カテゴリ:映画
2004年 監督エリック・ブレス、J・マッキー・グルーバー [出演]アシュトン・カッチャー、エイミー・スマート、ウィリアム・リー・スコット、エルデン・ヘイソン、メローラ・ウォルターズ、エリック・ストルツ もしも過去の行いを正せるとしたら、 幾つかの記憶を辿り時間の軸を曲げれるとしたら・・。 バタフライ・エフェクトとは初期条件のわずかな違いが、未来の結果に大きな差を生み出すという意味らしい。なるほど、まさにそういう意味合いがよく当てはまる作品だ。 製作のクレジットにも名を連ね映画作りにとても意欲的だったというアシュトン・カッチャー主演のサスペンス。ソウやシックス・センスなどの衝撃が再び感じれて、なおかつ前2作にはないほろ苦いラストを迎える。 エヴァンは幼いころから記憶を無くしてしまうことがあり、精神科の先生のすすめで日記をつけはじめる。やがて時は経ち大学に進み、記憶を失うことなく平穏に暮らしていた。 ある日、エヴァンは7歳のころからかき続けてきた日記を見つける。 その文章を読んでいると突然彼の意識は日記を書いた当日の風景の中にいた。 子供のころの自分、隣にはケイリーと2人の悪友。 目の前の家の郵便受けの中には彼らのいたずらでダイナマイトが入っているはずだ。 ここで何か重要な事件が起こったはずだが、そのときの彼の記憶は欠落していた。 今の状況に訳が分からないエヴァンはふと銜えていたタバコで腹を焼いてしまう。 やがてその夢のような意識から目を覚まし、ここが現実であることを確認しようと服の袖をまくると、そこにはタバコで焼いた痕が・・。 過去を変えるというテーマはこれまで色んな作品で目にしてきましたが、本作は脚本の良さで他作品を抜いている感じがします。 展開は <過去に戻って未来を変える> の繰り返しなんですが、そのシンプルな中に衝撃的な小道具が随所に仕込んであり、飽きさせない作り。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年12月31日 11時36分49秒
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