トランクルーム貝塚のオヤジ奮戦記

弊社「トランクルーム貝塚」（貝塚市名越６６１　０７２－４４６－０７９８）の特徴として、「ホイストクレーン（天井から上下＆水平移動）」設備があるという事です。

それも１トンまで吊り上げる事ができます。

アップライトピアノで２５０㎏くらいですから、ピアノ４台でも楽々吊り上げれます。

と言うのも、１トンと言っても実際は２倍の２トンまで吊り上げ可能ですから。

エレベーター付きのトランクルームもありますが、定員が４人だと自分も含め２６０㎏しか積めませんから、クレーンだと一度に運べる量はエレベーターの約４倍という計算になり搬入時間の大幅な短縮に繋がります。

特にカサの割に重い本などの書籍類の運搬にクレーンは威力を発揮します。

工場でのホイストクレーン設置は多いですが、一般的な営業倉庫ではホイストクレーン設置は少なく、ましてやトランクルームにホイストクレーンを設置しているのは日本では弊社だけでしょう。

トランクルーム業界初のホイストクレーン設置です。

泉州エリアのトランクルームの９０％を占める更地にポンと置いた「屋外型」コンテナは別として、ホイストクレーンを設置できる「屋内型（ビルトイン）」トランクルーム建物建築は木造や軽量鉄骨造は無理で、弊社トランクルームのような耐震性のある頑丈な２階建ての重量鉄骨造に限ります。

クレーン利用はだいたい２階へモノを運ぶためのモノですが、個人的に１階でサンドバッグを吊り上げて空手の突きや蹴りの練習にも使っていますが・・・（笑）。

元々ホイストクレーンは織物時代になくてはならないもので、毎日何十回も糸や織物やビームの上げ下ろしに使っていました。

クレーンがないと仕事にならなかったので、酷使していたのは言うまでもありません。

トランクルームに改造コンバージョンした時に、すべて撤去するのは勿体ないと、３０mほどあったH鋼レールの殆どを切断し、残ったレール５mでトランクルームに活用しているのです。

ホイストクレーンを新設すると恐らく２００万円以上イニシャルコストが掛かると思いますが、単に流用するだけですからコストが殆ど掛かっていません。

同じく軽トラックも織物時代は大活躍というよりも酷使しましたが、それをトランクルームでは「有料レンタカー」として第２の人生をユッタリ送っています・・・（笑）。

ホイストクレーンも軽トラックも長年織物時代に苦楽を共にした仲間なので、老後は暖かく見守っています。

同じくフォークリフト（１トン３段マスト）もあったのですが、こちらはトランクルームに転業後殆ど役に立つことが出来ず、輸出業者に売却しましたので、今頃は東南アジアあたりで第二の人生を送っている事でしょう・・・

という事で、今使っているホイストクレーンは過去３４年で実は２代目で、それほど織物時代は酷使していたのです。

ホイストクレーン、軽トラック、フォークリフトの各機械を織物時代に相当酷使しましたが、この時に「能力の限界イッパイ使うべきだ」という私なりの哲学みたいなものが出来上がったのかも知れません・・・

そして、３４年前の新工場建設（現・トランクルーム貝塚「本館」）にあたり、私がほぼ１か月糸～サイジング～織物～検反～出荷という作業動線を練りに練って、シャットル織機時代のような「人力に頼らない（その為に脊柱管狭窄症になってしまった）」ホイストクレーン２基を上手く使ったプランが出来た事が、たまたま偶然にもトランクルームにも流用できたラッキーさも見逃せません・・・（涙）。






「トランクルーム貝塚」「スタジオ０７２４」「貝塚卓球センター」「テレワーク＆スタディ貝塚」 「 貝塚不動産.com」 大阪府貝塚市名越６６１　tel:０７２－４４６－０７９８　 mail: info@sasatani.com


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