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カテゴリ:だんじり鳴物(和太鼓)
昨日も泉大津から中学生が「だんじり鳴物(和太鼓)」の練習に「スタジオ0724」にやって来ました。
17年前に織物業から工場を改造コンバージョンしてトランクルーム賃貸業を始めましたが、誰がそこで「だんじり鳴物(和太鼓)」の練習をするなんて想像したでしょうか・・・? 当の本人である私ですら、全く想像もしていませんでした。 確かに織物時代のコンプレッサー室に防音工事をして防音室と称して「だんじり鳴物やバンド練習に使って下さい!」なんてネットや看板で提案しましたが、実際の応募は全くのゼロでした。 そこで仕方なく、1年後には普通のトランクルームの部屋として貸す事にしたのです。 こちらの思っている事と世間の反応とのギャップに落胆したものです。 「これが厳しい現実のマーケットなのか・・・」とエンドユーザーの冷たい反応に長年織物業でB to Bの会社相手の仕事しかしていなかった弊害なのか・・・と大きく自信を失いました。 職種を製造業からサービス業に180度転換すると、ここまで感覚が狂うのか・・・と(汗)。 まぁしかしトランクルーム起業から10年経って周辺に競合も増え、空き部屋が目立ってきて「何とかしなければ・・」と考えたのが音楽スタジオでした。 ドラムの趣味を兼ねていましたので、ダメなら即辞めるつもりで始めましたが、思いの外あれよあれよという間に会員数が増え、1室からスタートして5年目で3室まで増設し昨年は1800人まで会員数が増えましたが、コロナで6ヶ月も臨時休業せざるを得なくなり売上も激減(休業補償なし)しました。 1人で営んでいるところが大きな休業補償でウハウハなのを横目で見ながら、何とかしなければ・・・と(汗)。 そこで考えたのが「だんじり鳴物(和太鼓)」でした。 バンド練習だけでなく和太鼓6台を導入して「新しい顧客を開拓」しよう・・・と(汗)。 正に、窮すれば通ず。 何の努力もしないで天からお金が降ってくる事はなく、そんな事をすればいずれ罰が当たる・・・というのは、バブル期に周りが株や不動産に狂騒していたのを横目で見ながら、そういった誘惑に一切乗らずに真面目に織物業を営んできた経験を思い出しました。 バブル崩壊を乗り越えてきた経験が役立った・・・と思いたいです(汗)。 しかし何で、和太鼓・・・? 昨年からプロの和太鼓奏者によるレッスンをスタートしていたのがキッカケで、私も保育園児くらいからだんじりに乗って見よう見真似で太鼓を叩いていましたので和太鼓に繋がったのです キャリアで言うとさしずめ「鳴物歴60年」という事になります。 もちろん一生懸命叩いていたのは青年団までで、それ以降の40年はたまに・・・という事になりますが。 それを昨年から「いつでも太鼓を叩けるように」したのです。 弊社リハーサル音楽スタジオ「スタジオ0724」で和太鼓6台を購入する事によって。 なんとワガママな・・・(笑)。 もちろん会社のオーナーなので、やろうと思えばこんな事くらいは簡単にできます。 日本の会社法では法律に触れない限り何をやろうと自由が保障されていますが、問題はこの行動が会社の足を引っ張らないか・・・です(汗)。 民間会社は利益を追求するのが本分で、要は儲かるか儲からないかの話ですが、和太鼓(だんじり鳴物)ビジネスで例え赤字になろうとも、会社全体の5つのビジネス(トランクルーム、音楽スタジオ、不動産仲介業、テレワーク室、卓球場、月極駐車場)でトータルで採算を合わせればイイ訳ですから、だんじりファイターに喜んでもらうだけで「数字的には赤字でも、精神的に黒字ならOK」くらいの余裕の気持ちが無いとエンタメビジネスは出来ません。 まぁ過去17年を振り返ると、中国から日本への洪水的な繊維製品の輸入に危機感を感じて織物業を廃業し、織物工場2棟を改造コンバージョンしてトランクルームを始め、それでも空室が目立ちトランクルームの4室を音楽スタジオに転換し、それでも回転率が低いので和太鼓6台を導入した・・・という土地と建物の固定資産税を支払うための空室対策の連続だったのです(汗)。 単に土地や建物を借りていたら地主に返却するだけでリスクがありませんが、不動産の所有者には税金を支払う義務があり、どんな事があっても自社の不動産で収益を上げる必要があったのです・・・(汗)。 という事で、結果的に17年前に始めたトランクルーム171室の「空室対策」としての和太鼓導入という事になり、本業のトランクルームを埋め合わせるための手段としての和太鼓ビジネスですが、ココで泉州エリアの中学生や青年団がだんじり鳴物を年中出来るようになって格段に腕が上達し、泉州のだんじり祭りの底上げに繋がるか・・・? そして自分も好きな太鼓を叩けて筋トレになり、ストレス発散と健康に繋がるか・・・(笑)。 「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 「 貝塚不動産.com」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.com にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.07.09 17:39:13
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