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カテゴリ:中小企業の生きる道
5つのビジネス(トランクルーム171室、音楽スタジオ4室、不動産仲介業、レンタル自習室9室、卓球場3室)を、従業員を誰も雇わないで娘と2人だけの本当にこじんまりとした家族経営でやっています。
5つのビジネスをたった2人で回しているのは、18年前まで営んでいた泉州の地場産業であった家業の織物業で年355日24時間エンドレス稼働で月産20万m(シャツ地換算で13万着)でしたが、それをパート含めたった10人で経営していた事にヒントを得たというか、昔からずっと経営者である父親が人に任せずに何でもかんでも自分でやっていたスタイルだったからです。 ただその父親の背中を子供頃からずっと見ていて、それが普通なんだと・・・私もそれに見習ってやってきただけの話です。 特にトランクルームは大阪最大級、音楽スタジオは泉州最大級で、5つのビジネスは全てユニクロのようなSPA(製造小売り業)的に、中間業者を一切排除し土地と建物の所有者である自社が単独でエンドユーザーと直接ビジネスをしているところがコスト競争力の原点であり弊社の特徴なのです。 誰も頼りにもアテにもせず、18年前に自分1人でトランクルームという新しいビジネスを考えそれを実際に行動に移して、その後4つの新しいビジネスを加え・・・3年前に後継者の娘に事業継承をし始めてホッとしています・・・(汗)。 まぁしかし当然経営者である自分の役割が大きく、織物業当時は現場と営業と経理を主にその他モロモロ全てを1人でやっていました。 特にエアージェット織機導入当初の2年間は男子従業員がいなかったものですから、現場の主要な仕事を全て1人でこなして、もうこれ以上できないというくらい1日18時間も現場を中心に働いていました。 まだ3,40代で若かったから、そんな事が出来たのです。 当時父親はまだ生きていましたので、父親は営業と経理をして、私が現場の全てをやっていたので、肉体労働の疲労がハンパなかったのです。 働き過ぎで食欲も出なかったので体重も激減し・・・これが私の限界と知りました。 人間って「もうこれ以上でいない!」という自分能力の限界を知ることが大事で、殆どの人が本気を出さずに人生を終えていますので、ある意味において如何に自分がラッキーだったかと・・・と思います。 私はたまたまエアージェット織機導入と新工場建設で3億近い設備投資をしたお陰で、全力を出さざるを得ない状況に追い込まれただけですが、それが幸いしたのです。 事実は1つ、考え方は2つです。 人生って、何が幸いするか分かりませんねェ・・・ 織機導入初日に織機メーカーのサービス員が2週間泊りがけで据え付けに来たのですが、その課長が私に「これから私はあなたに技術を教えますが、2週間後には帰りますので、その後はあなたが従業員に指導してください・・・」と言われたときは、2週間後には私しかいない・・・と思うと頭がプレッシャーで倒れそうになりました。 人生でこれほどプレッシャーを感じたのは、後にも先にもこれが最初で最後です。 もし失敗して倒産すれば、3億円をドブに捨てるだけでなく、会社に対して個人保証をしていますので財産のすべてが無くなるのです。 この1987年当時・・・まだ私は31歳で、バブル前のプラザ合意後の日本は円高不況の真っ最中でしたから、そう悲観するのも当然だったのです(汗)。 まぁしかし、若かったんでしょうね。 その時のプレッシャーを全て受け止めて跳ね返す体力も気力もあったのです。 やはり若さ・・です。 あれから37年経ち・・・自分が年を取ったという現実をやはり認めたくないですが、実際今出来る事は限られるのです(涙)。 幸い今は「老体にも優しいラクな仕事」に上手く転業できていますが、それも織物業からトランクルームに転業し・・・18年も掛かっている訳です。 何でも時間が掛かりますので、ちょっと先を見る目と直ぐに実行できる行動力が必要で、頭の中でグルグル考えるだけでは死ぬまで同じ事の繰り返し・・・なのです。 ただ世の中がドンドン変わっていきますので、同じ事の繰り返しが世の中に通じるかどうかは別問題で、それに気づかない人や気づいても変えようとしない(変えれない)人はドンドン悪い深みにハマって行くのです。 私は1987年に織物業の将来と自分の体力を考えて「こりゃダメ」と気づいて、トランクルームというサービス業に180度方向転換したからこそ、今の自分があるのです・・・(汗)。 あの時、自分を変える事ができなければ・・・と思うとゾッとします。 そして単に自分だけが上手く方向転換できたからと言って、今はウクライナ戦争や中東紛争や、隣国が中国とロシアと北朝鮮という自由主義国からすれば訳の分からない国と接し、「新総裁に高市さん」がならなければ日本は更に沈んでいく国になってしまう・・・と危惧するのは私だけでしょうか・・・? という事で、もう誰が見てもオッサンではなくもうリッパなオジイチャンになってしまいましたが、まだまだイケる・・・という気力がある限り、仕事を頑張り遊び倒していきたいと思います。 その気力をキープしているのは空手だったのです。 週1回スタジオでボランティア空手を主宰していますが、その他に先月から8年ぶりに再開したジョイフィット(ジム)でのマシン筋トレとスタジオプログラム(ボディコンバット)だったのです。 それら全てのベースとなっているのが、もう30年以上続けている毎朝の腰痛体操(4年前に脊柱管狭窄症の手術をしているため)も含めた「15分ストレッチ」だったのです。 そして10年以上前から続けている「プチ断食(朝食抜き)」と、昨年末から実行しているお菓子とアイスクリームをやめているダイエットもシナジー効果を発揮しています。 「これ1本でOK!」なんていう単純なモノではなく、ちょっとイロイロと複雑ですが、文字通りストレッチ、空手、マシン、ボディコンバットの「4つ運動」で全身のボディコンディションをキープし、何とかモチベ―ション(気力)を保って68歳でも仕事を現役バリバリで頑張れているのかと思います・・・(汗)。 「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「 貝塚不動産.com」 「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.com にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.09.18 17:41:10
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