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カテゴリ:サンドバッグ&フラメンコ練習場
弊社リハーサル音楽スタジオ「スタジオ0724」(貝塚市名越661 072-446-0798 トランクルーム貝塚「別館」1階)で今回増設する第4スタジオ(Dスタジオ)ですが、これまでのA~Cスタジオのように大掛かりな改造工事や楽器機材に殆ど費用を掛けていません。
というのは、防音工事を新たにする計画はなく既存の設備(サンドバッグ、ミニコンポ、フラメンコ台)を流用するだけで、新たに楽器機材(ドラムセット、ギターアンプ、ベースアンプ、ミキサー、スピーカーなど)は購入せずに、卓球場の1室をミラーを増やしたり天井のジプトーンを貼り直したり壁にクロスを貼ったりするだけですから。 これまでのABCとはコンセプトが違い、サンドバッグやパンチングボールや運動系やダンス系が中心で、既存の土壁とガルバリウム鋼板の二重壁で十分防音効果がありますので新たな設備投資が不要なのです。 ABCは24時間営業ですが、Dスタジオに限って9:00~20:00と営業時間を制限しています。 エアコンはありませんので、常温で快適に利用できる春と秋に集客できればイイや・・・と。 最初から夏と冬の集客は期待していないのです。 「今どきエアコンもないのか?」と言われそうですが、この辺が一般のビジネス常識とはかけ離れていますが、所詮トランクルームの空室対策としてのサンドバッグ練習場という位置づけですので、弊社の経営ポリシーは1ミリもブレていないのです。 この環境で練習したい人だけ利用してもらえれば十分です。 防音設備やエアコン導入をすればイニシャルコストもランニングコストも掛かり、24時間営業は可能ですがそこまで集客ができないだろうと。 最悪失敗すれば、またトランクルームに簡単に戻せるようにしたのです。 だいいち防音工事をすれば30%ほど部屋が狭くなり、12畳が9畳くらいに狭くなってしまいバンド練習しかできなくなり、格闘技系やダンス系といった「新たな客層」を取り込めなくなります。 新たな客層を取り込めなければ、それによって本来の目的である「本業のトランクルームへのシナジー効果」を期待できないという事ですから、バンド練習としての「Dスタジオ」を諦めたのです。 逆に言えば、もうバンドだけでは集客に限界があるという事です。 経営者として2,3年先のマーケットを読むのも大事な仕事で、バンド専用スタジオは当面3室で24時間営業で十分・・・と判断したのです。 格闘技系とダンス系の新たな客層と言っても、7年前にAスタジオをスタートした時と同じように最初からあまり期待していません。 これからの状況をよく見ながら、ボチボチ「Dスタジオ」を変化させていく・・・のです。 これから前面ミラーの幅を90cmから450cmにして、サンドバッグを1本増やして2本にし、天井を張替え、壁にクロスを貼る計画です。 これで集客状況を見ながら、徐々に変化させていくのです。 決して諦めないで、何年も掛けてボチボチ歩む・・・零細企業のニッチマーケットを狙った経営のポイントはコレです。 しかし「なんでサンドバッグを吊るせたか?」というDスタジオ増設の根本的な理由をよく考えてみると、そこにはサンドバッグのフックを取り付けている「天井根太」があったからです。 スタジオがあるトランクルーム貝塚「別館」は、築74年のノコギリ屋根の木造の元織物工場で天井根太はありませんでした。 そんなボロボロだった織物工場を、12,3年前にトランクルームへの改造コンバージョンと耐震補強した時に2階にもトランクルームの部屋にして、その時に天井根太(2階床下)を施工したのです。 その1本の天井根太の断面の寸法は240mm×105mmで長さが4mあり、この太くて長い根太を72本も天井に施工していたのです。 保育所から一緒の信頼できる幼馴染の森の大工の安枝氏に依頼し、別館の一連の改造コンバージョンをしてもらったので安心です。 これがサンドバッグを吊るしても何の問題もなく、5年前に大阪を襲った台風でもビクともしなかったのです。 まぁ、先代のお父さんが60年前に私の実家の土蔵を建ててくれた安枝氏と、長年取引のある良い木材を提供してもらった松田木材さんには、もう感謝しかないですねェ・・・(涙)。 という事で、スタジオ0724の客層はバンドをメインに、ダンス系(フラダンス、ヒップホップ、タヒチアン、フラメンコ、創作ダンス)や和太鼓・・・そして今回のサンドバッグ利用の格闘技系(空手、ボクシング、キックボクシング)と多彩です。 これも織物時代の後半10年間にファッション衣料(レディス、メンズ、子供)、ユニフォーム(ワーキング、オフィス、警察向け、病院向け)、資材(研磨布、フラッグ)、空手衣、寝装(羽毛布団、シーツ、和布団)、輸出(中近東向け民族衣装トーブ、北米向けカジュアル衣料、欧州ブランド向け)・・・とイロンナ紡績や合繊メーカや商社を回って、多品種小ロットで受注生産してきたのが身に染みているからだと思います。 とにかく、イロンナ事にチャレンジしていかないと生き残れない・・・と(汗)。 かつて大阪船場界隈で「ミスターフライデー」と言われるほど、毎週金曜日に朝2時から工場現場でタイイング(繋ぎ)2本済ませてから電車に乗って朝9時に繊維専門商社の3部門と大手紡績に、午後からメインの大手総合商社にチョッと顔を出し、それから大手合繊メーカーの6部門を営業に夕方ギリギリまで回っていたのですが、同じ繊維と言っても全く違う業界を渡り歩いているような感じでしたので、これがヨカッタのかも知れません・・・(汗)。 あれから17年・・・当時の商社や紡績の営業担当者が海外の工場長や大阪支店長や会社役員や社長になっているのを見ると、歴史の流れの速さを感じざるを得ません。 「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 「 貝塚不動産.com」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.com にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.03.24 16:33:30
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