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     トランクルーム貝塚のオヤジ奮戦記

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2024.06.10
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弊社は大阪最大級171室の「トランクルーム貝塚」を本業に、1番目の副業として泉州最大級4室の「スタジオ0724」と他に3つのビジネス(不動産仲介業、レンタル自習室、卓球場)を展開していますが、人件費は私と娘だけです。

中小企業が生き残るには、人を使わないDX化が必須です。

世間では人手不足と騒がれ、特に外の仕事では外国人労働者が私の周りにも目に見えて増えていますが、DX化で人件費を削る事が零細企業でも生き残る必要条件だと思います。

その為には設備のDX化への投資です。

弊社の場合レンタル店舗ビジネスの家族経営で、特にトランクルームでは世界中からインターネットを使って集客をしていますので、特にDX化が必須だったのです。

無駄な事は一切省き、不動産仲介業も片道15分以内の貝塚市内の事業用物件に特化し、自宅から自転車で1分のトランクルームへの通勤時間も惜しいくらいです。

DX(デジタルトランスフォーメーション)化とはデジタル技術を前提として、ビジネスモデル等を抜本的に変革し、新たな成長・競争力強化につなげていくデジタル技術を前提として、ビジネスモデル等を抜本的に変革し、新たな成長・競争力強化につなげていく事ですが、よくよく考えれば37年前の織物時代に100年くらい前からあった旧式のシャットル織機から、新工場を建設してまで1台1000万円もする最新鋭のエアージェット織機20台を導入した事がDX化だったのです。

今世間はDX、DXとワーワー騒いでいますが、弊社は既に37年前に既にDX化をやっていたのです。

100年以上前からあったメカニックなシャットル織機からコンピューター制御の空気で横糸を飛ばすエアージェット織機に変わった時に、まず機械の修理や調整がアナログ的なメカニックからデジタルに一変しました。

脳ミソを入れ替えるくらい考え方を変えないと、修理や調整ができないのです。

まず1番驚いたのが、それまでシャットル織機では「inch(インチ)」だったのが「mm(ミリ)」にネジや工具(スパナ)が変わった事です。

今は近くのホームセンターでマイナーなinchネジやスパナは簡単に安く手に入りますが、当時はホームセンターも少なかったので言い値で岸和田の工具専門問屋か日本橋の五階百貨店まで行かないと手に入らなかったのです。

まぁそれまで横糸を運ぶシャットルの飛走を見るのは目視でオイルバッファやピッカーやステッキの減り具合を見ながら勘に頼った修理や調整をしていましたが、エアージェットになってからは生産性が5,6倍の高速回転で目視で横糸を見れなかったのでストロボで見るようになりました。

また当時泉州の織物産地でエアージェット織機のシェアが10%しかなかったトヨタ(90%は津田駒)を選んだ要因の1つが「タッチパネル方式」で(1番の理由は経糸テンションが安定して綾枕が出にくい2本のバックローラー)、ライバルの津田駒にはこんな便利なモノがありませんしバックローラーが1本しかなかったのです。

これで経糸のテンション管理や各バルブのエアーの吹くタイミングなんかを簡単に調整できたメリットは計り知れなかったのです。

まぁこの変化は大きすぎて、地球が引っくり返るくらいビックリしました。

人件費はそのままで生産量が5,6倍(月産20万m)になったのです。

恐ろしい生産性のアップです。

しかもそれまでシャットル織機では織れないような羽毛布団の側地やダウンジャケットの生地などの高密度で高品質な織物が織れるようになったので、売上も大幅にアップしました。

後日談ですが、当時は津田駒の代理店でもあった伊藤忠の100%賃織りをやっていましたので機械部隊から津田駒を導入してくれと猛烈な売り込みがありましたが、私は現場の仕事を中心にやっていましたので、父親にトヨタに決めたと言うと、父親は伊藤忠と取引停止の覚悟で本町の伊藤忠本社に行って課長にその事を伝えると「取引は今まで通りやで、繊維と機械は別や、機械部隊には俺から伝えるから心配せんといて」と言われ、やはり30数年の取引の絆は強かったと涙が出そうになりました。

