今回のユニの一連の出来事を自分なりに整理して記事にしようとまとめて書いていたのですが、どうにも話がオーダーサイトやミズノに対してネガティヴな、暗い方向へ行ってしまうので（笑）、気分転換に久々に本を買ってきました。

　今回買ったのはこの2冊。角川書店『なぜ日本人は落合博満が嫌いか？』（テリー伊藤）と、洋泉社『プロ野球「戦力外通告」』（美山和也・他）。



　『なぜ日本人は～』は、面白いです。自分も中日ファンでありながら落合監督のことはあまり好きではないのですが、本書は中日ファンだけでなく、まさに自分のような人に読んでもらいたい本です。定価724円（税別）。



　他球団のファンには落合監督が嫌いという人が多いみたいですが、著者のテリー伊藤氏は、「それは、日本人が落合の凄さを評価できるほど、大人になっていないからではないだろうか」と問いかけています。

　もう1冊の『戦力外～』は、書店で手に取ってパラッとページをめくったらいきなり野口（元中日～元巨人）が出ていたので即買いしてしまいました。野口の過去と現在が色々書かれていますが、びっくりしたのは野口がまだ現役をあきらめていないということ。義父の飲食店の手伝いをしながら、トレーニングに励んでいるそうです。



　野口は同世代ということでずっと応援していた選手なので、海外でもどこでもいいのでまたどこかで投げる姿を見てみたいです。河原のように、浪人してまた日本プロ野球界復帰……なんてことになったらいいんですけど…厳しいだろうなぁ…。

　それ以外に5人の「元・プロ野球選手」の話が出ていますが、元楽天の吉岡以外は皆あまり知らない人たちばかりでした。定価800円（税別）。このブログの読者の方の中にはこの手の内容が好きな人は多いと思うので（？）そういう方におすすめです。