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カテゴリ:中小企業の生きる道
弊社リハーサル音楽スタジオ「スタジオ0724」は24時間営業ですが、通常はスタッフは誰もいません。
いわゆる無人化ビジネスです。 予約はLINEで、スタジオは「トランクルーム貝塚」の館内にありますので、そこに設置されている防犯WEBカメラ18台で遠隔監視しているだけです。 一般に公開できる情報はソコまでで、その他のノウハウはスタジオ会員さんしか知りませんし、更なる極秘ノウハウは私と娘しか知りません。 ラーメン屋のスープと同じで、儲けるには何でも極秘ノウハウがあり、みんなと同じ事をやっている限り儲けるどころか損を増やすだけ・・・というのを織屋時代にイヤというほど味わいました(汗)。 自分の脳ミソで商売のネタやノウハウを考えるしかなく、自分とエンドユーザーの間に業者や人が介在している数が多いほど程、利益から遠ざかるのが経済のカラクリです。 儲けるネタを他人がわざわざ持って来ることは100%あり得ず、何のコネも無しに向こうから揉み手の笑顔で近づいてくる業者や他人は100%疑うべしです。 20代のサラリーマン時代に散々そういった新規開拓をやって来ましたし、18年前のトランクルーム新規オープン当初は集客に困り果て、職安に仕事を探しに行った時に某大手の賃貸マンション業者の100%歩合制の営業マン募集の面接で地主に近づく手口の実態を聞かされましたので、そういった業者側の真理がよく分かるのです・・・(笑)。 普通に考えれば、高校生でも分かる理屈ですが。 まぁ、そういった無人化で店舗ビジネスが回るシステムを考え、試行錯誤で何年も掛けて今のスタイルを築き上げたのです。 一足飛びに出来るほど、世の中はそんなに甘くないのです。 無人化できた事の最大のメリットは人件費が掛からない事で、それに付随する募集や雇用関係の苦労が全くありません。 弊社のビジネスモデルは、世間の「人手不足」とは全く無縁の世界です。 人手が要らない・・・最新テクノロジーを駆使すれば、自分と娘だけで泉州最大級4室の会員数2650人の音楽スタジオ以外の4つのビジネス(大阪最大級171室のトランクルーム、貝塚市エリアに特化した事業用の不動産仲介業、レンタル自習室9室、卓球場3室)も十分回せるのです。 仕事が増えてきたから人を雇うという発想はなく、2人で管理できる範囲内に「仕事を減らそう」という逆発想です。 仕事を減らそうとしているに増えてくるので、最新テクノロジーを使ってビジネスを回し、どうでもイイような仕事や将来性の無い仕事や成約率の低そうな不動産仲介オファーは断り、スタジオルールを守らない会員さんには遠慮なく出入り禁止を通達し、弊社自体が生き残るために「質の高い仕事」を追求しています。 旧習や常識に捉われず、常にフレッシュでニュートラルな気持ちで仕事に取り組むことで弊社が生き残り(倒産や廃業しない)、それがトランクルームやスタジオ会員さんにとってもイイ事なのです。 WEBサイトやSNS(フェイスブック、X、LINE、インスタグラム、TikTok)やYOUTUBEでドンドン新規顧客を増やす一方で、その中で選別しているというスタイルで、正に「量(数)は質を高める」のです。 これってある意味「最初から売上を捨てている」事なのですが、他のお客さんへの迷惑やトラブルが減りますので、結果的にはスタジオ経営にとってイイ事なのです。 最初からスタジオ経営は遊びだと思っているからできる事で、最初からガチガチに商売として必死に考えていれば1円でも売上が欲しいからといって不良客に目をつむってしまうと、悪循環に陥ってしまいます。 そこは思い切ってスパッと切ってしまわないと、こっちが危ないです。 何も難しい事を言っているのではなく、単に「スタジオルールを守ってください」と言っているだけです。 しかし他の仕事(トランクルーム、不動産仲介業、卓球場、レンタル自習室)のついでに、スタジオ経営をしているだけです。 普通のスタジオ経営は都会のビルのワンフロアを借りて、防音工事をしてスタッフを雇うものなので、毎月の家賃のほかに保証金や人件費などなどイニシャルコストとランニングコストを考えると殆どの人がスタジオ経営を諦めるものですが、弊社の場合は自社の土地と建物に加え無借金経営の業者を挟まない自社運営なのでコスト競争力には何処にも負けない自信があります。 というか、そんな常識破れのスタジオ経営をしているの弊社しかないでしょう・・・(笑)。 他人の土地や建物を借りて家賃を払ったり、人を雇って人件費を払う必要もスタッフ募集の苦労もありませんし、無借金経営なら銀行の顔色を窺うこともヘイコラする必要も全くありません。 ココが・・・ポイントです。 まぁそんな苦労の上に、8年前のゼロ円から今の月○○万円の売上が立っているのです。 苦節8年・・・とはこの事です。 そんな事情を知らない(教える事もないが)人からこれまで何十人も、「うまい事やっているな~」と茶化されるとチョッと腹が立ちましたねェ・・・(笑)。 最終的に自分の全財産をもって責任を取る必要のないサラリーマンには、中小零細企業のオーナー経営者や起業家の気持ちなんて分かるはずもありませんから。 という事で、何故スタジオを無人化ビジネスにしたのか・・・? 半分冗談のつもりで「ダメならやめよう」という軽い遊びの気持ちでスタジオを始めましたので、そこに人を雇って・・・なんていう発想そのものが無かったからです。 遊びで始めたからヨカッタのです。 遊び・・・そう、肩の力を抜いた人生に余裕を持った「アソビ」がポイントです。 子供の頃からだんじり鳴物に夢中になり、中学で洋楽ロックに目覚め、高校でトランペットを始め、大学でドラムを始め、ずっと音楽と共に人生を歩んできた事が・・・そもそもスタジオ経営の素地があったのかも知れません(笑)。 まぁ学校の教科書に書いているように、真剣に最初からビジネスで始めて人を雇っていたら失敗していたでしょう。 最初から何も期待しないで練習のつもりで「とにかくやってみよう」という肩の力を抜いた脱力スタンスは若い頃のナンパと全く同じ発想で、45年前の樽井ビーチでナイスバディのビキニの美女(妻)をゲットしたように、たまに上手くいく場合もあるのです・・・(笑)。 現実のナマのビジネスなんて所詮そんなモノで、思ったように上手くいくはずがないのです。 「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「 貝塚不動産.com」 「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.com にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.08.05 17:57:48
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