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テーマ:猫のいる生活(138882)
カテゴリ:猫
今日の新潟は薄日がさしてます。
中越沖地震が発生した日7/16の朝から外に 出ていた『クロ』が戻って来ませんでした。 『クロ』は朝7時半頃外に出るとお腹を空かせて、 地震があった頃の10時過ぎにはいつも帰って来ます。 『クロ』は地震にとっても驚いたのでしょう。 どこかの家の縁の下でパニックを起こしているのかと思い、 帰って来るのを待ってました。 午後になっても帰って来ないので、娘も私も何度も近所を探しました。 見つかりませんでした。 いつも家から「クロ帰っておいで」と呼ぶと帰って来る『クロ』です。 何度呼んでも帰って来ませんでした。 夜になっても帰って来ません。さすがに何かあったのかと心配になりました。 何度も家から呼び、また近所を探しました。 その夜はいつ帰って来ても分かるよう居間で寝ました。 『ぶーにゃん』も帰って来ない『クロ』を心配してるように 窓のところで外を見てました。昨日もです。 結局朝まで帰って来ませんでした。 5時ごろ娘が起きて来て、『クロ』を探しに行きました。 娘が見つけました。娘はホントに猫を探す才能に優れてます。 娘と一緒に『クロ』の所に駆けつけました。 土手へ登る道端の草の上で死んでました。 車に跳ねられたようです。多分即死だったと思います。 午前中に帰って来なかったから、最初の地震でパニックを起こし、 道路に飛び出たのでしょう。 「クロなの」が最初の私の言葉でした。 そして「クロそんなところで何しているの」と言いながら涙がボロボロでました。 「苦しまなかったよね」とか「馬鹿だな」とか「地震怖かったね」とか 色々言ったと思います。 持って行ったT シャツで包んで家の庭に持って来ました。 5.2kg重かったです。心も。 庭の梅ノ木のそばに穴を掘りました。 顔を拭いて、全身を触って(頭部挫傷、足の骨折がありました)、 穴に入れ、大好きな餌を一緒に入れ土をかけました。 最後に庭のお花を供え、娘と一緒に泣きつくしました。 この地震で動物たちの命も亡くなったと思います。 地震は本当に怖いです。そして交通事故も。 年を取って逝くのとは違い、3歳で逝ってしまった『クロ』。 それも寿命なのでしょうか?早すぎます。 この兄弟は2匹とも交通事故で亡くなりました。 もともと外にいた猫でうちに住み着いた兄弟猫です。 『クロ』は外に出さないと網戸まで破いて出る子でした。 窓も戸も開ける子でした。家の中だけの生活は 『クロ』にはストレスだったと思います。 好きな外に出ての事故ですが、 「外に出さなければ良かった」とやはり後悔が残ります。 また娘に悲しい思いをさせてしまいました。 『クロ』のこと思い出すと涙が出てきます。 一緒に寝て、朝起こされ、特に朝の甘え、 グルグル言って布団の中に入って来たり、 トイレまで入ってきて膝の上に上がってグルグルしたり。 もうそんなこともできない。寂しいです。 しばらく涙することが多いと思います。 元気な頃の『クロ』の写真です。 『クロ』3年間ありがとうまた生まれ変わったら、うちにおいでね。 また一緒に楽しく暮らそう。天国で兄弟で仲良く暮らしてね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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