トランクルーム貝塚のオヤジ奮戦記

ここ３カ月ほどスタジオ会員数が、これまでの２倍のハイペースで急増しています。

急増原因の一つが「予約と予約の間を１時間以上空けて、会員同士が出会わないようにする」という弊社「スタジオ０７２４」のコロナ対策が功を奏したのかと思います。

しかしこれって、予約の前後間は空いていますので、利益は全く生みません。

企業にとって稼働率が大幅にダウンしますので、大打撃です。

６年前のスタジオが１室だけなら、それだけで経営危機に陥ります。

コロナ対策を優先しすぎて予約間を空ければ売上がダウンし、コロナ以前のような連続予約すれば売上がキープできてもコロナ感染の可能性が高くなるでしょう。

このコロナ対策は正に「諸刃の剣」だったのです。

幸い今は３室に増設しましたので同時間帯の予約でも部屋を変えれば問題がなく、稼働率の大幅ダウンをしながらもナントかやり繰りできていますが・・・（汗）。

いつまでもこんな事を続けるていると、経営体力が段々と落ちてしまいます・・・（汗）。

早くコロナが収束して、コロナ前の「連続予約」に切り替えなければ・・・と切に願うばかりです。

このままズルズルとコロナが長引き「予約間を１時間以上空ける」コロナ対策を取っていれば、将来的にいくら会員数が２０００人を超えてスタジオを４室に増設しても採算的に全くダメですねェ・・・

去年までは会員数２０００人が第４スタジオ増設のメドでしたが、今はそんな目先の数字で増設判断をするのは危険で、もっと深く中身を分析しなければ足元をすくわれます。

コロナ終息のタイミングと、スタジオ会員数２０００～２５００人突破のタイミングと、４室目の増設のタイミングの３つを総合的に考えて、最終判断をしなければなりません。

コロナが収束せずにずっと続くかもしれませんし、競合店が現れスタジオ会員数が２０００人以降は伸び悩むかもしれませんし、現状の３室で十分で４室目の増設はストップするかも知れません。

この辺はいつものように「逆張り発想」で、みんながGO！という雰囲気になれば立ち止まり、みんなが委縮しているときこそGO！と自分オリジナルの決断をするでしょう・・・

１９８０年代後半のバブル前後の数年で「赤信号みんなで渡れば怖くない」的に、１台１０００万円もする革新織機（エアージェット織機）が１０００台も貝塚市内の織物業者に我先にと導入された結果（トータル投資金額１００億円）、２０年以内に弊社も含め今は殆ど倒産廃業という恐ろしい現実を目の前にしましたので、横並びの発想や行動は絶対NGと脳ミソの中に深くインプットされています・・・（汗）。

とにかく「人の逆を行く」・・・コレに尽きます。

まぁこれら以外に、ウクライナ戦争の余波、台湾情勢、中国とロシアと北朝鮮の動向・・・といった不確定要素もあり歴史的にも今は異常な状況ですから、決して予断は許されません。

という事で、吹けば飛ぶような零細企業経営者ですが、それなりにイロンナ事を考えながら色々とアイデアを捻りだしながら生きていかねば・・・と（汗）。




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