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カテゴリ:音楽スタジオ(スタジオ0724)
リハーサル音楽スタジオなんて、都会型ビジネスですし設備投資の割に単価が低いので儲けるのが至難の業です・・・(汗)。
特に弊社のような貝塚市にある郊外のスタジオは。 1500年代にスタジオ近くで根来衆と豊臣秀吉との合戦(千石堀城の戦い)があった時に名越村が存在していましたから、少なくとも500年以上経った農村地帯の古い集落のど真ん中です。 そんなド田舎で大都会である東京の六本木や渋谷にあるスタジオと同じような10代や20代の若い子らの最新ミュージックのバンド演奏や、シニアバンドによる7,80年代のロック演奏や、ブラスを伴ったジャズやファンクバンド演奏をしたり、はたまたタヒチアンダンスやフラメンコといった情熱的なダンスや和太鼓のレッスンもしているなんて、村人の誰もが夢にも思わないでしょう・・・(笑)。 そりゃそうです。 そして、これからは更に「だんじり鳴物(囃子」の練習も・・・ まぁしかし唯一の救いは、道路事情が案外分かり易く、大阪市内や河内方面や和歌山方面から来られても、阪神高速湾岸線と近畿自動車道(阪和道)の貝塚インターを降りて10分程度走って1回曲がれば近くまで来れるところです。 電車でも南海本線貝塚駅経由で水間鉄道の名越駅下車徒歩4分ですから、車の無い高校生でも簡単に来れますし、JR阪和線の和泉橋本駅徒歩20分ですが、体力と気力のある高校生なら何の問題もありません。 南海電車と阪和線の両方から来れるというのが車を持たない高校生にとって案外大きなメリットで、同じ貝塚市でも南海貝塚駅前にスタジオがあっても阪和沿線住民にとって行きにくかったのです。 7年後の令和11年には泉北1号線からの延長の「泉州山手線」が完成し、インターチェンジが近くの千石荘にできる予定なので泉北方面から車での利便性が高まり、弊社スタジオ0724にとって有利な条件が少しだけプラスされます。 そもそも音楽スタジオビジネスは会社と人口が集中し、バンドメンバーが集まりやすい大阪市や東京23区といった大都会に集中しています。 それを大阪市内から1時間の人口たった9万人の郊外に立地する貝塚市でやろうとするのですから、最初から無理があったのです・・・(汗)。 正にビジネスでやるならクレイジーと言われても仕方ありませんが、「半分趣味」と割り切って無借金でスタートしましたから、ビジネス理論だけでは私の脳ミソを理解できません・・・(笑)。 ココです・・・ポイントは。 ある意味、一流の音楽アーティストでもない普通のオッサンが、「音楽(バンド、ダンス、和太鼓)を楽しみながら、それでメシを食う」というライフスタイルに挑戦しているのです。 そして泉州エリアの動線が、難波や天王寺に直ぐ行けるように南北に南海本線やJR阪和線が走っていますし、市民の思考回路は地元ではなく都会方向の「北に」向かっていますので、正に関空のインバウンドと同じように地元は素通りされるのです。 しかし需要はゼロではない・・・のです。 この一点にフォーカスを当て、6年前にスタジオ0724をオープンしたのです。 なので、稼働率も目標は30%と低いのです。 元々コロナ対策でスタジオ予約と予約の間を1時間以上空けていますが、この時点で稼働率がガクンと落ちています。 まぁアパレルの西松屋のように「ガラガラ経営」でも、儲かるシステムを作ろうとしています。 たまたま今はコロナで「非接触」「ソーシャルディスタンス」が求められている時代なので、この稼働率30%目標のガラガラ経営は時代に合っているのです。 織物時代は年間355日24時間エンドレス工場稼働で織機の稼働率が90%以上が目標でしたが、それと比べると目も当てられないくらい低すぎますが・・・(笑)。 そう、織物業なんてそこまで稼働率第一主義でないと儲からないシステムになっていたのです。 イタリアの織物業者はエンドユーザー相手に商売しているところが多いと聞いていますので工場も織機も稼働率を気にしていませんが、日本の繊維業界の流通経路は複雑かつ長く、業者間でリスクを分散する「仮需」という実需の何倍もある特殊マーケットを業界で形成していましたので、こういった稼働率第一主義が常態化していたのです。 まぁこの辺が、製造業とレンタル業(サービス業)との意識の違いかも知れません。 いずれにしても16年前に製造業からサービス業に転業して、考え方の違いに困惑しながらも、その自分の凝り固まった考え方を意識的に180度変えるのにホント苦労しました・・・(汗)。 まぁしかし、コロナに関係のないトランクルームや完全個室のテレワーク室、岸和田市東ケ丘の駐車場は100%稼働を目指します。 という事で、来年の目標はスタジオ会員数2000人(現在1860人)と第4スタジオ(Dスタジオ)増設ですが、スタジオが増えた事によって稼働率の目標が20%に下がるかも知れませが、それでも大丈夫です。 私の視線はアフターコロナの3年後の2025年に向いていますから・・・(笑)。 これから3年間はコロナとウクライナ戦争による円安で日本経済はメチャメチャ厳しくなりますが、3年後には必ず日本経済は復活し、それから儲ければイイのです。 景気が悪い時こそ、第4スタジオ増設に踏み切るという「逆張り経営」がポイントです。 武道の極意の「肉を切らせて骨を断つ」や「負けて勝つ」という諺のような戦略が、最終的にはイイ結果をもたらすのです。 その基礎の基礎を固めるために、今回本業のトランクルーム貝塚「本館」の屋根と壁の大規模改修工事のスペック(品質)向上で、1人でも多く集客しトランクルームの100%稼働を目指したのです。 第4スタジオ増設資金を稼ぐためのアクションが、このように同時並行的にもう始まっていたのです。 しかし、私の予想が当たるか、外れるか・・・? 神のみぞ知る・・・です(笑)。 「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 「 貝塚不動産.com」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.com にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.07.15 20:03:28
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