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カテゴリ:音楽スタジオ(スタジオ0724)
弊社リハーサル音楽スタジオ「スタジオ0724」(貝塚市名越661 072-446-0798 トランクルーム貝塚「別館」1階)では、バンド練習以外にダンスも和太鼓の練習ができる日本でも数少ないスタジオです。
なんでバンド練習以外にダンスも和太鼓もできるのか・・・? それはAスタジオが22畳と大阪でも最大級の広さで(泉州最大)、防音と防振対策をシッカリ施工した音楽スタジオだからです。 ダンス専用スタジオなら22畳くらいなら沢山あると思いますが、防音と防振対策をバンドスタジオ並みにシッカリしているところは無いと思います。 何故ならダンスとバンド練習では根本的にスタジオ設計が違うからです。 なので、文字通りダンススタジオではバンド練習は出来ません。 しかし弊社スタジオではダンス練習も可能ですし、爆音の和太鼓の練習も可能なのです。 バンド、ダンス、和太鼓・・・3つとも練習可能なのです。 ココです・・・ポイントは。 しかし、何でコストを掛けてまで22畳と広くしたのか・・・? それは「バンドではお客さんが集まらないだろう」とスタジオ起業当時の思いがあったからです。 「広くしてダンスのお客さんも取り込み、ドアも2尺5寸の大太鼓が入るようにドア幅を広げよう!」と決断したのです。 バンド1本ではなく、ダンスと和太鼓の3本で勝負・・・と。 いわゆるリスク分散です。 16年前に織物業からトランクルームに転業した時に1番思ったのは、このリスク分散でした。 何故なら織物時代の40数年間は伊藤忠商事の100%委託生産(賃織り)をしていたにも関わらず、バブル崩壊の商社の業績悪化と大規模リストラと川下シフト(インポートアパレル強化戦略)で、この長年の取引関係が一変してしまったからです。 いわゆる賃織り発注が無くなったのです。 結果的に、弊社が歴史的に伊藤忠の賃織り最後の機屋になった事になります。 主要取引先が何十兆円も売上がある超大企業でも安心できない・・・という事です。 私の人生で、これほどインパクトのある事件はありませんでした。 しかしこれには伏線があり、完全に取引が無くなる2年前から「これはヤバい!」とリスク分散として浜松に出張に行ったり大阪船場の他の繊維専門商社や紡績や合繊メーカーを新規開拓をしていたのです・・・(汗)。 ココで活きたのが、4年間のサラリーマン時代に培った営業力です。 この難局で既に父親が他界していましたので、自力でナントかするしかなかったのです。 総合商社から専門商社に変わった事によって、工場の生産システムを少品種大量生産から多品種小ロット生産に切り替えなければならなかったのですが、これが実は想像以上にホンと大変で、これも私が昼食は自宅に戻らず弁当持参で、極力織物工場の現場に張り付く事によって何とかこの難局を切り抜ける事が出来ました・・・(汗)。 品種変更(縦て替え)の為の筬やカムや織機改造部品を大量に買い込み、コストが相当アップしましたが、新しい取引先の要望(注文)に応えるためには仕方がありませんでした。 時代は大量生産から少量(小口)生産に大きく変わったのですから、それに合わせる為に必死だったのです。 時代の大きな流れには逆らえないという事です。 まぁこの事件をキッカケに「大手といえども、エンドユーザーからかけ離れた流通のポジションでは世界の情勢に左右されてしまうなぁ(自分の努力ではどうする事もできない)・・・」と心底リスク分散の重要性を感じたのでした。 なので、転業をキッカケに繊維業界とは全く違うエンドユーザー向けのトランクルーム業界という全く未知の世界に飛び込んだのです。 しかし私の気持ちに悲壮感は全くなく、長年の呪縛から解き放たれたように晴ればれとしていました・・・(笑)。 まぁしかしこれまでの経験で、織物工場1棟だけトランクルームに改造コンバージョンしてもダメだ、2棟やって出来るだけユニット数を増やしてお客さんを分散させなければ・・・と、結局大阪最大級の171室まで部屋数を増やしました。 しかし、ここでもまたトランクルーム起業当初は集客に苦労し「トランクルームは失敗したかも?他の副業もしなければ・・・」とリスク分散を考え、1から不動産を勉強して個人で宅建士資格を取り、業者として大阪府知事免許も取り不動産仲介業も兼業という徹底ぶりです・・・(汗)。 不動産屋も兼業したお陰で、その後スタジオ準備資金も稼ぐことが出来、これまたトランクルームの空室対策としてスタジオを始めたのですが、これもある意味リスク分散です。 このように私の人生はリスク分散、リスク分散・・・の歴史だったのか? もう織物時代のトラウマが染み付いてしまってるのか・・・(笑)。 とにかく織物時代の経験を通じて、誰にも頼らない、頼りたくない、頼れない・・・という独立独歩の精神を養えました。 弊社が無借金経営なのも、銀行に頼らない、頼りたくない・・・ことの現われです。 そりゃ織物業を祖父が創業する前の昭和初期の貝塚信用金庫時代から100年近く取引をしているメインバンクで地元の金融機関NO1の大阪信用金庫ですから、電話1本で融資してくれると思いますが、これからも無借金経営を貫くために敢えてそんな事はしません。 という事で、リスク分散し過ぎてヤッテいる事が「トランクルーム」「音楽スタジオ」「テレワーク(自習)室」「卓球場」「不動産仲介業」と大きく分けて5つですが、その幹の下に更なるリスク分散として「和太鼓」「ダンス」「フラメンコ」「ファストドロウ」「卓球マシン」「FP不動産コンサルティング」といった増えすぎた枝葉がありますので、これからの問題は如何にそれらの運営管理を従業員を雇わずにファミリービジネスでシッカリするかです・・・(汗)。 そしてスタジオで実際に和太鼓の練習をしてもらうと初めて分かった事があり、それは一般的な10畳くらいのスタジオでは防犯カメラ画像も揺れる「フルバンド以上の和太鼓の爆音(音圧)」に耐えられないという事で、やっぱり22畳くらいの広さが必要だったのです。 「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 「 貝塚不動産.com」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.com にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.08.04 18:01:34
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