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カテゴリ:トランクルーム貝塚
2008年の世界中を不況に落とし入れたアメリカ発の「リーマンショック」で、当時日本も大不況になり法人の事務所の縮小や閉店が相次ぎました。
それによって事務所にある事務机、事務椅子、ロッカー、書庫といった大型ビジネス備品のトランクルーム保管のオファーが弊社に急増しました。 「一体何が起こったのか・・・?」と当時は何が何だか分かりませんでしたが、事情を聞くと「将来はもっと小さな事務所に引っ越すか、移転するかわからないので、取りあえずおたくに荷物を置いときたい・・・」という企業側の言い分でした。 ナルホド・・・そういう事かと。 そんな時、NHKの海外班のディレクターから突然1本の電話がありました。 「日本のリーマンショックによるトランクルーム需要を、世界81か国に発信したいんです・・・」と。 「エ?」てなもんです・・・(笑)。 私のリーマンショックによるトランクルーム需要のブログの記事を発見して、電話を掛けてきたそうです。 ホント、ビックリしましたねェ・・・ 当時もそうですが、ブログを書こうにもネタがないのです。 仕方がないので、誰も興味はない?でしょうけど、日々のトランクルームの状況をポツポツ書いたのです。 しかし、見る人は見てるんですねェ・・・ そして取材・・・何故か、案外緊張はしませんでした。 取材が終わってから、せっかくなんで「だんじり見たいですか?」と聞くと、是非という事でだんじり小屋を開けて見てもらいました。 感動してましたねェ・・・ ヨカッタ、ヨカッタ。 昨年からのコロナ不況でも、13年前のリーマンショックと同じような法人需要が増えています。 しかしあれから同業他社のトランクルームが増えていますので、増え方は緩やかです。 感覚的には過去13年間で、同業他社のトランクルーム店舗数は3倍くらいに増えてるのではないでしょうか・・・? いくら業界的に需要が増えていると言っても、人口が多い東京23区や大阪市内に需要が集中していますので、まだ泉州エリアのような郊外のトランクルーム需要が追い付いていないように思います。 コロナ不況が終われば、またトランクルームの解約が増えてまた何処かの店舗や事務所に運ばれるでしょうけど、一部は廃品業者へ・・・これが厳しい現実です。 コロナ不況で法人需要も増えていますが、その裏で離婚や別居でトランクルームを利用される方もポツポツ増えています。 コロナでご主人の収入が減り、それが元でイロイロ揉めてしまい離婚に至る・・・というケースが増えています。 「金の切れ目は縁の切れ目」・・・か。 という事で、トランクルームの本質は単に「モノを置く(保管)」ですが、移り変わる世の中の世相を反映していると言えます。 不動産業では貝塚市エリアの事業用不動産(倉庫、工場、事務所、ビル、月極駐車場)の仲介という、狭く深くという戦略を取っています。 どこの不動産屋でも扱っているような賃貸アパートマンションの仲介は基本的にやらず、経済状況をモロに反映するような事業用というのが、トランクルームビジネスに直結している(シナジー効果)のがミソだったのです。 こんなトランクルームと不動産仲介業の両輪でビジネスを展開しているところは、日本でも殆どなかったのです。 「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 「 貝塚不動産.com」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.com にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.10.06 09:15:52
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