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カテゴリ:トランクルーム貝塚
昨日も朝から夕方まで、トランクルーム室内のロフト製作に励みました。
今回は室内に建物の柱があり、それを囲むような形でロフトを作らなければなりませんでしたので少し厄介でした。 トランクルームの建物は2階建て重量鉄骨造ですので、それを支えるのに250角の鉄の柱が点在していたので仕方のない事だったのです。 しかしそういったケースももう慣れたもので、簡単な図面と材料の寸法取りをして、後は現場合わせです。 トランクルーム貝塚「本館」の天井高は3.5mと高く、室内の2.1mの所にロフトを作れば「2階建て」となって格段にモノを収納し易くなります。 これが狙いです。 更地にポンと屋外型コンテナを置いたり、単に大空間を細かく四角いハコに仕切った屋内型のトランクルーム経営なんて誰でもできます(と言うか、賃貸マンションと同じで地主は何もせずに殆ど業者任せ)。 ソコを業者に任せず(丸投げせず)地主自ら何かしら付加価値を付けるのが、ビジネスの明暗を分けるターニングポイントです。 弊社の建物の場合、たまたま元織物工場で織機の上に掃除ロボットが走行するモノレールを設置していましたので通常より1m高く1階の天井高が3.5mに設計されていたのです。 15年前のトランクルームオープン当初、お客さんが天井高が3.5mもあるのに2mくらいしか荷物を積み上げていないのを見て、「上の空間がもったいないなぁ・・・」という思いがずっと頭の中にあり、ある日突然パッと「ロフトを付ければ!」と閃きソレを活かしたのです。 ロフト付きのワンルームマンションのイメージを思い出したのです。 今回使った材料には1円も掛かっていません。 別館に卓球場を3室作った時に、ロフトを解体した材料(板やコンパネ)を捨てずにストックしておいたからです。 そして今回のロフト製作のノコギリ切断で余った小さな木片は、トランクルームのお客さんにタンスなどの重いモノの下に敷く為に(隙間を開け風通しを良くするため)無料で貸出ししています。 無駄のない、チョットしたエコサイクルです。 まぁしかし、他人のビルを借りてトランクルーム経営するなら宅建業法が絡んできて解約時の原状回復を考えると自由に改造するのも二の足を踏みますが、弊社は自社物件なのでどう改造しても私の自由なのでストレスフリーです・・・(笑)。 織物時代は布は単なるファッションのパーツでエンドユーザーからかけ離れた流通の川中でしたので、ユニクロのようなSPA(製造小売り)と違い、アパレルや取引商社の事を考えるとどうしても我々織布業者は過剰品質(オーバースペック)に陥っていましたが、ある意味アパレルのSPAのように弊社トランクルームはエンドユーザー相手のビジネスで、お客さんが不都合を感じない程度にこちら側で品質をコントロール出来るところ(完璧にする必要はないので材料費をコストダウンできる)が素晴らしいと感じます。 この辺は織物時代の繊維業界の流通システムの反省からヒントを得たのでした。 という事で、4月中旬から5月末まで音楽スタジオと卓球場を自主判断で臨時休業していますので(緊急事態宣言の休業要請の適用外)、その間にエアコンのクリーニングを専門業者に依頼したり、セメントの補修作業をしたり、シンバルを磨いたり、今回のロフトを作ったりと施設のメンテナンスに力を入れ、6月1日からの営業再開に向けて着々と準備を進めています。 まぁ、今回のロフト製作といった「肉体労働」と経理やネット戦略といった「デスクワーク」という「肉体と頭脳の両方のバランス」を上手く取って、今後も仕事していきたいと思います。 「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 「 貝塚不動産.com」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.com にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.05.28 15:37:17
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