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カテゴリ:テレワーク&スタディ貝塚
コロナでテレワーク(リモートワーク)が流行りましたが、弊社「トランクルーム貝塚」は6年前から171室のうち9室をテレワークにも利用できるように室内にコンセントをつけたり、室内の天井照明を明るいLEDに変えたり、幅180㎝のデスクと椅子とLEDデスクライトも用意しました。
更にテレワーク専用のWiFiもあります。 室内は夏は涼しく冬は暖かいので、各室にエアコンはありませんが扇風機とヒーターがあります。 しかし何と言っても、最大の特徴はプライベートが保たれオンライン会議が可能な「完全個室」という点です。 これから増えていくと思われる、次世代の個室ブース(ワークスペース)だったのです。 利用方法は別に仕事や勉強にこだわる必要はなく、常識の範囲であれば「読書」「仮眠」「工作」「ネイル」・・・などある程度自由です。 完全個室ならではの自由と可能性が広がります。 まぁ状況によってトランクルームにしたり、テレワーク室に転換したり「二刀流」を可能にしたのです。 モノでも人間でも何かに転用できるいうのは、潰しが効くという意味で重要です。 「これしか出来ません」では、それがダメになれば自滅するだけです。 インターネットやスマホによって無くなった仕事が多いのを考えると、これから二刀流や三刀流の重要性が更に高まります。 大リーグの大谷選手もピッチャーだけなら肘の手術で選手寿命が短くなるところでしたが、打者も兼ねているので選手寿命が他の選手より長く活躍できるのです。 医者や弁護士や研究者という本当のスペシャリストは別ですが、一般人にとって本業以外に「もう1本」稼げる何かがあれば、これほど強いモノはありません。 それが大きな自信になり、勤務先の会社に頼る事もなく、誰にも媚びへつらう事もなく、堂々と生きれますから。 というか、ジョブ型の働き方が既に定着している欧米では当たり前の姿ですが。 ココです・・・ポイントは。 9室のトランクルームユニットがもし空室でお客さんがつかなかったら、何の利益も生まないどころか土地と建物の固定資産税の分が丸々赤字になりますので、テレワーク室にも転換できる事によって会社の利益に貢献できるのです。 とにかく空室はNGで、長く続けば赤字なのです・・・(汗)。 そんなテレワーク室も元々の発想は、実はトランクルームの空室対策だったのです。 トランクルーム貝塚の「別館」1階で卓球場もやっていますが、これもテレワーク室と同じように二刀流のトランクルームの空室対策です。 平たく言えば、テレワーク室も卓球場も本業本丸のトランクルーム貝塚を死守するためのリスクヘッジだったのです。 まぁ、お城を守る外堀みたいなモノです。 そんな弊社のテレワーク室ですが、弊社はテレワークが流行する前から個室ブース(ワークスペース)としてレンタルを開始しています。 コロナの3年前から世間が注目しだした「完全個室」のテレワーク室を、弊社は6年も前から営業しているのです。 平たく言えば、他社に先駆けてレンタルオフィスとして個室ブース(ワークスペース)を展開しているのです。 まぁそんなトランクルームの空室対策として始めたテレワーク室や卓球場ですが、そんな発想が浮かんだ背景の1つに織物時代の経験がありました。 父親の時代は少品種大量生産で「品種替え」が少なかったのですが、私の時代になってからは多品種少量生産でないと織屋として生き残っていけなかったのです。 どういうことかと言うと、織物でもシャツ地に使う40番手の太さの糸が1番扱い易いのですが、そういった汎用性があり大量生産の織物は中国製品に変わってしまい、国内業者は10番手(より太い)や80番手(より細い)といった扱いにくい糸で多品種少量生産で勝負しなければならなくなりました。 40番手の簡単な仕事なんていくら待っても来ないので、仕方なく同じエアージェット織機で邪魔くさいですが仕様(ドロッパ、ヘルド、ロープ本数、カム、ワープライン、給糸タイミング、ノズルタイミング、エアー量、回転数など)を変更調整し、織りにくい太い糸でチノパンや空手衣の生地を織ったり細い糸でハンカチやスカーフの生地を織ったり、はたまた綿以外の麻やフィラメントやポリエステルやコアヤーンなどの異素材の混紡糸を使った特殊織物で、この難局を乗り切ったのです・・・(汗)。 これが出来ない同業他社や、取引ルートもないところはドンドン廃業していったのです。 生き残りのポイントは織物技術と取引ルートの2つで、片方だけではダメだったのです。 ビジネスはホンと残酷ですが、これが50年間で98%も激減してしまった(貝塚市から岬町までの織物業者が680社から15社に)泉州南部の織物業者の実態です。 そういう意味で、今でも生き残っている織屋さんは「更に何か」を持っているはずなので尊敬に値します。 まぁそんな悪戦苦闘の連続だった経験をすると、トランクルームの空室対策でテレワーク室や卓球場に転換しても、織物時代のように短サイクルで織物品種がコロコロ変わる訳ではありませんので、簡単すぎてホンと「天国のような商売」に思えるのです・・・(笑)。 という事で、ビジネスだけでなく世の中の移り変わりが目まぐるしく早いですが、まだまだ現役で仕事をしている私にとって、地域密着のレンタル業に関する潜在需要をコツコツと掘り起こしながら時代に乗り遅れないようにしたいと思います・・・(汗)。 「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 「 貝塚不動産.com」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.com にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.09.25 17:16:27
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