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カテゴリ:ライフスタイル
先日「トランクルーム貝塚」本館の改装工事(屋根のカバー工法と壁の塗装)を終えたのを機に社名看板を新調しましたが、その時に古い木製看板を捨てようかと思いましたが、フッと戦後の祖父の苦労話を思い出しました。
73年前の昭和24年(1949年)に祖父が織物業を創業した訳ですが、昭和24年と言えば日本が第2次世界大戦で負けてからたった4年しか経っていません。 戦後2年くらいの昭和22年くらいの東京23区や大阪市内がまだ焼け野原だった頃に「織物業をやろう」と起業を考え、工場を建てるために1,2年掛けて木材を苦労して集めたと父から聞いていました。 とにかくアメリカに広島と長崎に原爆を落とされ、東京と大阪の都心は壊滅状態にされたのです・・・ 母親もアメリカのグラマン戦闘機に機関銃で打たれて田んぼの畝の間に伏せて九死に一生を得たと言っていますが、あまりの低空飛行だったみたいで操縦士と目が合ったと言っていたくらいです。 都心だけでなく、戦争末期には大阪南部の田舎にもアメリカの戦闘機が上陸していたのです。 まぁ敗戦で当時日本には何もなかったのですから、相当祖父が苦労したのが想像されます。 そんな祖父の意思を継いで、築73年の別館を耐震補強とリフォーム(屋根と壁のガルバリウム鋼板によるカバー工法)で、トランクルームとして再生させました。 特に「別館」には、トランクルーム以外に音楽スタジオ3室と卓球場3室あります。 そんな事もあり、その古い木製看板の端を丸鋸で切ると、断面を見るとまだ木は生きているではありませんか・・・(驚)。 幼馴染の本職の大工さんも言っていましたが、木って、本当にすごいマテリアルだと思います。 両端を切ってバックヤードに保管する事にして、また何かの時に使うようにします。 断捨離と言って誰が流行させたか知りませんが、何でもかんでも捨てる世の中ですが、私はリユースするか?捨てるか?・・・と自分の脳ミソでチョッと考えるようにしています。 一度捨てたら今度買いたいと思っても、無いかも知れませんし高いからです。 22年前の織物時代に当時85万円で買った軽トラック(エアコン、エアバック、強化サスペション、大型スピーカー搭載のBluetoothレシーバー付きカーステレオ、オートマチック、前後ドライブレコーダー付き)も、私の日常の足以外に「宣伝カー」「レンタカー」として未だに元気に走っています。 あと5年は、彼と一緒に頑張っていこうと思います。 とにかく、能力100%ギリギリまで「使い倒す」・・・これがポイントです。 という事で、私がまだ4,5歳の頃から祖父からノコギリの使い方や金槌で釘の打ち方を学び、親戚の八百屋で木製のリンゴ箱を潰して犬小屋や子供だんじりを作ったのも祖父の教えからです。 祖父は鎌を自作したり、工場で使うブリキ製の灯油缶を利用したちり取りを作ったり、と手先が器用な人でした。 私も小中学校では図画工作だけはずっと成績が5でしたので、その血を引き継いでいるのでしょうか・・・? という事で、結局を古い看板を「木材」として次の出番を待っているのですが、新しい社名看板は木製ではなく金属製にしました。 これだと劣化する事はなく、一生モンですから。 そして古い木製看板のように、外見はボロボロでも「まだ生きているぞ!」と・・・人間も、こうありたいですね(汗)。 「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 「 貝塚不動産.com」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.com にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.08.08 09:36:12
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