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カテゴリ:だんじり鳴物(和太鼓)
先日から和太鼓6台を常設機材にして「だんじり鳴物(和太鼓)の練習にスタジオ0724を使ってください!」とアピールしていますが、これって以前からからあるだんじり祭りの「騒音問題」の解決に貢献できそうです。
とにかく「ドーン」と遠くまで響き、人間の腹の底にも響くだんじり大太鼓の重低音が凄いです。 私も含めただんじりマニアにとってこの音がハートに響くのですが、だんじり祭に無関心な人にとって騒音以外何物でもありません。 私が子供の頃の大昔は地元住民ばかりで、そういった問題も無かったのですが、今はだんじり祭りに関心のない新しい住民も周辺に沢山住むようになりましたので、昔のようにはいきません。 ココが問題なのです。 だんじり祭りの1カ月くらい前からだんじり小屋での鳴物の練習を開始しているようですが、小屋の扉をして音が外に漏れないようにしたり、時間制限をしたり・・・イロイロと練習方法に腐心しているようです。 しかしコレと言って決定的な解決策が見出されないまま、だんじり小屋の周辺住民の方に多少我慢を強いながら何年も練習を続けているのが現状です。 やはり、だんじり鳴物の特に大太鼓の音が外に漏れないような防音設備をしたスペースを確保するのが1番の難題で、そんなスペースが泉州のどこにもなかったのです。 考えてみれば不思議ですが、だんじり鳴物のためだけにそんな設備をするお人好しの人はこの世の中にいません。 そりゃそうでしょう・・・防音設備だけでも何千万円も掛かり、和太鼓6台も相当な設備投資になりますから(汗)。 一般的な音楽スタジオは都会のビルのワンフロアを借りて営業していますから、防音工事費以外に楽器機材を購入しなければなりませんし、ビルを借りる為のビルオーナーに支払う保証金や権利金や家賃や人件費・・・閉店でビルの賃貸借契約を解約となれば原状回復に何百~何千万円も掛かります。 弊社の場合自社の土地と建物で、自社で音楽スタジオの企画から運営までの全てを娘と2人だけで他の4つのビジネス(トランクルーム、テレワーク室、卓球場、不動産仲介業)の片手間でこなしていますから、コストが他社の半額以下です。 と言うか、恐らく4分の1以下のコストで、防音(防振)性能が想像以上に良かったので、それじゃついでに和太鼓レンタルもビジネスでやってスタジオ顧客の幅を広げよう・・・と今回弊社スタジオが「和太鼓レンタルへの新規参入」に手を挙げたのです。 スタジオ顧客の幅を広げるというのは、これまでバンド一辺倒だったのを全く違った和太鼓マーケットにも広げるという意味で、「トランクルーム(スタジオ)の中でだんじり鳴物(和太鼓)の練習をしている・・・」という認知度を世間に広げる事によって、本業のトランクルームへのシナジー効果を間接的に狙っているのです。 泉州エリア全域のミュージシャンやだんじり鳴物プレーヤーといったニッチマーケットから、徐々にトランクルーム貝塚の認知度を広げるというイメージです。 市長の名前と顔は市外の人にとって何年経っても殆ど知られていませんが、泉州エリアのミュージシャンやだんじり鳴物プレーヤーなら誰でも私の顔を知ってもらうように努力します。 まぁしかし、要はイニシャルコストとランニングコストです、他社の半分以下ならGO!・・・という単純明快なビジネス理論です。 自社物件で家賃が掛からなくても、他社と同じような仕入れ価格や人件費ならやらない方がマシだというのは、従来の繊維業界の常識を覆してSPA(製造小売り)で大躍進していたユニクロを横目に見ていた織物時代に痛感しました。 誰が決めたかもワカラナイ変な常識?に囚われていたら何もできないという事で、そんな頭の固い考え方だと経営者失格です。 ココです・・・ポイントは。 と言うか、6年前にバンドスタジオとして起業して、その延長線上でたまたま今回和太鼓を常設機材にして「だんじり鳴物(和太鼓)にも使えるのでは?」と発展的に思いついただけです。 その伏線として、中太鼓での一般的な和太鼓の練習をスタジオで時々されていますので、「これならイケる!」という実感を持ったからです。 モノゴトは順番、順序・・・段階的に考えていかねばなりません。 一発逆転、一発解決なんてあり得ません・・・というのが私の実体験です。 ただ通常スタジオは24時間営業で、だんじり鳴物(和太鼓)に関しては2尺を超える大太鼓の音圧が大きく120㏈もあり、大きな和太鼓ほど低周波振動が凄いので、どこのコンサートホールや複合施設も困っているのです。 弊社スタジオの防音(防振)が割とシッカリしているので何の問題も無いと思いますが、今のところ「9:00~20:00」という時間制限を設けて近所への配慮をしています。 110㏈もあるフルバンドより、だんじり祭の鳴り物の方が音がデカいのです・・・(汗)。 この大太鼓とフルバンドの10㏈の差は、たかが10㏈、されど10㏈の差で、これまで24時間フル稼働だった織物業で防音と防振で苦労した者にとって大きな壁だったのです・・・(汗)。 という事で、まさか私の大好きな和太鼓の音が近所迷惑になる世の中になるとは思ってもいませんでしたが、織物時代の防音や防振の経験が何とか世の中の役に立てるかも知れません・・・ 「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 「 貝塚不動産.com」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.com にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.06.23 15:38:59
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