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カテゴリ:テレワーク&スタディ貝塚
弊社「トランクルーム貝塚」(貝塚市名越661 072-446-0798)は館内にテレワーク室(レンタル自習室)が9室あります。
完全個室なのでオフィスにもなります。 オフィスに必要なWiFiも完備です。 これだけ設備の揃っているスペースは泉州ではなかなかありません。 単なる自習室なら図書館や学習塾に沢山ありますが、完全個室でWiFi完備となると殆どありません。 ありそうで無いのです。 ココです・・・ポイントは。 弊社もテレワーク室(レンタル自習室)専業ではメシが食えませんので、トランクルームと併用してます。 本業のトランクルームが忙しくなればトランクルームに変え、テレワーク室の方が忙しくなればテレワーク室に・・・と変幻自在に同じ部屋を変化させるのです。 こんなテレワーク室(レンタル自習室)を、コロナ以前の6年前からやっているのです。 決してコロナ禍のテレワークブームに乗っていないのです。 この船場の扇子商法的な変化させるやり方は、やはり織物時代からのアレンジです。 同じ織物機械(エアージェット織機)を細い糸を使ったハンカチにしたり、太い糸を使ったチノパンにしたり・・・と何百種類も織っていたのです。 糸の太さや本数、織り方(平、綾)、物性(糸種)が違うと織機の調整を全てやり直す大変さがありましたが、「どんな織物を受注しても織り熟すぞ!」という精神的な対応力がつき、それが転業にも役立っているのかと思います。 「平織りしかできない」「立て替え(品種替え)はイヤや」といった理由で廃業した同業者が沢山いましたが、その中でオイルショックやバブル崩壊を乗り越えて17年前まで弊社が織物業者として生き残れたのはこの「変化対応能力」だったと思います。 「同じ織物をずっと織っていきたい」という楽な生き方は時代が許さなかったのです。 全国的に織物産地は沢山ありますが、大阪南部産地が他産地に比べて特に大きく98%も激減した理由は、戦前から大阪発祥の伊藤忠や丸紅といった繊維が祖業の総合商社からの大量生産型の受注が多かったからで、それに慣れるとバブル崩壊以降の多品種少量生産という変化に対応できなかったからです。 地方の岡山や浜松や西脇といった産地がソコまで激減していないのは、そういった都会の産地のような恩恵を受けず差別化(学生服、ジーンズ、先染め)と多品種小ロット生産に慣れていたからです。 大阪という地の利を活かして戦後からバブルまで少品種大量生産でいけたが、以降はそれが仇となり多品種少量生産という「時代の変化」についていけなかったのです。 まぁしかし、思い起こせばオイルショックの大変な時に、それまで大手総合商社の賃織りで平織りしかやっていなかった父親は「これからはサテン(和布団用)やっていくど・・・」と悪戦苦闘しているのを目の前で見ていると、高校生だった私は「世の中の流れに合わせないとメシが食えないのだなぁ」と心に刻みました。 という事で、弊社戦略の1丁目1番地は「トランクルーム171室をすべて埋める」という事でしたので、その空室対策としてそのうち4室を音楽スタジオに、2室を卓球場に、9室をテレワーク室(レンタル自習室)にしているのです。 トランクルームの「月極貸し」を「時間貸し」という発想に転換して、初めてスタジオや卓球場に出来たのです。 こんな脳ミソの切り替えでも約10年・・・思った以上に時間が掛かりました・・・(汗)。 しかしコロナの3年間で自宅をテレワーク室に改造したり、鉄道会社が駅のホームなどにテレワークボックスを設置したりして、弊社のテレワーク室の需要が減っているのが現状なので、他に何か「3つ目の新しい潜在需要」を探さねば・・・(汗)。 「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 「 貝塚不動産.com」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.com にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.04.02 05:25:13
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