|
カテゴリ:トランクルーム貝塚
商圏・・・一体どこから集客するか?
これが経営者を悩ますキーワードです。 実店舗か、ネット販売か、メーカーか・・・業種や取引形態や流通のポジションによっても様々です。 弊社の場合(トランクルーム、音楽スタジオ、テレワーク室、卓球場)は実店舗型レンタル業に分類されますので(不動産仲介業以外)、商圏は「心理的な距離」に左右されます。 心理的な距離・・・これが問題で、縮めるのが経営者の手腕にかかっています。 同業他社と同じなら商圏は広がりませんので、これを少しでも広げるには「圧倒的な差別化」が必要です。 これを弊社「トランクルーム貝塚」は、安全(屋内型)と低料金(容積比で日本最安値)の2つで遠方(大阪市内と堺市内)からの集客を可能にしました(両市でトランクルーム171室のシェア50%に)。 これを可能にしたのは、トランクルームの利用者の「年平均2回しか利用しない」という実態です。 このトランクルームの利用実態にフォーカスを当てました。 毎日利用する車なら駐車場は近くにある必要がありますが、トランクルームの場合は近くにある必要はないのです。 弊社に限って言うと、お客さんの約半数は契約して一旦荷物を入れるともうトランクルームに来られません。 残り約半数のお客さんは時々トランクルームに来られ、平均すると感覚的に「年2回しか来られない」のです。 この利用実態を考えれば、都会の利用者は近くの月額賃料の高い(地価も固定資産税も高い)トランクルームを借りるより、多少離れていても月額賃料が安くて安全な弊社トランクルーム貝塚を賢いユーザーは選ぶのです。 堺や大阪市内から高速を使えば30分から50分で来れますので、年2回までの利用なら断然お得でしょう。 と言うか、海外在住(転勤、留学)や東京在住(転勤)のお客さんが滅多に来られませんが、それでもお得と考えられています。 となると、商圏なんて存在しないのか?・・・と考えられなくもないかも知れませんが、ネット時代になってトランクルーム経営者がブログやSNSで毎日発信している事で遠方でも安心している(私の荷物は安全やと)のかも知れません(笑)。 更地にポンと置いたコンテナでは1日で簡単に移動できますが、弊社トランクルーム貝塚は地下2mの基礎の上に建っている重量鉄骨造なので簡単に解体できませんし、海外在住のお客さんでもGoogleマップで確認できて安心です。 何より、トランクルーム所在地が江戸時代末期に曽祖父が2軒隣りの本家から分家した場所ですので、ここから離れるのはあり得ないですが・・・(笑)。 防犯WEBカメラ10台以外に、私の曽祖父母や祖父母や父がトランクルームを守ってくれているので、これ以上のセキュリティはないと思います。 その為に毎朝起きた時に仏壇に手を合わせファミリー全員の名前を唱えて安全を祈り、定期的にお墓参りをしているのです。 という事で、ビジネスによってターゲットとする顧客は全く違いますが、冷静に利用状況を分析すると取るべき戦術が見えてきます。 これをネットなどのデジタル戦略と、同業の不動産屋や老人施設や引越業者へのフライヤー配布(営業)という足で稼ぐアナログ戦略で包囲網を作るのです・・・(汗)。 特にこの足で稼ぐアナログ戦略は、トランクルーム業界では弊社だけではないでしょうか? 殆どの業者はネットオンリーです。 と言うか、トランクルームビジネスは人口が多くマンションの多い都会型ビジネスですので、戦場(マーケット)は大阪市や堺市にあるのです。 戦場(マーケット)のトランクルーム業者は、人口が多いので集客にそれほど苦労する事はないのですが、戦場(マーケット)から外れた郊外に立地している弊社トランクルーム貝塚(貝塚市名越661 072-446-0798)はそれを黙って指をくわえている訳にはいかないのです。 戦場(マーケット)にある需要の例え1%でも奪えれば、それで弊社の経営が成り立つのです。 以前はビデオやDVDの爆発的な普及のように値段を下げれば商圏が広がるという理論を信じていましたが、それだけではダメで「+付加価値」で圧倒的な差別化をしなければダメだと考えを変えました。 まぁこういったデジタルとアナログの「包囲網」を2重3重にリンクしあい、南大阪における弊社ブランドを浸透させていくのです。 そしてコレを地道にトランクルーム起業時から15年やってきましたので、これからも1年1年と着実に地道に実績を積み重ねていくだけです。 クリーンヒットなんか目指しません。 内野安打で十分です。 こういった正攻法のトランクルーム営業戦略とは別に、トランクルーム貝塚の館内で5年前から展開している全く異業種の地域密着型ビジネスである「スタジオ0724」「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」の会員数を増やす事によって、間接にトランクルーム貝塚を知ってもらうチャンスを作っているのです。 その会員数もスタジオ1700人、卓球場300人、テレワーク室50人と・・・現在も増え続けているのが何とも心強いです。 ある意味、本業のトランクルームの周りを4つの異業種でブラッシュアップするというイメージです。 これからも更なる地盤強化を目指しますが、しかし一方で、将来的にトランクルームビジネスは永遠に続くものではなく、途中何らかの社会変化で消滅してしまうかも?という想定外の事も考えておかなければ・・・(汗)。 これが経営者の考え方であり心構えです。 製造業出身の悲しい性で、資源が何もない日本が生き延びるにはメーカ―が元気でないとダメで、自分は一生懸命仕事をやっているものの「こんなサービス業で儲けるのがオカシイ(楽して儲けてイイのか、こんな事をしててイイのか)?」・・・というのが心の何処かに未だあるのです(迷)。 夢で未だに、モガキ苦しみ織物業をしている自分をよく見るのです・・・(汗)。 「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 「 貝塚不動産.com」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.com にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.12.12 16:49:14
コメント(0) | コメントを書く
[トランクルーム貝塚] カテゴリの最新記事
|