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魂が震える素晴らしい舞踏を見た。
人が生まれてから死ぬまでの一生を舞踏で表現していた。(ように思う) 生まれたての頃はまだ動きもぎこちなく、少しづつ自由に動けるようになり、びっくりしたり、苦しんだり、悩んだり、嬉しい事があったり、やる気がなくなったり。。。 なんだか自分の人生を見ているようで、瞬間的に今まで自分が生きてきた中での様々な場面が走馬灯のように(見た事ないけど)頭の中を駆け巡った。 自分が生まれた時に両親が喜んでいる顔や、自分が小さい時に悪さをした時の親の悲しそうな顔、自分の生きて来た人生の途中で出会った色んな人の顔。。。 自分の生きて来た人生はいったい何だったのか? 自分は何者で何をやるために生まれて来て、どこへ行こうとしているのか? 自分の中に住む悪魔と天使の葛藤。。。 これらの他にも書ききれないくらいの感情や思いが一気に沸き上がってきて、思わず感極まってしまい、途中しばらくは舞台を見れなかった。 舞台の最後は天からロープが降りて来て、そのロープを最初は必死に拒否するのだけど最後には受け入れて天へ昇って行く。。。 正に人の一生のダジェスト版を見ているようだった。 生まれてゴチャゴチャして死んでゆく。。。 動物が生まれて子供を産んで死んでゆくように人間も生まれて死んでゆく。 ただそれだけだと思った。 生まれてゴチャゴチャして死んでゆく。。。 生きているだけでいいと思った夜だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年06月07日 10時33分45秒
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