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カテゴリ:中小企業の生きる道
当たり前ですが、1日24時間しかなく、食事や睡眠時間に8~10時間取られるとして、残りだいたい14~16時間しかありません。
この14~16時間を遊んでも、寝てても、仕事しても・・・民主主義国家である日本では誰でも自由で平等です。 弊社はトランクルームをメインに、不動産屋、音楽スタジオ、テレワーク室、卓球場といったビジネスの「五毛作経営」を従業員を誰も雇わずファミリーで営んでいます。 言うなれば、トランクルーム業界、不動産業界、音楽業界、コワーキングスペース(レンタル自習室)業界、卓球業界・・・という5つの業界と同時に関わっています。 同時関わると言っても、実際は物理的な問題で「時間差」で関わっていると言えるでしょう。 他人から見れば忙しそうに見えますが、実際は結構ヒマですし、通勤時間が自転車で1分というのが時間節約のポイントです。 朝は早いですが、夕方は夏は3時には仕事を終えベランダでビールを飲んでリラックス、冬でも5時には仕事を終えています。 オファーの全て受けると時間がなくなりますし、もうこれからはプライベートの充実に重点を置きますので、オファーの内容や付き合う相手を吟味しなければ・・・(汗)。 と言うか「切り替え」さえ上手くすれば全く問題なしで、むしろ脳ミソにフレッシュな風が吹き注ぎ、追い風にすらなっているようです。 平たく言えば、気分転換にもなっているのです。 もちろん旅行や趣味で堂々と休みますが、リモートワークも出来ますので何の問題もありません。 100%仕事から離れるのは無理というのがオーナー経営者の辛さですが、そこは仕事と共存、仕事を楽しむ・・・という諦めが必要です(汗)。 1つしかやっていなければ、一度こけると悶々と悩んでしまい、前に1歩も進めなくなるかもしれませんが、イロイロやっていると効率よくコトを運ばなければなりませんので悩んでいるヒマがなくなるのです・・・(笑)。 「ハイ、次!・・・次!」という感じで。 この無意識に流れるようなリズムがポイントで、この生活のリズムさえ掴めば、土日関係なしに1年365日ストレスなしに快活に仕事ができるのです。 と言うか、リズムさえ掴めば、もはや構えて「仕事や!」なんて不思議と思わなくなります・・・(笑)。 生活の中での無意識に流れるようなリズム・・・コレがポイントです。 逆に自分独自のリズムを掴めなかったり、リズムが狂ったりしたらどうしようもありませんが・・・(汗)。 まぁこのようなリズムで5つの仕事をしていると、モノゴトをミクロ(小さな世界 を考える視点)ではなく常にマクロ(大きな 世界を考える視点)で見る癖がつきます。 癖です・・・クセ。 こっちで損をしても、あっちで儲けて・・・会社全体のトータルでプラスならOKという具合に。 イロイロやっていると、多少売り上げに凸凹が出来ても気にしない図太さが身につきます。 会社の規模が違っても、どんな経営者でもマクロ的な考え方が必須なのです。 ココです・・・ポイントは。 大企業で採算割れの事業から撤退したり、その部門をM&Aで売却したりするのも経営的には正解ですが、それしかやっていない社員はリストラや転籍でたまったものではありませんが。 零細企業なら5つのうち1つが大きな赤字で全体の業績の足を引っ張らない限り継続しよう・・・という判断があろうかと思います。 まぁ所詮1人の人間の神経なんて繊細なモノですから、それをカバーする意味の予防策として細かく「イロイロやっていく」事によって、気分転換しながら集中して仕事をするのです。 織物時代も昭和40年代までは泉州では簡単な平織りの「少品種大量」生産がメインでしたが、時代の変化で40年後には想像も出来なかったドビーや綾織りや番手や糸種も膨大に増えた「多品種小ロット」生産が生き残りの必須条件になり、弊社も最後の最後まで踏ん張ってきた過去の歴史があります。 この多品種小ロット生産の経験が、五毛作経営に繋がったのかと思います・・・(汗)。 サラリーマン時代も、ゼネコン向けの4mのピクチャーレールを50cm~2mに切ってパックし画材店ルートに直接販売したり、入社前に大量にあったイタリアから輸入したプランターの長期不良在庫を花屋さんとコラボして百貨店ルートのギフトにして在庫を一掃したり、それまで金物業界一辺倒だったのを当時ホームセンターのチラシ商品を開拓中だった工具商社の山善を開拓してホームセンターのチラシ商品やカタログ販売に新規参入したり、ホームセンター向けだったアングルを当時パソコン販売に進出しようとしていた心斎橋のカメラのナニワにPCラックとして直接販売したり・・・同じ会社内で全く業界も分野も違う仕事を一人でやり「モノの見方(販売方向)を変える」経験も役だったのかと思います。 よくよく考えれば、結局サラリーマン時代も織物時代もイロイロやってきて、今と全く変わっていなかったのです・・・(笑)。 人間、性格は一生変わらない・・・というのはこの事です(笑)。 という事で、5つの業界をやっていると言っても大阪で1万社もある不動産業界以外はニッチマーケットに特化していますので、大企業の参入がないところに魅力を感じています。 「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 「 貝塚不動産.com」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.com にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.11.17 17:10:42
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