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カテゴリ:トランクルーム貝塚
どんなビジネスでも信用第一です。
もちろん弊社「トランクルーム貝塚」も同じで、お客さんは国内だけでなく転勤(留学、遊学)で海外在住のお客さんもいるのが特徴です。 海外在住だと、少なくとも1年は海外在住なので、彼らの1番の心配は「自分の荷物は大丈夫だろうか?」という一点に尽きます。 トランクルームが台風で横転したり、地震で倒壊しては信用台無しです。 特に日本は地震大国なので、海外にいる間に自分の荷物が地震でメチャメチャにならなければ・・・と心配するのが人情です。 弊社はオーナーである私が先祖代々5,600年も住んでいる場所で、建物は地震や台風に強い重量鉄骨造です。 逃げも隠れも出来ないオーナーの本籍地なので、死守するのは当たり前です。 曽祖父が江戸時代末期の170年前にトランクルームの2軒隣の本家から分家した場所で、未だにそこで仕事を頑張っているなんて大阪でもごく少数派でしょう。 そんな話をハワイロングステイで知りあったドイツ系移民のカナダ人の友達に話すと、目を白黒させて尊敬の眼差しで驚いていました・・・(笑)。 その辺も「絶対あそこから逃げないやろ」と客から信用されている表から見えない弊社のメリットです。 こんな事を言うとアレなんですが、何か先祖が私を守ってくれているような気がするのです。 本籍地で商売をするというのは、何か「目に見えない力」が働くのかも知れません。 決して、私一人の力でココまで来れたのではない・・・のです。 弊社「トランクルーム貝塚」の2棟の建物入口には、日本のゴール社製「オートロック」が取り付けていますが、その横にパナソニック社製「WEBドアホン」があり、インターネット防犯WEBカメラが18台あります。 オートロックは毎日変える暗証番号で扉を開け、それをその横に取り付けてあるWEBドアホンで遠方からでも受話も監視もでき、2棟の館内には18台もカメラがあるので死角はありません。 私のスマホで18台の防犯カメラと2台のドアホンを遠隔監視でき、2400人ものLINE友達と予約などの非同期通信ができ、遠方の孫とビデオ通話ができる・・・という素晴らしい時代がやって来たのです。 悠長に電話だけで商売ができた織物時代が、遥か昔のように感じます。 まぁ今はセキュリティの時代です。 お客さんに安心と安全を与える事が価値になる時代です。 単に安いか高いかなんて次元の低い戦いより、高付加価値で勝負・・・カッコイイですね。 織物時代の「B to B」では取引商社が織物業者の信用調査(財務内容)をするのが当たり前で、取引の前提として織物業者の経営者の個人保証が必要とするくらい取引が厳格でしたが、トランクルームのような「B to C」になってトランクルーム業者の財務内容が客に分からないのが盲点になっていますが、弊社は無借金経営なので弊社と安心して取引できるところが隠されたメリットだったのです。 まぁ今から思うと、織物時代は情けない商売をしていました。 賃織りと言ってカッコよく言えば委託生産ですが、実態は下請けで「1m織ってナンボ」の世界です。 営業と言っても商社の営業マンに「どうでっか?エエ商売おまへんか?」の一点突破攻撃でした。 織屋の営業で勝ち残るのは毎週金曜日に大阪本町に行って大手商社や繊維専門商社や紡績や合繊メーカーを訪問して顔を覚えてもらう事でした。 これって、こちらから何の提案もノウハウもありません。 日本の繊維業界の流通が長く、各段階(川上、川中、川下)で情報が分断化されていましたので、自社だけではどうする事も出来なかったのです。 そんなジレンマもあって「エンドユーザーと直接商売しなければ・・・」という強い思いで、織物業の廃業と同時に業者を介さないエンドユーザー相手のトランクルーム賃貸業を自社独自で始めたのです。 そんな18年前の織物業からトランクルームに転業した頃からインターネットが急速に発達し、その波に乗って織物時代とは180度違ったWEB戦略で、あまり外に出歩かず事務所で一生懸命SEO対策をする日々が続きましたが、これが功を奏しました。 当時はまだ他社もWEB戦略の重要性に気づかなかったのです。 学生時代に大学に学連加盟のウインドサーフィン同好会まで創部して一生懸命打ち込んでいたウインドサーフィンのレースもスタートの良し悪しで勝敗の90%が決まっていましたので、それと全く同じです。 スタートで出遅れたら、取り返しがつかず一発逆転はあり得ませんでした。 一般的にビジネスなんて、流行ってから新規参入しても手遅れなのです。 今キャンプ場やグランピング施設が全国にドンドン出来ていますが、50数年前に日本で大流行したボウリングや、3,40年前に世界中で大流行したウインドサーフィンと一緒で、10年後には多くのキャンプ場やグランピング施設が撤退しているでしょう。 織物業界でも1990年前後のバブル期に貝塚市に1台1000万円もしたエアージェット織機が約1000台導入され(系列の府外工場も含め)、全国一の織物生産地になりましたが、殆ど織屋の廃業や倒産でなくなってしまい今残るのはごく僅かです。 昭和20年代のガチャマン時代の最盛期は知りませんが、昭和3,40年代の子供の頃は確かに景気が良く、オイルショックから景気が急降下し、バブル期で同業者の多くが雪崩を打ってエアージェット織機という最新マシンに飛びついたのは良かったですが、日本のトヨタや津田駒といった織機メーカーは世界中に織機を売りまくった結果、中国やインドネシアやパキスタンなどの後進国から日本への洪水的な輸出で日本の産地が崩壊していったのをこの目で見たショックの度合いは計り知れません。 まぁしかし流行なんてそんなモノで、だから弊社は流行に左右されない昔からあるビジネス(トランクルーム、音楽スタジオ、不動産仲介業、レンタル自習室、卓球場)に徹しているのです。 絶対に流行は追わないし、大手や中小が入り乱れてこぞって参入する競争が激しいメジャーマーケットではなく、大手が見向きもしない(大手は採算が合わない)ニッチマーケットだけを狙います。 もう67年も生きてきた経営者として、リアルタイムでそんな栄枯盛衰を経験しているのがメリットと言えるかも知れませんねェ・・・ 本で勉強したり人から聞いた話ではなく・・・リアルタイムというのがポイントです。 リアルタイムのイロンナ経験が多い人ほど、レースでフレッシュエアを掴んで真っ先にスタートラインから飛び出せるのです。 という事で、トランクルームを起業して早18年、織物時代の後半はエアージェット織機で20年間355日24時間エンドレス稼働して泥のように働いていたのが遥か大昔のように感じる今日この頃で、今は朝は自律神経に合わせてジャズやクラシックを聴きながらコーヒーを飲んでユッタリと新聞を読んだりして時間を過ごしています。 もうチョッとしたら、1階のデッキで庭を眺めながらコーヒーが飲めて更にリラックスできそうです。 「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「 貝塚不動産.com」 「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.com にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.05.05 09:36:21
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