テーマ:最近観た映画。(40146)
カテゴリ:映画
今日は『虹の女神』の試写会に行ってきました。 なんか、いい映画でした 主演の岸田智也役には、以前からテレビのドラマなどで、 かわいいなぁと思ってた、市原隼人。 ヒロイン、佐藤あおい役は、上野樹里。 一番初めはは、空のシーンから。 そして、虹が・・・「おととい、見たばかりだぁ」 それから、市原君のいかにも頼りない仕事ぶりと、 始まって何分も経ってないのに、 あおいが飛行機事故で亡くなったニュースが流れるシーン。 物語は章仕立てで進んで行き、1章ストーカー、2章・・・最後の5章が虹の女神。 全体を通して、最近の映画のきれいな画像とは違って、 デジタルじゃなくフィルムなの?っていう感じの映像です。 頼りなくて、演技も下手だと思っていた市原君がかなりいい感じで、 それにも増して、上野樹里演じるあおいの凛とした態度は、 人に媚びず、女性を前面に出さずに、一生懸命強く生きようとしている。 そんな様子が感じられて、とても魅力的でした。 あおいは岸田のことを、本当は好きなのに、好きと言えない。 アメリカに行く事を止めて欲しいのに、はっきり言えない。 何よりも、一人の女性として見て欲しいのに、 なかなか、友達の関係からそれ以上になれない・・・ そして、岸田もあおいのことが、気になるけど、 異性として好きなのか、友達なのか自分の気持ちがはっきり分らない。 でも、あおいの存在が徐々に大きくなっている・・・ そんなもどかしさが一杯に伝わってきました。 あおいが死んで、初めて、その存在の大きさに気付くなんて、 なんだか、みんなそうかもしれませんね。 二人が初めて虹を見るシーン。 空を写すのがと思ったら、二人の足元の水溜りに映った虹を大写しにして、 それの方が、印象的でした。 そして、最後に岸田があおいの気持ちを知って、泣くシーン。 こらえようとするけど、どうしても嗚咽がとまらない、 その本物の涙のシーンがよかった~ かなり、な映画でした。 『虹の女神』は、10月28日、今度の土曜日から公開です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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