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カテゴリ:だんじり鳴物(和太鼓)
だんじり祭が全国区になって久しいですが、本場岸和田市のだんじりの台数は84台です。
町単位で1台保有しているものですが、新しい町や地形的に曳行が難しいところは保有していません。 岸和田に隣接している我が地元貝塚市では22台あります。 だんじりのスタイル形状(上だんじり、下だんじり)の違いも含めて他市や他府県のだんじり保有台数を調べてみると、大阪府610台、兵庫県114台、奈良県42台、和歌山県13台となり、総数が780台もあるようです。 やはり圧倒的に大阪が多いですが、大阪府の610台の内訳は大阪市71台、北摂25台、河内256台、泉州258台となっているようで、意外にも河内エリアのだんじり祭りが盛んな事が窺えます。 この数字は2016年の調査ですから、年々増加中というのを踏まえると現時点で800台を超えているかも知れません。 関西一円に800台もだんじりが存在するという事は、800セットの鳴り物があるという事で、800もの鳴物団体(青年団)が存在する事を指します。 鳴物練習ができる防音と防振対策がシッカリされた場所(スペース、スタジオ)は関西では殆どないニッチマーケットなので、貝塚市から半径1時間をマーケットと仮定すると、800町のうち80%くらいが十分商圏内に入るだろうと考えます。 この辺が昔と違って現代の高速道路網が発達した恩恵を受けます。 一つの大きな魅力的な「だんじりマーケット」だと感じるのは私だけでしょうか・・・・? 殆ど誰も手を付けていない未開拓のマーケットなので早い者勝ちだ・・・と(汗)。 昨今の近隣の騒音問題で「鳴物練習が(だんじり小屋で)十分に出来ない」という事にフォーカスを当てれば、弊社「スタジオ0724」で鳴り物練習ができるという供給に対して潜在需要が相当あると見ましたので、だんじり鳴物用だけでなく一般和太鼓も含めた6台の和太鼓購入に踏み切ったのです。 大太鼓と小太鼓だけの2台だけのシーズン性のある「だんじり鳴物」だけに頼った和太鼓戦略はどう考えてもリスキーなので、資金は掛かりましたが中太鼓4台も購入して一般和太鼓にリスクヘッジしました。 まぁしかし、ごく最近の事なので未だ余り反響はありませんが、そのうちオファーがバンバン入ってくるでしょう・・・(笑)。 それくらいの気楽なスタンスが起業には必要です。 しかし考えて見ると、だんじり祭の「周辺ビジネス」が意外と大きい事が分かります。 だんじり製作(新調、修理、メンテナンス、コマ)、付属品(太鼓類、鉦、篠笛、旗、綱など)、衣装(法被、パッチ類、Tシャツ、地下足袋など)、小物(タスキ、タオル、団扇など)、観光(飲食、出店、交通費)、各団体の詰所での飲食・・・ という事で、「種を蒔いたら、焦らずジッと待つ」という気の長さが起業の勝負なので、決して1つの事に拘らず毎日イロンナ種を撒く事が必要で、そのうち1つでも引っ掛かれば御の字・・・というココロの広さが求められます(汗)。 その背景には他人に頼った計画や、資金繰りを銀行に頼ったり、ギリギリの計画では全く勝負になりませんが。 【オススメの関連記事】だんじり鳴物を引退しても年中叩けます(スタジオ0724) 【オススメの関連記事】「ファミリーだんじり鳴物」で家族の絆を深める! 「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 「 貝塚不動産.com」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.com にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.12.17 18:11:07
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