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カテゴリ:音楽スタジオ(スタジオ0724)
どこかで読んだ話ですが、カフェチェーンのコメダコーヒーが午前中に老人のお客さんが多いのは、老人ホームと提携していてバスで大挙してやってくるのだ・・・と。
ナルホド・・・と感心したものです。 ならば、以前から老人ホームで行なっている音楽療法で、バスで大挙して弊社「スタジオ0724」(貝塚市名越661 072-446-0798 トランクルーム貝塚「別館」1階)に来て頂いて音楽を楽しむのはどうか・・・というアイデアが閃き、早速貝塚市内の老人ホームに売り込みをかけたのは3,4年ほど前でした。 しかし、反応はイマイチでした。 というのは、80代を対象にした音楽療法は童謡が中心でスタジオに行く程ではなく、施設のリクレーションルームでミニコンポかカセットデッキで音楽を流す程度で十分だったのです。 しかし、これから老人ホームに大挙して入居するであろう団塊世代(1947~1949年生まれ)に童謡では「バカにすんな!」とクレームが出そうです・・・(笑)。 ココです・・・ポイントは。 世代が違えば、青春時代に聴いた音楽は全く違うのです。 というのも彼ら団塊世代が青春時代に送った音楽は、GS(グループサウンズ)やビートルズやベンチャーズだったのです。 いわゆる第1次バンドブームで、7,8歳下だった小学生の私でも、それまでの演歌や歌謡曲よりカッコええビートやなぁ・・・と嬉しかったものです。 そういう音楽にドップリ浸かった団塊世代に「施設では童謡を聞いといてねェ」・・・と前の世代と同じ音楽療法では通用しないのです。 イヤ、ホンマ。 というのは日本の歴史を紐解くと、彼ら団塊世代は全共闘運動と完全に被った世代で、自己主張が強く他の世代と一味違うのです。 ここでビジネスの「ニーズを正確に分析しなければ、それに見合ったシーズを提供できない」というセオリーを思い浮かべると、老人施設から来られた入居者の方達が音楽スタジオで思いっきりGSサウンドを歌う(演奏する)というシーンが思い浮かびます。 老人ホームに防音対策をしたスタジオを作るとなるとコストアップになりますし、入居者の外出してストレス発散になりませんので、外部のスタジオを利用するのがベストの選択となるのです。 そして、最近始めた「だんじり鳴物(和太鼓)」も弊社スタジオの目玉です。 幼い頃にだんじりを曳いた思い出が和太鼓のドーンと腹の底に響く音と共に蘇り、「あそこに行けばだんじりとGSがいてる~」なんて、施設長にせがむ入居者のモンキーダンスする姿が思い浮かびます。 我々の世代はディスコダンスですが・・・(笑)。 そんなノスタルジー戦略のスタジオ0724は、少なくとも泉州で唯一無二のスタジオでしょう。 という事で、6年前にトランクルームの中に趣味のドラム室の延長戦上でリハーサル音楽スタジオを試験的に1室だけ作って、これまでナンヤカヤとやってきましたが、想定外にも需要がある事にオドロキ、今では3室になりスタジオ会員数も1860人を超え来年目標の2000人まで「あと140人」になりました。 今回のような老人ホームとの提携ができれば、一挙に会員数が増え今年中に2000人を達成し、老人ホームとの交流が増える事によって本業のトランクルームでも「親の荷物のトランクルーム保管(仏壇、アルバム、ビデオ、骨董品)」が増えるという一石二鳥を狙っていきたいと思います。 そう考えると、我々昭和30年代前半生まれの年代が老人ホームに入るであろう10~15年後は、歌謡曲、フォークソング、洋楽ロック、ソウル&ディスコ、ジャズ&フュージョン・・・と多岐に渡り、老人ホームもある特定のジャンルに特化しないと集客できないかも・・・(汗)。 我々より10歳くらい下の第2次バンドブームに青春を送った団塊ジュニアは、主流は洋楽からJポップに戻りますので、老人ホームも忙しくなりますねェ・・・(笑)。 今朝の妄想はキリがないので、これくらいにしときます・・・(笑)。 「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 「 貝塚不動産.com」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.com にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.07.19 08:06:24
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