泉州南部エリアでは伊藤忠と取引のある同業者が多く、同じく津田駒の代理店でもあった丸紅も泉州では深く食い込み、伊藤忠も丸紅も機械部門の子会社の泉州支店を貝塚市内に作ってまで猛烈な販売攻勢を掛けていた背景があったので津田駒がシェア90%だったのです。

私が現場を知らず営業や経理しかしていなければ、商社や父親の言うとおりに100%津田駒を選んでいたでしょう。

人生の大きく大事な局面や選択・・・の成否なんて後になって分かるモノですが、この時にトヨタを選んでいなければ今の自分はないと断言できます・・・(汗)。

当時たまたまトヨタの実験工場と言われていた同業者の織物工場が清児にあり、そこの社長と父親がゴルフ仲間という縁で何回か見学に行った際に、偶然にもトヨタの研究開発の担当者と会う機会があり、彼にイロイロと悩みを聞いてもらい最新の詳しいエアージェット事情を聞いた事もトヨタ選択に大きく傾きました。

やはり、人の縁ですねェ・・・

日本最大の綿織物産地だった貝塚市でバブル期前後にエアージェット織機1,000台導入され(府外系列工場含む)トヨタは10%しかシェアがなかったのに、今では世界シェアNO1になったと聞いてビックリしました・・・(笑)。

まぁしかし当然事務量も5,6倍になりましたが、元々昔から事務員を雇っていませんでしたので、自分一人で何百種類の糸と織物を管理し営業も現場もやりながらの事務量が限界に近づいてきましたので、それをパソコン導入で乗り切りました。

特に賃織りでしたので、契約を終了しても預かっている織物や現在生産中の織物や、契約が決まって来月から織り始める織物・・・といった「過去」「現在」「将来」という3次元の糸と織物が常に何百種類もあるのを他の仕事をしながら1人でノート記帳で管理するのに無理があったのです。

当時はまだウインドウズ95が発売されたばかりでフリーズが心配でしたので、まだ安定していた従来のDOSVの別注ソフト(賃織り)を導入しました。

ソフト代やら講習代やらで7,80万円ほど掛かりましたが、十分元を取りました。

この時に「これからはパソコンの時代だ」というのを実感したのです。

それまで商社に手書きの請求書を出していたのをプリンター印刷で見やすい請求書を出すと、商社の事務担当が「分かりにくいので、手書きに戻して下さい」と言うくらい弊社の方が進んでいたのには思わず苦笑いでした。

まぁしかし、この別注ソフトを開発し総発売元となったのが、驚くべき事に当時織物組合の青年部で一緒に活動して仲良くしていた同業の織物業者でした。

同じ織屋なのに、なんと発想がスルドイのか・・・と感心したものです。

彼との付き合いも、私の仕事に対するスタンスに影響を与えたのは言うまでもありません。

やはり付き合うべき友人を選ばなければなりません。

先日彼の「和紙の布」の記事が読売新聞に掲載されていました。

やはり、今でも頑張っているのだなぁ・・・と刺激を受けました。

まぁしかし50~70代のウインドサーフィン仲間の多くが今、ウイングフォイルなる最新のマリンスポーツにもハマっていますが、20代くらいからウインドをやっているテクニックやフィーリングといったベースの上に立っているからこそシニアになっても時代の先端を走っているのと同じように、やはり若い頃の経験がシニアになってモノを言うのです。

海に行ったら遠目には若者が最新のマリンスポーツで遊んでいるように見えますが、岸に戻ってきたらそのおジイサンの姿に驚くでしょう・・・(笑)。

そんな37年前からのDX化で多品種小ロット生産の織物時代を生き抜きましたが、グローバル化やバブル崩壊で「もはやこれ以上努力を続けても無理だ」と判断し・・・余裕のあるうちにと18年前に織物業を廃業すると同時にトランクルーム賃貸業に転業したのです。


という事で、今も2棟のトランクルーム館内には遠隔監視ができる防犯WEBカメラが18台、同じく遠隔監視ができるWEBドアホン2台、建物の入口にはオートロックを3台取付け、とことんDX化を進めて経営の効率化を図っています。





「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「 貝塚不動産.com」
「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」
大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798  mail: info@sasatani.com

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Last updated  2024.06.10 13:00:24
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