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カテゴリ:だんじり鳴物(和太鼓)
スタジオでのドラム練習では正確なリズム感を養うために「メトロノーム(クリック)」を使う基礎練習は普通にやっています。
正確なリズム感・・・これは練習を惰性でやっていては身に付きません。 通常のだんじり小屋での鳴物練習ではメトロノームが使えませんが、ドラム練習と同じように和太鼓練習の基礎練習にメトロノームを使うのです。 日本の伝統音楽に科学的な練習方法を取り入れるのです。 具体的に「スタジオ0724」でどうやって練習するのかと言うと、各スタジオの常設機材のデジタルメトロームやスマホのメトロームアプリをミニジャックでミキサーに繋ぎ、両サイドのスピーカーからクリック音を出すだけです。 これでスタジオ全体に音が響き渡り、それに合わせて太鼓や鉦を叩くのです。 できれば連打で。 この基礎練習をアンサンブル練習の前に10分くらいすると、相当リズム感が養われると思います。 もちろんスピードの調整も自由にできますので、これまで大体の感覚でやっていたのが「今日はチョッと試しに飛ばして、昨日のBPM130から135に上げてみよか・・・」という風な科学的な練習方法に変わっていくでしょうし、場合によってはだんじりの大屋根で踊ってる大工方にも見てもらい「どのスピードが踊りやすか?」といった検証も屋根からの落下リスク回避の一助になるかも知れません。 ※「BPM」 beats-per-minute 1 分間の拍数(テンポ) 大体ダンスミュージックのヒット曲は心理的に盛り上がるBPMが120辺りに集中していますし、だんじり鳴物も3番~4番(半刻み~駆け足)くらいのスピードが1番盛り上がり、BPM120~140辺りなのも頷けます。 またケースバイケースで、スピーカーのクリック音が聴き取れなければ、ヘッドホンやイヤホンで聴くのもイイと思います。 まぁ、どんなスポーツでも楽器でも基礎練習というのがあり、これを怠ると進歩が望めません。 どちらかと言うと、高校の軽音楽部や青年団のだんじり鳴物練習では、まだブラスバンド部や一般和太鼓のような練習方法が確立されていない・・・のかも知れません。 だんじり鳴物で言うと、これまでの小太鼓や鉦のリズム感に頼った鳴物アンサンブルでは、その時の雰囲気や高揚感に引き摺られて微妙にズレている(早くなっている)かも知れないので、少なくとも練習時は正確なリズムを刻む努力をしなければ・・・と。 大工方は鳴物に合わせて屋根で踊っているので、肝心要のバンドアンサンブルのドラムやベースに当たる小太鼓と鉦は絶対狂ってはダメなのです。 という事で、和太鼓とドラムの両方を経験している事によって、両方の良いところが分かっていますので、それを活かす練習方法を取り入れる事が上達の一助になるのかと思います。 たかがリズム感、されどリズム感・・・です。 【オススメの関連記事】だんじり鳴物を引退しても年中叩けます(スタジオ0724) 【オススメの関連記事】「ファミリーだんじり鳴物」で家族の絆を深める! 「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 「 貝塚不動産.com」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.com にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.12.17 18:02:01
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