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カテゴリ:だんじり鳴物(和太鼓)
昨日岸和田のだんじり製作の井上工務店さんで、弊社「スタジオ0724」のだんじり鳴物練習に使う「大太鼓バチ」と「鉦バチ(撞木)」を購入しました。
だんじり鳴物練習場という前代未聞の商用でバチを使うと、その消耗度(減り具合)に驚きました。 各町が通常のだんじり祭りで使うのと訳が違うのです。 これが起業の「何が起きるか分からない(予想がつかない)」という事です。 しかしその対応策を考え前に進めていくのは、零細企業では経営者しかありません。 ある意味、織物時代の1%でもエアージェット織機の稼働率を上げるために全知全能を総動員していた毎日のカイゼン、カイゼンの日々・・・と同じ考え方です。 昔のテレビCMで野坂昭如氏の「みんな悩んで大きくなった~♬」です・・・(笑)。 悩まなければ進歩がないのです。 軍手を大太鼓バチに被せたり、ドラムスティックの滑り止めテープを撞木に巻いたり・・・イロイロ試行錯誤していたところ、先日貝塚麻生中の青年団が鳴物練習に来られ、フッと大太鼓バチに目がいきました。 「丈夫そうですね?」と尋ねると「あまり減りませんよ」という返事にピンときました。 どこで買ったのかと聞くと「だんじり新調した井上工務店です」との答え。 そしてアポを取って昨日買いに行ったのです。 昔から殆どの町の大太鼓バチは軽い桐ですが、麻生中のバチは何故か桐より重いですが丈夫で強度が高いヒノキだったのです。 通常は町がだんじり新調や修理を依頼している特定の工務店や彫刻師しか知りようがありませんが、ビジネス(だんじり鳴物練習場)となるとそういった縛りがまったく無くなり視野がグッと広がって色んな業者さんと付き合うようになるのは、ロックに限らずジャズやポップス、レゲエ、ラップ、ブルース、ソウル、スカパラ、クラシック、フュージョン、歌謡曲、演歌、フォークソング、R&Bといった色んなジャンルのミュージシャンと付き合える音楽スタジオ経営と全く同じです。 まぁ和太鼓とバンド練習のインフラ事業者(スタジオ経営者)の特権みたいなものです。 日常生活でも会社とか同級生とかの偏った人間関係だけでは、イザという時に窮地に陥るケースが多々ありますので、日頃から「浅く広く」人間関係を作っておくのが肝要かと・・・思います。 打楽器は和洋ともヘッド(革)とスティック(バチ)の強度の力関係で成り立ちスティック(バチ)側が減るようになっていて、ドラムのスティックでウインドサーフィンのセイルと同じ素材のヘッド(マイラーフィルム)が破れたなんて聞いたことはありませんが、和太鼓の革(牛革)が破れるのは子供の頃から見ていていますし、単に軽いとか減らないというだけで素材を選ぶ危険性もあり(真鍮製の鉦の撞木は鹿の角)・・・この辺が目茶目茶シビアになるのです。 ドラムヘッドはたった1000円代ですが、大太鼓の革の張替えは片面だけで25万円もしますので・・・(汗)。 という事で、私が子供だった頃の昭和3,40年代は麻生中のだんじり祭りは15年ほど中止していて、よく麻生中のだんじり好きの人達が「エエなぁ~」と名越のだんじりを見に来ていたのを思い出します。 当時はうちの織物工場が清児にもあり、清児の同級生のカーチンと少し足を伸ばし中村(麻生中)の池までよく遊びに行ったので中央校区の友達もいましたねェ・・・ 「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「 貝塚不動産.com」 「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.com にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.07.04 18:06:57
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