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いまビジネスの世界で、「リスキリング(re-skilling)」(学び直し)が注目を集めています。
私にとってリスキリングと言えば、50歳の時に挑戦した「宅建士」資格試験です。 16年前のトランクルーム起業当初は殆ど集客できず、トランクルームの電話番を家内に任せ、私は朝6時から夕方6時まで12時間よその織物工場で働いていましたので、その疲れ切った身体を押しての受験勉強でしたので、精神的に絶対合格するぞという堅い意志がなければ持たなかったでしょう。 50歳で受験勉強を始めて9か月、朝の2時に起床して3時間勉強をしました。 お陰様でナントか一発で合格できました・・・(汗)。 睡眠時間は実質5時間を切っていたので、いつも眠たかったのでガムをよく噛んでいましたし、朝2時からの受験勉強は眠気を覚ますために剣山を机に置いて左手の甲を当てて痛さで目を覚ますようにしたり、頬っぺたにフックで脳を揺らしたり丸でSMの世界です・・・(笑)。 結果的に、他社の織物工場で恥を忍んで1年半正社員として働きました。 宅急便の下請けや病院の警備員や塾の送迎バスの運転手といった仕事もあったのですが月給15万円しかなく、それでは家族を養えませんし税金を払う事が出来ませんので、シンドイですが週6日残業4時間の12時間働けば月給30万ある慣れた肉体労働を選んだのです・・・(汗)。 そんな中での9か月の受験勉強だったのです。 今思うと、そんな事がよく出来たのかと・・・我ながら感心します(笑)。 やはり50歳は若かったのです・・・(笑)。 50歳をまだ若いと思うか、もう年だと思うか・・・事実は1つ、考え方は2つです。 私の場合は長かった商社の下請けの織物時代から、エンドユーザー直の新しいトランクルームというビジネスに方向転換したばかりで、勢いがついていたので「まだイケル!」と判断したのでしょう。 その背景には子供3人を含めた家族を養う義務がまだあったので、それが無言のプレッシャーになっていたのは確かです・・・(汗)。 それらのベクトルが合わさって「GO!(まだイケル)」となったのでしょう。 転業せずにサラリーマンになって養う家族も無ければ、そんなエネルギーの爆発はなかったでしょう。 という事で、宅建士に一発で合格を決めた勢いで、ファイナンシャルプランナー(2級技能士&AFP)や不動産コンサルティングマスター試験など9つの資格試験を「その勢い」で次々と合格して、危うく「資格マニア」になりそうでした・・・(笑)。 個人で宅建士資格を取ってから宅建業者として免許を取らなければ会社として不動産仲介業を開業できませんので、司法書士や行政書士に依頼せずに自分一人で法務局や府庁に出向いて会社の定款を変更したり業者の免許申請をしましたが、それがそのまま世の中に通用するはずはなく、その後不動産仲介業の実務経験を1つ1つ積み重ねる事によって徐々にスキルを上げていきました。 これら宅地建物取引業の起業からの一連の14年間の経験を通じて、大阪で1万社も同業の不動産屋がありますので、これを本業にするには非常に厳しいと感じると共に、イロンナ意味を含めて仲介業というのは一筋縄ではいかないなァ・・・というのが実感です。 無借金経営を貫くために、そうやって2,3年掛けて不動産仲介業に注力し、音楽スタジオの開業資金を稼いだのでした・・・(汗)。 そもそも宅建士の受験勉強をしなければ・・・その9年後のスタジオ起業も何もなかったのです。 人生って、無欲で真面目に努力さえしていれば、必ずどこかで繋がる・・・と思いたいです。 「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 「 貝塚不動産.com」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.com にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2023.06.24 10:16:25
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