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カテゴリ:トランクルーム貝塚
トランクルーム業者目線から言うと、昨年来からの円安による物価高騰でトランクルーム需要が高まっているように感じます。
一度捨てると、今度買うのに高くつくからで、「ならば暫く捨てずに持っていよう」と思うのは自然な事です。 モノを大事にするのは昭和だけかと思いきや、令和の時代に復活したのか・・・? 私もモノを大事にする昭和の人間です。 その証拠に弊社「トランクルーム貝塚」の2棟の建物は1949年築と1987年築で、普通の感覚ならとうの昔にスクラップ&ビルドで壊されていたでしょう。 築74年の木造工場と築36年の重量鉄骨造の工場・・・私は2棟を改造コンバージョンして、織物工場からトランクルームに再生させたのです。 特に1949年築の別館は、日本が戦争に負けて未だ2,3年しか経っていない頃に祖父が苦労して搔き集めた材木を使って織物工場を建てたと聞いています。 日本全体が敗戦のショックで意気消沈している時に「織物業をやろう!」なんて、意を決した祖父がいたからこそ父がその後を継ぎ・・・今の私があるのです(涙)。 そう考えると、私が本当のゼロから起業をやっていなくて、単なる橋渡し(中継ぎ)・・・アレンジしただけなのです。 起業だなんて、エエかっこしている自分が恥ずかしいです。 そんな祖父の魂が宿った建物を簡単に壊すようでは人間として失格と思い、何か利用方法はないかと・・・探し求めた結果がトランクルームだったのです。 織物時代に酷使した軽トラックもガタガタになりながらも23年間乗っていますし未だにトランクルームのレンタカーやウインドサーフィンのトランポとしても大活躍で、先日乗り換えた国産の普通乗用車も17年間乗っていました。 そしてモノを大事する時代のトランクルーム需要でも、年中温差が少ない弊社のような「屋内型」に人気が集中するのを期待したいです。 という事で、断捨離なんていうマスコミの言葉に踊らされてドンドン捨てていった人達は今は後悔しているはずで、これからの円安時代はモノを捨てない時代に突入したと言えるでしょう。 というか、物品販売、物欲時代・・・の終焉で、これからは海外旅行のようにモノ消費からコト消費の時代に、「体験」を売る時代に既に入っているのです。 スタジオに和太鼓6台ありますが、これを関空に降り立つインバウンドが大阪ミナミや京都に行く前にチョット弊社「スタジオ0724」に立ち寄ってもらう「和太鼓体験ツアー」を新たに企画しているのです。 昨年の和太鼓導入は、決して「だんじり鳴物」だけを狙ったものではなく、その先のもっと大きなマーケットを狙ってわざわざ6台(だんじり鳴物だけなら2台で十分だった)も購入したのです。 経営者は目の前の事だけを見ていてはダメで、こういったミクロとマクロの「両方の視点」が必須だったのです。 「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 「 貝塚不動産.com」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.com にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.08.30 09:23:13
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