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カテゴリ:トランクルーム貝塚
カップ焼きそばはUFOが1番好きですが、最近ソースが改善され一段と美味しくなっています。
先日のテレビ番組「がっちりマンデー」でも、長寿商品(ロングセラー)ほど見えざるカイゼンを積み重ねていると放映していましたが、ナルホドと感じます。 長寿商品と言えば、弊社「トランクルーム貝塚」(貝塚市名越661 072-446-0798)で言いますと「ロフト(棚)」です。 15年前のトランクルーム開業から1年後くらいに取り付けましたから、14年くらい弊社で一番人気です。 パッと見れば同じように見えますが、木を板に取り付けるのに最初は金槌による釘でしたが、その後インパクトドライバーによるビスに替わり、ドライバーのパワーを12Vから18Vに買い替える事によって長く太いビスに替えていきました。 補強金物や支えの支柱にも独自の工夫を凝らし、ロフトの耐荷重を1㎏でも上げる努力をしています。 その一方でコストダウンを図るために、スタジオ3室と卓球場3室の改造や実家や自宅のリフォームで余った材木を捨てずに在庫していますので、それを極力使う事によって仕入れがゼロです。 この辺の考え方も繊維業界のSPA(製造小売り)的発想で、自社で1から10まで(原料からエンドユーザーまで)一貫してコントロールしていますので、トランクルームに関して言えば見た目よりも機能優先で、わざわざ高い新品材料を買わなくても手持ちの中古材料を使っても同じ価値で、プロの大工さんのような正確性は必要なく、例え2,3ミリ寸法が狂っても機能に問題はなく誰からもクレームは来ません。 ココです・・・ポイントが。 私は建築士でも大工でもありませんが、簡単な図面と大工道具の扱いの両方が少し出来ればロフト製作ができるのです。 こうした耐震補強と仕入れコストゼロといった目に見えない経営戦略が、経営基盤の強化に貢献しているのだと思います。 こういった様々なカイゼンや工夫の「毎日の積み重ね」です。 週一では意味がなく毎日・・・コレがポイントです。 織物時代にコレを徹底的に叩き込まれましたが、転業しても仕事の基礎が活かされているのです。 まぁしかし、トランクルーム業界でも室内にロフトを取り付けているなんて殆ど聞いた事はありません。 恐らく日本初でしょう。 そのロフトも14年間コツコツと取り付けています。 部屋が空けば1部屋ずつ私一人で製作していますから、一挙に出来ないのです。 トランクルーム(レンタル収納スペース)の天井高は一般的にはせいぜい2.5mですが、弊社トランクルーム貝塚「本館」1階は3.5mもあります。 その高さを活かすために、2.1mのところに「ロフト(棚)」を取り付けているのです。 昨日も朝から老体に鞭打って、夕方まで掛かって作りました。 事前に材料の段取りと図面を書いて入念な準備をしていましたが、実際の作業は1日仕事です・・・(汗)。 いくら日曜大工が好きで趣味でも、丸1日だとホント疲れます・・・(笑)。 15年前までの織物業の時は毎日15時間くらい働き80%は結構キツイ肉体労働でしたが、トランクルームに転業してからは肉体労働から解放されました。 と言うか、あのまま織物業を続けていたら60歳まで身体がモタナイだろう・・・と考え転業したのです。 家訓の「名を捨て実を取る」を実行したまでですが・・・(汗)。 織物時代は物品販売業であるファッション業界に布(織物)というパーツを供給していたメーカーだった訳で、私の毎日のメインの仕事はタイイング(経糸繋ぎ)という工程でしたが、1本繋ぐのに2,3時間掛かり多い時で1日5、6本も繋いでいて、毎週金曜の大阪本町への営業日は朝の2時からタイイングをしていましたが、これって全くの消化試合で今日終わってもまた明日も・・・という終わりのない戦いのようでした(涙)。 今アパレル業界の大量廃棄問題や慢性的供給過多の業界体質も、年355日24時間エンドレス稼働で月産20万mで20年間も織物を生産していた弊社も、その一端を加担していたと思うと複雑な気持ちになります・・・が。 しかし織物業という物品販売のメーカーではなくレンタル業であるトランクルームに転業すると、今回のようなロフト製作は消化試合ではなくトランクルームの建物がある限り永遠に残る(レンタルされ続ける)のです。 この私の日々の労働による「効果の差」を考えると、尚更「ロフトを作らねば!」という気合に容易に転換できたのです。 今日ロフトを1台作れば、その行動(作業仕事)が永遠に利益を生む・・・と。 人間というのは日々の行動に意義を見出すと、途端にヤル気が出るという単純な動物です・・・(笑)。 その逆も真なり。 織物時代を通じて経営者は単なる消化試合的な仕事はNGで、将来的な効果を期待できる「種まき」をしなければならないと学びました。 という事で、昨日は久しぶりの肉体労働でしたので、気合を入れないと出来ませんので前日から興奮気味で朝3時には起きてしまい、6時半に出勤し他の仕事もあるので8時からロフト製作をスタートしました。 もう肉体労働するには、それくらいの気合を入れないと出来ませんし、夕方作業を終わるとヘトヘトに疲れ果てる自分が情けないですが・・・やはり年なんですね(涙)。 まぁ父親は大工の才能はあまり無かったと思いますが、祖父と叔父さんがメチャ大工的才能があり、従弟にも家具職人がいたりとか、やはり三ツ松の本家・岸上甚五郎左義信(左甚五郎)の血が分家の分家筋に当たる「名越の惣治郎」にも少しは流れているのか・・・と(笑)。 「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 「 貝塚不動産.com」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.com にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.06.30 15:27:18
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