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松原みきの「真夜中のドア」と竹内まりやの「プラスティックラブ」が、世界中のYOUTUBEで大ヒットしているようです。
所謂、1970年から1980年代に日本で流行ったシティポップと呼ばれた曲です。 それまでの歌謡曲やフォークソングとは一線を画した「新しいカテゴリー」でした。 当時私は20代前半で、高校時代のロック中心から更に色んなジャンルの音楽を聴きだしていました。 そして、このシティポップにも飛びついたのは言う間でもありません。 当時私はシカゴ、ディープパープル、ボストン、フォリナー、イーグルスといった洋楽ロック中心に、アース、ウインド&ファイヤー、ルーファス&チャカ・カーン、クール&ギャングといったソウルミュージックや、高中正義、サンタナ、BOBOといったラテンフュージョン系もよく聴いていました。 そんな中で自分的にはシティポップと言える、大橋純子、EPO、角松敏生、杏里、山下達郎、竹内まりや、杉山清貴、ユーミン・・・ 当時の日本の音楽業界のニューカマーの層も厚く、シティポップ以外にサザンオールスターズ、安全地帯、桑名正博、スターダストレビューもよく聴いていました。 彼らの殆どがシンガーであり作詞や作曲も手掛けるという「2毛作」ミュージシャンで、それが今でも60代70代になっても現役バリバリで活躍されている場合が殆どです。 ココです・・・ビジネスにも通じるポイントが。 何でも商売に繋げるのが大阪商人の悪い癖です・・・(笑)。 著作権を所有せずに、単に他人の歌を歌っているシンガーだけではミュージシャンとしての寿命が短いのです。 やはりコンテンツ・・・ホンモノしか残らないのです。 作詞や作曲を他人に任せず、自分でもやらないと。 欧米のミュージシャンが寿命が長いのも、多くが自分達で曲を作り歌っているからです。 ここ数年の間に1970年代に一世を風靡したシカゴ、ディープパープル、シャカタク、チャカ・カーン、クール&ギャング、スタイリスティックスのライブに行きましたが、70代になってもバンバン日本で稼ぎまくっています。 自分たちが作った曲をキーを下げてでも、新しいメンバーを加入させてもバンド活動(ワールドツアー)を継続させ、世界中のオールドファンを喜ばせるという涙ぐましい努力です。 そうなんです・・・我々ファンは歌を聴きに行くといより、彼らの健在な姿を見に行くと言った方が正解かも(笑)。 シンガーソングライターなんていう言葉は、3者分業体制(作曲、作詞、歌手)の日本の音楽業界(歌謡曲)独特のモノだったのです。 正に携帯と同じでガラパゴス状態だったのです。 欧米の音楽業界では敢えてシンガーソングライターと言わなくても、それが普通だったのです。 まぁしかし、自分的には山下達郎とユーミンの登場が衝撃的でしたね・・・ これまでに全く存在してなかったスタイルの曲に「ナンや!この曲調は!!!」と。 という事で、40年前のシティポップが世界中で見直されている原因を自分なりに分析すると、作曲や作詞やアレンジはもちろんの事、日本の層の厚い優秀なバック(スタジオ)ミュージシャンによるところも大きいと思います。 ギターは高中正義、大村憲司、鈴木茂、今剛、松原正樹・・・ ベースは細野晴臣、伊藤 広規、後藤次利・・・ ドラムは青山純、つのだひろ、村上ポンタ秀一、林立夫・・・ キーボードは坂本龍一、難波弘之、松任谷正隆・・・ バックグラウンドボーカルは吉田美奈子、大貫妙子・・・ ホーンセクションは新田一郎などの元スペクトラムのメンバー、向井滋春・・・ やっぱり、どんな作品でも支えているのは裏方なんですね・・・ 日本の40年前の音楽シーンのコンテンツは、これから世界中に発信できる可能性を秘めています。 期待大! 「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 「 貝塚不動産.com」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.com にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.03.29 08:40:34
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