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カテゴリ:だんじり鳴物(和太鼓)
老人ホームで行われるレクリエーションのなかでも特に人気が高いもののひとつに、歌や音楽を取り入れたものが挙げられます。
童謡や懐かしい曲を入居者全員で歌ったり、簡単な楽器を使って演奏したりすることはもちろん、近年は歌や演奏を音楽療法として上手く取り入れているところも多くあるようです。 歌を歌ったり楽器を演奏したりすることが、脳に刺激を与え、健康増進やリラクゼーションに効果を発揮するようです。 懐かしい歌やその歌詞、メロディーに触れることで、記憶を再生し回想することに繋がるといわれています。 それが脳や神経の巡りを活性化させることで元気になり、情緒を安定させたり、ストレスを解消したりといったさまざまな健康増進の効果を期待できるのです。 そういう意味で、泉州特に岸和田にある老人ホームでレクリエーションの最右翼として「だんじり鳴物」が挙げられるのではないかと・・・思います。 だんじり鳴物(だんじり囃子)も、日本伝統の和太鼓や鉦を使った日本の立派な民族音楽ですから。 老人施設に入っている80代の老人が青年団だった60年前にだんじり祭りが盛んだったのは岸和田だけですから、こういったニーズは岸和田限定であるのです。 ココです・・・ポイントは。 なので、私が小学生だった頃はまだまだ貝塚のだんじり祭りはマイナーでしたので、小学校2年生から宮入本番で大太鼓を叩いていたのです。 今ではとても考えられませんが。 当時の名越のだんじりは大工町が明治30年代に新調しただんじりを大正時代に購入してから一度も修理をしたことがなかったのでガタガタで、宮入の時だけ走りましたが、四本柱が震度7くらいにグラグラ揺れすぎてリズムどころではありませんでした。 他町は小屋根の下に小太鼓を入れて叩いていましたが、名越のだんじりは二重見送りでそんな事も出来ず反対側に小太鼓を持つ担当が必要で、更に大屋根の桝合いの彫り物も深かったので鳴物スペースは小学生でも狭かったのです。 大屋根には本物の大工さんが踊るどころか、鬼板にしがみついていました・・・(笑)。 今でこそ泉州全域でだんじり祭りが盛んになりましたが、徐々に盛り上がってきたそんな傾向もここ30年前くらい前からの話です。 いずれにしろ、これからの泉州エリアにある老人ホームのリクレーションが岸和田を中心に広がっていくのは間違いありません。 1尺6寸程度の中太鼓なら老人ホームに置けますが、だんじり鳴物の2尺2寸もある大きな大太鼓なんて老人ホームに決して置けませんから、弊社リハーサル音楽スタジオ「スタジオ0724」までレクレーションにやって来るしかないのです。 ココです・・・ポイントは。 潜在需要というのはどこにあるのかサッパリ分からないモノですが、2年前に無理してでもスタジオで大太鼓を含めた6台の和太鼓を購入した甲斐がありました・・・(汗)。 自分がスタジオで大太鼓を叩きたいばかりで和太鼓導入を決断しましたが、鳴物セット(大太鼓と小太鼓の2台)だけだと趣味に走っているのかとヨメさんに怒られそうなので、中太鼓4台を追加して和太鼓ビジネスを装ったのです・・・(笑)。 こんな事が結果的に吉になろうとは・・・夢にも思いませんでした。 団塊の世代が後期高齢者になりボチボチ老人ホームに入居しようとする今、音楽認知療法的に考えると彼らが青春時代に流行ったグループサウンズのバンド演奏の慰問がウケると思いますが、我々60代後半が老人ホームに入るであろう10年後くらいは我々の青春時代に流行ったディスコが老人ホームの中にできるかも知れません。 老人ホームもいつまで経っても童謡だけでは利用者のニーズの変化を汲み取れません。 という事で、単にスタジオに和太鼓6台常設しただけですが、思わぬ潜在需要がある事に驚きますが、早速GWが明けたら昔からよく知っている岸和田の老人ホームの理事長に売り込みに行ってきます・・・(笑)。 「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「 貝塚不動産.com」 「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.com にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.05.02 08:55:29
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