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カテゴリ:トランクルーム貝塚
トランクルーム業界で、ありそうでなかったシリーズ第2弾は「クレーン」です。
トランクルーム貝塚(貝塚市名越661 072-446-0798)は「元織物工場」なので、1tのホイストクレーンを設置しています。 これによってピアノ(200~400㎏)などの重量物も楽々と吊り上げる事が出来ます。 検索すると、クレーン設置のトランクルームは日本では弊社だけです。 引越し業者は自社でピアノの運搬が出来ず、ピアノ専門業者に委託しています。 ピアノだけは重いし扱いがシビアなので、特殊という位置づけのようです。 そういう意味で、クレーンはピアノ専門の運搬業者が泣いて喜ぶ設備です。 ピアノ保管というニッチマーケットで、これほど大きな差別化はないと思います。 織物時代に毎日何百回もクレーンを酷使してきましたが、第二の人生でも喜ばれるなんて軽トラと同じように素晴らしいクレーン人生だと思います。 ホンと、織物時代は糸や織物といった重いモノを毎日文句を言わず運んでくれて感謝しています。 実はもう1基検査場でクレーンがありましたが、これはトランクルーム設計上申し訳ないのですが廃棄しました。 このクレーンは織り上がった反物は通常畳むのですが、それだとシワになりますので合繊系のレディスなどのシビアな織物はNGでしたし、研磨布といった大形巻が必須の資材対策として丸(ロール)巻の状態で出荷する場合に対応したものです。 今から思えば、染色加工の段階でどうにでも出来そうなものですが、少しでも可能性のあるクレームを事前に防止する為にそこまで織物時代はコストを掛けていたなんて正に涙モノです。 これも今思えば、日本の繊維業界の各流通段階で情報が分断化されていた証拠で、コスト掛け過ぎの過剰品質の極みでした。 品質を少しでも上げるためにこういた設備に金を掛けていたのですが、無駄と言えば無駄だったかも知れませんが、日本のメーカーの真面目過ぎた姿だったのです。 いずれにしても織物時代の後半10年は、定番織物だけでなく衣料だけでもシャツ、レディス、ユニフォーム、官需(警察、厚生省、刑務服)、資材(研磨布、旗)、輸出(中近東トーブ、ヨーロッパブランド)、寝装(羽毛布団側地、シーチング、和布団、訪販向け)、ボトム(綿パン、ストレッチ、カジュアルジーンズ)・・・とありとあらゆる織物に挑戦し、年355日24時間エンドレス稼働で月産20万mも生産し、しかも多品種小ロット生産に対応していましたから、私の頭は四六時中グルグルと回っていました。 超多忙というのはこの事で、3,40代でしたので精神的にも肉体的にも病気もせずにナントか頑張れたのでしょう・・・(汗)。 今も土日関係なしに毎日仕事をしていますが、感覚的にその時の10分の1くらいの仕事量というのは、そういう事だったのです。 それでも採算は合わないので、15年前に祖父の代から続けてきた家業の57年の歴史に幕を下ろしたのです・・・(涙)。 99%ヤリ切った・・・というのはこの事で、まだ少し余力のあるうちに「方向転換」しようと決断したのです。 1%余力を残して転身・・・これがポイントです。 本当に100%ヤリ切ってしまったら、それでオワリで周りに迷惑を掛けますから・・・ という事で、言葉は悪いですがクレーンでも軽トラでも「トコトン使い倒す」というのが私の1つのポリシーになっていますが、その裏には「勿体ない」という親から受け継いだ精神があったのです。 そういう意味で、100歳まで「あと35年間」自分自身を使い倒す・・・これもアリかも(笑)。 「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 「 貝塚不動産.com」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.com にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.01.11 06:02:44
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