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カテゴリ:だんじり鳴物(和太鼓)
昨日やっと、だんじり鳴物の新品の鉦(真鍮製)が入荷しました。
サイズは少し小ぶりの8寸ですが、新品なのでイイ音がします。 通常祭で使われる鉦のサイズは1尺ですが、スタジオでの練習では音が煩すぎますし、あくまでも大太鼓と小太鼓の練習がメインなので8寸にサイズダウンしたのです。 大太鼓は2尺2寸、小太鼓は1尺、鉦は8寸・・・この絶妙なサイズセレクトが22畳のAスタジオでの鳴り物練習が音響的にベストなのです。 最近の高さ3.9mクラスの大型の下だんじりは四本柱の間隔も広いので、大太鼓2尺5寸、小太鼓1尺1寸、鉦1尺なので相当な爆音が出ますが、それをそのままスタジオで再現となると無理があるのです。 ある意味、今回のスタジオ常設和太鼓は、一昔前の一回り小さい3.6mクラスのだんじりの鳴物サイズだったのです。 弊社「スタジオ0724」はあくまでも練習場なので、ライブハウス本番に向けてのバンドと同じように、祭本番と同じ環境を整える必要はなく(不可能なので)、それに近い環境を整えるだけで役目を十分に果たせるのです。 ココです・・・ポイントは。 音が反響する前面ミラーが5.4mもありますので、和太鼓のスゴイ音圧を考えて、スタジオ音響をデッド気味に持って来るにはこのサイズがベストチョイスだったのです。 リハーサル音楽スタジオでだんじり鳴物(和太鼓)の練習をするという前代未聞の音楽環境を想定した場合、これまでの6年間の色んなジャンルのバンド練習の実績を元に緻密に計算しなければなりません・・・(汗)。 今回の鉦は実は無くてもイイか?・・・と考えていましたし、ヤフオクで中古で買ってもイイか?という程度にしか考えていませんでした。 しかし、だんじり鳴物の大太鼓と小太鼓と鉦という3つのアンサンブルを考えれば、2本の篠笛は持参にしても、やはり鉦はだんじり進行の中心的な役目を負っていますので、太鼓同様に思い切って新品の鉦を導入しようと決断したのです。 バンドアンサンブルに例えれば、大太鼓がリードギター、小太鼓がドラム、鉦がベースギターといったところでしょうか。 まぁしかし、この鉦が結構高かったんですねェ・・・(汗)。 やはり前向きに商売を考えるなら、将来を見据えた「正しい設備投資」は欠かせません・・・(汗)。 鉦の枠はイロイロと思案し、ホームセンターで小さめのハンガーラックと8ミリのヨット用ロープを買ってシッカリ固定し、何とかコストを安く抑えられました。 鉦の穴ギリギリの8ミリというのがポイントで、ロープの鉦に当たる部分が自然なミュートにもなり、6ミリでは鉦がグラついて鉦独特の上下と斜め45度の裏面の叩き方はヤリにくくカンカン音が煩すぎたのです。 この辺は太鼓だけでなく、鉦も叩け篠笛も吹ける私の鳴物オールラウンドプレーヤー的な発想と、ウインドサーフィンで培ったロープワーク(ボーラインノット、エイトノット)が役立ちました。 芸は身を助ける・・・か(笑)。 という事で、1つのスタジオで「これだけ!」というのは勿体ないので、ロックからブルース、ジャズ、ファンク、レゲエ、ラップ、ブラスバンド、管弦楽(クラシック)・・・とイロンナ音楽の練習ができなければリハスタ経営が成り立ちませんので、今回の「全く異質な」だんじり鳴物(和太鼓)にも対応しよう・・・と努力しています(汗)。 【オススメの関連記事】だんじり鳴物を引退しても年中叩けます(スタジオ0724) 【オススメの関連記事】「ファミリーだんじり鳴物」で家族の絆を深める! 「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 「 貝塚不動産.com」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.com にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.12.17 18:15:06
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