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カテゴリ:日々の日常生活
先日、最愛の妻を乳がんで亡くしました。
17年間もの長い闘病生活の末、亡くなったのです。 ちょうど織物業からトランクルームに転業した翌年のまだまだトランクルーム経営が上手くいってない時に乳がんが見つかって手術をしましたので、私が他社の織物工場で働きながら次女がトランクルームの管理をして妻が入院していた・・・という、今思えば正に崖っぷちに立たされていたのです。 次女が仕事を辞めてトランクルームの仕事をやってくれなければ、万事休すだったのです。 「両親が大変な時こそ、私がやらねば・・・」と思ってくれたのでしょう。 この時ほど、家族が一致結束した事はありませんでした。 この時の想いがあるからこそ、私が生きている限り娘3ファミリーを全力でサポートしよう・・・と思っているのです。 まぁ42年間も連れ添いましたので、まだまだ気持ちの切り替えが上手くいかず・・・人生最大の悲しみに陥っています。 思い出が沢山ありすぎて、夜になると思い出されて・・・なかなか熟睡も出来ないのです。 お通夜や葬儀の段取りで誰かと喋るだけで涙が溢れ、子や孫がいても人目を憚らず泣いてしまう自分がいました。 今でも昼夜関係なしに、妻の事を思い出すだけで泣いてしまうので、仕事をしたり音楽を聴いたりネットフリックスを見たりして気を紛らわしています。 男って、ホンと弱いモノです。 早く悲しみから立ち直らなければ・・・と。 最後の1ヶ月は自宅で看取り、3人娘ファミリーの前面的なサポートもある他、ケアマネを中心に訪問看護や訪問医療やヘルパーさんなど周りのサポートも万全で臨みました。 夜から朝にかけては家族だけで交代で看るというスタイルなので、みんな寝不足との戦いでした。 まぁ、おそらく本人も満足だったでしょう。 仕事もソコソコに私も全力で看ましたので、そんな極度の緊張から解放されたのか、葬儀翌日に早速風邪を引いてから体調を崩し、声が出なくなり咳やらウイルス性結膜炎やらでなかなか体調が元に戻りません。 それどころか風邪をこじらせて喘息ぎみになってしまいました。 通夜や葬儀といっても完全に仕事を休めないのが辛いところですが、新規オファーの電話やLINE予約だけは合間を見て受けていました。 そこは音楽スタジオだけ365日24時間年中無休の辛いところです。 何があっても、この看板だけは降ろす訳にはいかないのです。 今回の介護は3人娘の泊まり込みによる全面的なサポートもあり、旦那さんも会社を休んでくれたり、私の負担は少なかったのが幸いです。 これが68歳のジイサン一人で家内を自宅で看るのは、どう考えても不可能でした。 ファミリーの存在の有り難さが身に染みる1か月でした。 という事で、妻とは結婚して42年、交際期間を含めると45年もの長い長いお付き合いでしたが、それに終止符を打たれ「人生初の1人暮らし」に既に突入しています。 葬式後の1週間は娘や孫が泊まってくれましたが、今はもう完全に一人暮らしです。 洗濯と掃除はOKですが、料理は自炊しなくてはと、娘にイロイロと教わっているところです。 娘3人はそれぞれ家庭を持ち育ちざかりの孫6人を抱えていますので、極力負担をさせる訳にはいきません。 まぁこの悲しみから早く脱出し、これから「どう生きるか?」が私の1番の人生のテーマになります。 正に今が、私の人生最後の正念場で、これを切り抜けられるかどうかは私の本来の生命力に架かっています。 ショボンと落ち込んだままで余生を送るか、また新たな未来を切り開くか・・・? 事実は1つ、考え方は2つです。 まぁ諸々の手続きを済ませて、喪中が明ける頃には一挙に寂しさが込み上げてくる事でしょう・・・ そこで計画しているのが、これまで妻の介護であまり出来ていなかった趣味への逃避です。 これから1人だけの生活なので割とヒマになるので、余った時間をどう使うか・・・? 秋には2週間ほど1人で沖縄へ行って、これまで余り出来ていなかったウインドサーフィン三昧計画をしています。 いわゆるウインドトリップです。 本当は新婚旅行で行った家内との思い出のサイパンのマイクロビーチに行きたかったのですが、関空からの直行便がなくなっていますので、往復の時間とアメリカの物価を考えれば沖縄が妥当・・・かと。 今回の2週間のホテル代は貯まっているマイルを使って無料なので、ウインドサーフィンレンタル代と飛行機代と食費だけなので安上がりです。 遭難の心配がない沖縄の遠浅の海で、これまで30年以上なかなか出来なかったジャイブの特訓をやろうと。 それでも娘や孫が「ジイジ1人で心配や」と言ってくれていますが、ソコは強行突破です・・・(汗)。 40年以上前のウインドサーファー艇(365cmロングボード)のセイルコントロール中心の後傾ジャイブが身に染みてしまい、今の230㎝のショートボードのボードコントロール中心の前傾ジャイブが恐怖心が先立ってなかなか上手く出来ないのです。 問題は体力なので、ジョイフィット岸和田(スポーツジム)に8年ぶりに今月から早速再入会し、ボディコンバットと筋トレマシンでウインドサーフィンを長時間できるような身体作り(スタミナ&パワーのアップ)を計画しています。 風があれば昼はウインドサーフィンをして、夜は国際通りの8つくらいあるロックやジャズのライブハウスへ夜な夜なハシゴして、疲れた身体を音楽で癒そう・・・と。 こんな事が出来るのも、3年前から娘が後継者として仕事をしているからで、会社の将来の後継者問題を先送りせずに先手を打っておいて良かった・・・と。 もちろん遊ぶためにはお金が要りますので、今後も仕事を続けなければなりませんが、仕事と趣味の時間的バランスを考えながら充実した「老後ライフ」を送っていきたいと考えています。 まぁ68歳でも仕事と趣味の両方があって、本当に良かったです・・・(汗)。 シニアライフに本当に大事なのは、健康というベースの上にある年金に頼らないお金を稼ぐスキルと趣味です。 やはり60歳以降の老後は定年を機に急速に下降カーブに陥ってしまうモノですが、そこを少しでも可能性を広げるには、仕事や子育ての忙しい20〜40代でも合間を縫って運動と趣味を継続することで、仕事は家業の伝統や会社に頼らずに自分の能力と時代の変化に合わせる事です。 私は夏になると毎週家族を連れて海に行ってウインドサーフィンなどの海遊びをし、コナミスポーツなどで定期的に運動し、ライブも織物時代は毎週ミナミによく行き家内もよく連れて行き、49歳の時に家業の織物業からトランクルームに転業しました(その後トランクルーム内でバンドスタジオ経営も)。 まぁ、とにかく残された余生を「音楽」「ライブハウス回り」「ウインドサーフィン」「空手」「ドラム」「旅行」「読書」・・・を中心に悔いのないように、好きな事をやろう・・・と。 1つだけだったらオモシロくないので、2つ以上絡めて楽しむのがポイントで、秋の2週間の沖縄旅行は「旅行」「ウインドサーフィン」「ライブハウス回り」の3つ絡めています・・・(笑)。 もしチャンスがあれば、ハワイのワイキキのライブハウスでもやったように、沖縄のライブハウスでもハコバンの飛入り「ドラム」で会場を沸かせて、4つの楽しみにしたい・・・と(笑)。 家内と一緒にスペインのバルセロナで見たように、人生をメッチャ楽しむには「一度にいくつもの自分の好きな事」をブチ込むことです。 「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「 貝塚不動産.com」 「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.com にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.08.13 17:26:24
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