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カテゴリ:だんじり鳴物(和太鼓)
だんじり祭は毎年泉州地区では9月から10月にかけて行われます。
その期間だけ各町のだんじり小屋では鳴物(お囃子)の練習が行われます。 しかしだんじり鳴物(和太鼓)の魅力は単に祭りだけではなく、ストレス発散と誰でも簡単に叩けるところにあります。 そう・・・年がら年中、いつでも叩こうと思えば叩けるのです。 スタジオ0724で。 本当に鳴物が好きなら、そういう和太鼓を叩ける条件が揃えば叩きたいものです。 5,60年前の子供の頃は、名越のだんじり祭りが木島地区5町で一番ショボく、だんじり小屋を開けるのが試験引き当日でしたので(しかもハッピを着ないで私服で)、我々村のだんじり好きキッズはそれが待ちきれず、小屋の裏扉の下に穴を掘って勝手に小屋に忍び込んだモノです・・・(笑)。 その1年間密閉されただんじり小屋の中のプーンとする何とも言えない「だんじりの欅の匂い」が未だに忘れられません・・・(笑)。 1979年にウインドサーフィンを樽井浜で始めましたが、その時の匂いを情景と共に鮮烈に覚えているのも、思い出は匂いはとともに・・・なんですねェ。 まぁしかし、名越の前のだんじりは明治30年代に岸和田大工町で新調され、大正時代に名越が購入した「名だんじり」でしたが、ノーメンテナンスでしたので100年の木の臭いが染み付いていたのです。 そんな思い出が未だに引き摺っている・・・のかも知れません。 それが今回のスタジオ0724での「だんじり鳴物(和太鼓)練習場」の開設を後押ししたのでしょう。 我々村のだんじりキッズとは、1つ上のYちゃん、Aちゃん、Kちゃんと私の4人組です。 この3人には名越伝統の篠笛も習い、この4人で小学生の頃から名越のだんじり鳴物を仕切っていました。 ナント、小学生が青年団や大人に替わって太鼓を叩いていたのです。 当時の名越村の祭りは引出しは午前2時と早かったのですが10人くらいしか集まらず、だんじり小屋から100mの私の自宅前を通過するのが5時と3時間も掛かるほどで、祭りに対する情熱はそんな低レベルだったのです。 ただ宮入本番の直前によく酔っぱらった大人が「叩かせろや」と乱入してきましたが、直ぐに叩き疲れて私達に代わるのが毎年恒例でしたので、だんじりから降りずに二重見送りで舛合が深い名越の狭いだんじり内でギュウギュウ詰めでも「嵐」が止むのをジッと待っていたのです・・・(笑)。 この子供時代の3人との遊びがなければ、だんじり鳴物(和太鼓)を叩いていなかったでしょうし、その延長線上のドラムもやっていなかったでしょう・・・ 当然スタジオ経営なんて、あり得なかったのです。 人生って、ホンと分からんモンです。 まぁしかし、生れて初めて貝塚新地の三味力で買った篠笛は500円でした。 それから上達して、高校時代トランペットも買った岸和田中央商店街の○○という楽器屋で買ったのは、7本調子の細身の本格的な篠笛は当時1500円でした。 当時は楽譜も何もなく「こない吹くんや・・・」と、お寺の境内で見よう見真似で必死に練習したのが懐かしいです。 祭だけでなく、盆やソフトボール、ベッタン、ベン取り、ビーダン、コマ、自転車、メジロ取り・・・他の遊びでもしょっちゅうこの3人と遊びましたが、今はどうしているのでしょうか・・・? 彼らの影響で、私は小学校に入る前の保育所に1年半も行きました(普通は1年だけ)。 なので、1つの上の地元での人脈が広いのです・・・(笑)。 まぁしかし、ドラムは両手両足を使った複雑なコンビネーションが必要です無限に近いテクニック(フィルイン)がありますが、だんじり鳴物に限って言うと両手だけでテクニックも少ないので練習次第で格段に上達する可能性が高いです。 その鳴物の上達方法に私オリジナルの練習方法があり、それは 1.メトロノーム(クリック)を利用した練習法 2.拳立て伏せ です。 1はリズム感を養うために、スタジオのミキサー経由でスピーカーからクリック音を出して、それに合わせる練習をするのです。 それはバンドで言うとドラムやベースに当たり、鳴物では小太鼓や鉦に相当します。 大太鼓はバンドのリードギターに相当し、曳手や大工方や後梃子やギャラリーがワーッと盛り上がるように自由自在に叩けばイイのです。 この辺の「グルーヴ感」を掴むのが鳴物練習なのだと思います。 また空手の回し蹴りの練習でも難易度が高い「上段回し蹴り」を重点的に練習すると中段や下段蹴りも楽にできるように、太鼓の練習も難易度が高い「駆け足4番」を中心に5分くらい連続で叩く練習をすると3番以下のスピードが遅い太鼓も楽になるものです。 まぁ大太鼓を4番(メトロノーム135テンポくらい)を1分叩くだけでも腕がパンパンになりますが、決して100%ではないバチを持つ70~80%くらいの力での「握りの感覚」が掴めるのです。 時間と回数をこなしてナンボの空手の基本の正拳突きの手の握りや、野球の素振り練習のバットの握りにも通じるように思います。 和太鼓も空手も野球も普段は脱力(70~80%)して、当たる瞬間だけ100%力を込めるという意味で同じ理論だと思います。 また専任を決めず、大太鼓だけでなく小太鼓や鉦を叩くというローテーションを組んだ練習をすると、イザという時に役に立つのはビジネスと同じです。 2は家で出来る補強運動で、手首は言うまでもなく最低限鍛えなければならない部位で、水平打面の大太鼓は大胸筋と上腕三頭筋、垂直打面の小太鼓は三角筋と上腕二頭筋を鍛えるために拳立て伏せが一番イイと思います。 和太鼓とドラムの両方を経験している私から言わせると、手首の使い方がちょうど硬式テニスと軟式テニスの違いによく似ているように思います。 私はテニス未経験ですが、中学高校時代に硬式と軟式の両方のテニス経験者の家内から聞いた話ですが、硬式テニスは手首が固定で軟式テニスは手首の柔軟性が大事なようで、和太鼓は手首が固定でドラムは手首の柔軟性が大事というのによく似ているような気がします。 似て非なるモノ・・・ですが、切り替えが上手くできるなら可能かと思います。 ココです・・・ポイントは。 一見同じような動作ですが、実は素人には分からない動作をプレーヤーがしているのです。 別にそれでメシを食っているプロではないのですから、趣味で楽しむレベルならタイコもテニスも両方楽しんだ方が勝ちです・・・(笑)。 という事で、もう平均寿命で言うと「あと10数年」しかありませんので、人生楽しんだ方が勝ちという人生観で生きていますが、楽しむ為にはお金が必要なので、「楽しんで(仕事で)稼ぐ」という一見矛盾した3D的な脳ミソの使い方が今のメインテーマですねェ・・・(汗)。 【オススメの関連記事】だんじり鳴物を引退しても年中叩けます(スタジオ0724) 【オススメの関連記事】「ファミリーだんじり鳴物」で家族の絆を深める! 「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 「 貝塚不動産.com」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.com にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.12.17 18:10:28
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