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カテゴリ:だんじり鳴物(和太鼓)
昨日の貝塚だんじり祭で、森神社でのだんじり宮入で50数年ぶりにだんじり鳴物のレジェンドと遭遇しました・・・(驚)。
50数年ぶりとは、子供の頃に彼からだんじり鳴物を教わったのです。 「だんじりの鳴物はこう叩くんや!」みたいな感じで、実際にお手本を見せられショックを受けたのを昨日の事のように覚えています。 それまで地元名越の鳴物は、篠笛の歩き(1~2番)の吹き方だけ決まっていて(正調名越節)、大太鼓や小太鼓や鉦の叩き方は歩きだけ決まっていて、リズムが早くなる駆け足(3~4番)になるともうムチャムチャでした。 各自バラバラに叩き、合わせるという概念がなかったのです。 鉦なんかは内側をグルグル回していたのです。 篠笛2人も入れると鳴物全員で5人になり、バンドと一緒でアンサンブルという意識が大事でセッションなのです。 それを本場岸和田スタイルはこうなんだよと・・・見せてくれたのです。 というのは、祭本番に名越のだんじりに岸和田堺町の法被を着て彼ら3人が乗って、ずっと叩いていたのです。 これは当時の村の役員も公認でした。 他の町の者が他の町のハッピを着て名越の太鼓を叩く・・・なんて、今では到底考えられない事です。 当時小学生か中学生だった私は、ずっと彼らの叩き方を見ていたのです。 人生で大きなショックというのは何十回もないと思いますが、彼ら「木島会」の太鼓の音を聴いて、雷が落ちるような大きなショックを受けたのです。 同じ太鼓なのに、何でこんなに音が違うのか・・・と。 ホンモノの前には、ただただ感動しかありません。 堺町の法被を着て・・・というのは堺町の鳴物レギュラーだったからで、昨日聞いたら地元水間だけでなく、堺町や名越や熊取野田にも遠征して叩いていたそうです。 今ではとても考えられませんが、「何処にいても恥ずかしい太鼓を見せられない」という道場破り的な木島会の行動力に今更ながら驚かされます。 本当の実力があれば何処に行っても認められる(通用する)という事ですが、当時も今も「他所の町で叩く」というタブーを破ってまで太鼓を叩いたのは、和太鼓のドーンという音に本当に惚れたんでしょう。 これって仕事にも通じ、本当に実力があれば会社に在籍していても独立しても、何の仕事をしようが何処にいようが関係なく仕事がデキるのです。 ココです・・・ポイントは。 まぁ70歳を超えた今でも、間隙を縫って水間で叩いているそうです。 まるで私のようです・・・(笑)。 考えてみれば、私も青年団の頃に岸和田中町で試験引きの休憩している時に叩かしてもらったり、母親の実家の熊取大宮で夜に叩かしてもらったり、隣の森でも村公認で叩かしてもらいました。 やはり木島会の師匠らの影響を受けているんですねェ・・・ という事で、昨日の宮入で鳥居の前で、村も年齢もバラバラな5人でワイワイガヤガヤとだんじり話と昔話で大いに盛り上がりました・・・(笑)。 そして「いっぺん家に来いよ」とレジェンドに言われましたので、左甚五郎と前の名越のだんじりの120年前の製作時の資料を持って馳せ参じたいと思います。 このレジェンドY氏は今まで会った中で1番だんじり全般に関して恐ろしく広く深くご存じで、私もイロイロお聞きしたいことがあるので、解決の糸口が見つかるかも知れません。 そして幼馴染がせっかく帰って来たので、一杯やろうとフラっと入った森駅前のお好み屋さんが昨年トランクルームの屋根の改修工事をしてもらった板金屋さんだったとは驚きでした。 リスク分散で、全く異業種への新規参入という多角経営か・・・? 「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 「 貝塚不動産.com」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.com にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.10.12 17:38:10
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