トランクルーム貝塚のオヤジ奮戦記

大阪府の人口は東京都、神奈川県に次いで３位の８８２万人です。

残念ながら、何年か前に神奈川に抜かれたのです。

その大阪府でも第１位の市は大阪市の２７６万人です。

日本で東京に次ぎ２番目の大都市で「世界のOSAKA」である大阪市が、弊社「トランクルーム貝塚」の所在地の貝塚市から車や電車で１時間以内という近いところにあります。

この大都市もトランクルーム貝塚の商圏に取り込まなければ・・・と（汗）。

一般的なトランクルームは１店舗あたり２０～３０室しかありませんが、弊社は１店舗だけで大阪最大級の１７１室もありますから他社のトランクルームとは全く違う戦略を打ち出さなければならないというミッションがあったのです・・・（汗）。

駐車場ビジネスは毎日車を利用しますので近隣からしか集客できませんが、トランクルームは年に２，３回しか利用しませんから安くて安全であれば遠方からの集客が可能だったのです。

ココです・・・ポイントは。

まぁしかし４年前のG２０でも世界中にOSAKAの知名度が広がり、関空からのインバウンドで京都より人気の大阪市です。

その２７６万人の大阪市と大和川を挟んで南に隣接している人口８２万人の堺市・・・合計３５８万人の巨大マーケットが貝塚から車や電車でたった１時間以内です。

地元貝塚市の人口は８．４万人しかありませんから、目の前の潜在需要の巨大マーケットをただ見ているだけではニッチマーケットのトランクルームビジネスの未来はありません。

たった１時間以内にある貝塚市の４３倍もある巨大マーケットにフォーカスを当てなければ。

ニッチだからこそ、広い範囲から集客しないとダメなのです。

ココです・・・ポイントは。

この貝塚の好立地を活かさない手はありません。

どちらかと言うと泉州人は仕事やプライベートの遊びでも大阪市内方面に行く傾向がありますが、逆の発想で大阪市内の人間をこちらに呼び寄せる知恵を出さなければなりません。

まぁ１時間くらい離れたところからの集客戦略として

・屋内型（ビルトイン）　※野晒しの屋外型コンテナではない

・管理人が駐在（有人管理）

・日本最安値（容積比）

・安心＆安全のセキュリティ（オートロック、３重ロック、10台の防犯WEBカメラ設置、2台のWEBドアホン）

・時間差のWEB予約（利用時間はお客さん同士が被らないように弊社でコントロール）

・設備充実（暖房便座＆温水ウオシュレットの水洗トイレ、水道、ピアノOKの１トン・クレーン）

・各種サービス（軽トラックレンタル、除湿剤入替え、荷物の受け渡し、クレーン操作）

といった他社では殆どないところが集客の目玉になろうかと思います。

それに加えて、３０分～１時間以内の和歌山市（３６万人）、紀の川市（６万人）、岩出市（５．４万人）の合計４７．４万人からの集客も見逃せません。

和歌山は大阪に強く憧れるという「大阪志向」の傾向がありますから、これに便乗してトランクルーム貝塚を借りて頂くのです。

私は立地に関して何の努力もしていませんが、先祖代々受け継いできた貝塚という立地がケースバイケースで有利に働くのです・・・（涙）。

その結果、弊社の約５０％が近隣の３市１町（貝塚、岸和田、泉佐野、熊取）以外の堺市、大阪市内、神戸、奈良、和歌山、海外からの集客だったのです。

トランクルーム貝塚と同じニッチマーケットである弊社リハーサル音楽スタジオ「スタジオ０７２４」もこの和歌山の大阪志向が威力を発揮し、泉大津市から和歌山市の一歩手前の岬町までの泉州エリアで音楽スタジオは弊社を含めて３カ所しかありませんから、２０００人超のスタジオ０７２４の会員さんのうち沢山の会員さんが和歌山エリアから来られているのです。

という事で、１７年前に泉州の地場産業だった織物業からエンドユーザー相手のB to Cビジネスのトランクルーム賃貸業に転業した訳ですが、商圏というキーワードに様々な想いが過ります。

商圏って、一体なんだろう・・・と。

そりゃ１等地の利便性のある所に出店すれば集客できるのに決まっていますが、地代も高く賃料も高くなり損益分岐点が高くなり採算が合わせにくくなります。

要は千差万別の立地条件がありますが、それを事業として軌道に乗せられるか否かが経営者の能力に掛かってくるのは間違いないという事です・・・（汗）。







「トランクルーム貝塚」「スタジオ０７２４」「貝塚卓球センター」「テレワーク＆スタディ貝塚」 「 貝塚不動産.com」 大阪府貝塚市名越６６１　tel:０７２－４４６－０７９８　 mail: info@sasatani.com


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