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カテゴリ:中小企業の生きる道
昨日午前中は先日購入した「スタジオ0724」のお客さん向けの150坪の駐車場用地の整地工事の前に、うちも氏子である隣村の森神社の神主さんにお祓いをしてもらいました。
この神主さんとは、数年前に孫を連れて森神社の遊具で遊んでいた時に知り合い、それが縁で神社の玉垣を1本寄付させて頂きました。 そして午後から本格的に整地工事に入りました。 工事は町内の長年お付き合いのあるK工務店さんです。 ここは18年前のトランクルーム改造工事で大変にお世話になったところで、子供の頃から知っていて町内のだんじり祭でも一緒によく行動していた信頼のおける親方です。 お祓いの前の草刈りも、子供の頃からよく知っている町内の造園屋さんです。 やはり地元の業者さんに頼むのが1番です。 そういった地元の業者さんを「知っている」というのが私の強みです。 商工会議所やJCやライオンズ(ロータリー)クラブや会社や業界といった最初から作られた人工的な人脈より、地域と仕事に密着してジワジワできる人脈の方が遥かに強固です。 私の場合は先祖代々もう何百年も名越に住んでいる事がラッキーで、私は何もしていませんが、父方や母方を含めた膨大な数の親族が泉州一帯に広がっている事が直接的にも間接的にもメリットを享受しているのです。 もし親族に犯罪者がいれば、それも一巻の終わりでしたが・・・(汗)。 まぁサラリーマン生活から家業の織物業に戻ってこれまで40年間で、織物工場の改造、新工場建設、自宅新築、2棟の織物工場をトランクルームに改造コンバージョン、実家のリフォーム、自宅のリフォーム、実家と自宅の剪定、2棟のトランクルームの屋根のリフォーム(ガルバリウム鋼板のカバー工法)・・・といった新築やリフォームで多くの地元の建築や土木の業者さんや職人さんとの付き合いの中で、こういった人脈を築いてきたのです。 これって無形の財産だったのです。 転勤が多いサラリーマンだと自宅と会社の往復だけで人生の多くの時間を費やして定年退職したら何も残りませんが、我々長年地元に根を張って工場(倉庫、土地、自宅、店舗、ビル、アパート&マンション)を所有している零細企業経営者は会社経営以外にこういった「目に見えない蓄積」があったのです。 実はこれが大きいんですねェ・・・ というのは、業者を介さずに直接職人さんや地元の工務店に仕事を頼みますから、「安くて確実」な仕事を期待できるのです。 「この差額」の累積は無視できず、例えば新工場建設なんかではサラリーマンが40年間一生懸命働いて得た退職金くらいは軽く浮いてくる程です。 子供の頃から遊ぶのも我慢して塾通いで一流大学に合格し卒業して一流企業に就職し40年間勤めても、結局退職金なんて知れていますし、定年で会社から放り出されて退職金以外に何も残らず後悔しても後の祭りだったのです。 まぁサラリーマンだと40年の社会人生活で営業とか経理とか工場とか1つか2つくらいの仕事しかしませんが、我々零細企業経営者は営業から経理~現場まで何でもこなさないとヤッテいけませんから、自然とこういった生活に大きく関連した建築や土木関係の人脈が広がっていくのです。 更に、普通のサラリーマンなら一生ほとんど縁がないであろう建築や土木に関連する弁護士、司法書士、税理士、土地家屋調査士といった士業との付き合いや、同業者の不動産業界のネットワークのメリットも見逃せません。 50歳の老体にムチ打って必死に勉強し宅建士(不動産業界の独占業務の国家資格)を取って、会社としても大阪府知事の免許を取り・・・本当に良かったと思います(涙)。 苦労した甲斐があったのです。 まぁ地元で祖父の代から長年織物業を営んできて、18年前にトランクルームに転業し・・・その後不動産仲介業、音楽スタジオ、レンタル自習室、卓球場をやって来てきましたが、元織物工場を活かした店舗ビジネスなので、どうしてもアレコレ改造する必要があったので、そういった時にこういった人脈が必要だったのです。 私も三ツ松の左甚五郎の分家の分家という末裔として、トランクルームのロフトを殆ど作ってきましたが、それでも自分でやるには限界があったのです・・・(汗)。 まぁインターネット時代ですが建築や土木に関しては「地元の業者を(リアルに)知っている」というのが大きなポイントで、テレビやマスコミで宣伝している大手業者も多くは結局は地元の業者(or専属の下請け)に仕事を発注しているのが業界のカラクリなので、施主は広告宣伝費と大手業者の利益を負担させられているのです。 考えてみれば当たり前の話ですが・・・「知らない」というのは、結局こういう事です。 という事で、着々と準備が進み、あとはブロック、数字のペンキ、看板、WEBサイト、SNS・・・とイロンナ準備に今月は忙しくなりそうです(汗)。 まぁ今月中には駐車場の利用が出来る事でしょう。 今回は取り敢えずジャリの駐車場で17台くらいしか駐車できませんが、これから本格的に諸々の手続きがあり1年後くらいはコンクリート擁壁とアスファルト舗装で20~25台くらいは駐車できるでしょう。 「トランクルーム貝塚」「スタジオ0724」「 貝塚不動産.com」 「貝塚卓球センター」「テレワーク&スタディ貝塚」 大阪府貝塚市名越661 tel:072-446-0798 mail: info@sasatani.com にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.11.10 09:32:52
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