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カテゴリ:トランクルーム貝塚
織物時代の名残で、弊社「トランクルーム貝塚」の建物の周囲に外断熱を施工しています。
地上60cm+地下60cmの合計120cmも全周を断熱材で囲い、外側からコンクリートブロックでサンドイッチしているのです。 これによって、地中から建物内に入ろうとする湿気をシャットアウトします。 織物時代は工場内の冬の結露はNGでしたから、こういった大掛かりな工事をしていたのです。 これが建物をトランクルームに転用にして、吉となったのです。 というか、トランクルームとしてはココまで必要なく、もう完全にオーバースペックですねェ・・・(笑)。 「久しぶりにトランクルームの部屋を覗いたらカビだらけだった・・・」なんていう地下からの湿気によるトラブルは弊社の場合は18年間ゼロです。 そういった湿気トラブルを起こさないために、外断熱施工したり換気扇を回したりスノコレンタルしたり、ドア下に換気口を設けたり・・・アレコレ対策をしているのです。 月額料金だけでは決して見えないところに力を入れる事が顧客の信用を得るのです。 まぁ、たかが湿気、されど湿気です。 決してバカにしてはいけないのです。 まァしかし当時この外断熱のアイデアに辿り着くまで、いくつもの他社の織物工場に無理を言って見学に行きましたが、殆どは「冬の結露は作業効率は悪いけどしゃーない・・・」と諦めていましたが、唯一ブロックではなくALC壁を横にして地中に埋めた外断熱の例を見て「もっと安く出来ないか?・・・20ミリの断熱フォームとブロックなら安くできるだろう」とピンときたのです。 そのアイデアを工場を建ててもらった工務店の社長に話をしたら「よっしゃ!」となって、施工してもらったのです。 アイデアは私が出したので、材料代と人工代だけで済みました。 実用新案登録もしていませんでしたので、その社長は自分のアイデアの如く他の建物でも同じ外断熱施工していたかも知れませんが・・・(笑)。 まァ当時はこれまで殆どなかったエアージェット織機の最新工場という事で、騒音や振動や結露といった未知の問題がドンドン出てきて、その度に24時間エンドレス稼働をするために寝ても覚めてもその問題と取り組まなければならず、ホンと考え過ぎて頭がパンクしそうでした・・・(汗)。 サラリーマンなら若い時にいくら会社に貢献しても退職すれば何も残りませんが、我々のような零細企業では会社が存続している限り、37年前の苦労が今でも役立つ場合があるのです。 という事で、今年6月でトランクルームを開業して丸18年になり、織物時代が遥か彼方に感じる今日この頃ですが、いつも今頃の正月明けの工場稼働で必ずトラブルがあったのを懐かしく思い出します・・・(汗)。 なんせ24時間稼働の織物工場を止めるのは盆と正月でしたから、年末年始の冷え切った停止期間から起動させても機械はまだ眠ったままで言う事を聞いてくれず、空調のインバーターが故障したり空調の直径150cmもあったファン(プロパラ)が動かなかったりしてメーカーや工事業者を走り回わり・・・毎年正月明けの工場の立ち上がりのトラブルに悩まされていたのです。 今はそんな事は一切なく、ホンと幸せです。 「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「 貝塚不動産.com」 「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.com にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.01.13 13:12:22
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