちゃんがバンドでギタリストだったりキーボードを弾いてたりドラマーだったという例だらけです・・・(笑)。 特筆すべきは、その人口の多さです。 祖父母世代(団塊の世代)も両親世代(第2次ベビーブーマー)も1学年200万人です(我々昭和30年代生まれは1学年150万人、2019年の出生数は86万人)。 やはり人口の多さはマーケットの大きさと比例しますから、マーケッティング理論から言えば絶対見逃す事が出来ません。 という事で、一般の人にはあまり知られていない「高校生の間で今バンドブームだ!」という事実に後押しされて、弊社「スタジオ0724」の会員数も1500人に増え、1か月後には第3スタジオ(Cスタジオ)がオープンという運びになりました。 しかし、喜んでいる場合ではありません。 数年後には、高校生が完全入れ替わりバンドブームが確実に収束するでしょう・・・ 減少幅を抑えるために、今一生懸命高校生が大学生や社会人になってもバンドを続けやすいような環境作りに奔走している(種をまいている)・・・のです(汗)。 「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 「 貝塚不動産.com」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.com にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.12.25 16:23:47
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